Necromakeycon-ネクロマキコン-

唐揚げを揚げつつ横スマを振ります。

#スマブラSP オフ大会超初心者向け解説記事(スマブライベント用語集)

神奈川スマブラ対戦会クロブラ主催のクロマキバレットです。

 

クロブラを除けばスマブラ3DSの頃からイベントを主催しています。

SPが発売されてから「初めてオフ大会に参加します」という方が多くなりました。

そのため、大会でよく使う用語や、大会参加経験者なら絶対わかるような基本的なルールについて聞かれて、都度対応に追われることが増えてきたので、あちこちで説明する手間を省くためまとめてみることにしました。

 

ルール等に出てくる用語

総当たり

主に予選で行われている対戦形式です。

予選が1ブロックに10人いれば、自分以外の9人と対戦して全体で何位になるかを競います。

 

シングルエリミネーション/ダブルエリミネーション

主に本戦で行われるトーナメントの形式です。

シングルエリミネーションは1回負けたら、ダブルエリミネーションは2回負けたらトーナメント敗退となります。

シングルエリミネーションはスポーツの世界でも一般的なものなので、馴染みがあるかと思います。

 

ダブルエリミネーションは勝者側(現在無敗の状態、あと2回負けたらトーナメント敗退)、敗者側(1回負けた状態、あと1回負けたらトーナメント敗退)に分かれます。
馴染みがないかもしれませんが、格ゲーやスマブラなど対戦ゲームの世界ではダブルエリミネーションが一般的です。

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実際のトーナメント表を見るとわかりやすいと思いますが、ダブルエリミネーションの場合、勝者側で負けた人は敗者側に落とされます。

そのまま試合を進行し、最終的に勝者側の勝者、敗者側の勝者で最終戦を行います。

 

 

GF/GF Set2(ホントの最終決戦)

GrandFinalの略です。

シングルエリミネーションの場合は勝ち上がってきた人同士の決勝戦ダブルエリミネーションの場合は先述の勝者側の勝者、敗者側の勝者が戦う優勝決定戦です。

 

ダブルエリミネーションの場合、GFで勝者側から勝ち上がってきた人が負けた場合、勝者側の人はまだ1回しか負けていないので敗者側に落とされます。

これでどちらも敗者側に落ちてトーナメントに残っていることになるので、再度同じ組み合わせでGFを行います。

この最後の試合を「GF set2」とか「ホントの最終決戦」と呼びます。

 

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ちなみにこの「ホントの最終決戦」は、スマブラDXのイベント戦No.51「ホントの最終決戦」から来ています。

 

 

WF/LF/WSF/LSF/WQF/LQF

以下の略です

WF 勝者側決勝 WinnersFinal

LF 敗者側決勝 LosersFinal

WSF 勝者側準決勝 WinnersSemiFinals

LSF 敗者側準決勝 LosersSemiFinals

WQF 勝者側準々決勝 WinnersQuarterFinals

LQF 敗者側準々決勝 LosersQuarterFinals

 

BO3(2先/2本先取)/BO5(3先/3本先取)

BO3はBest Of 3の略で、日本語で言うと「2本先取(2先)」の意味です。

「最大3戦やって先に過半数以上勝ったら勝利」という意味合いです。

 

同じくBO5は「最大5戦やって3本先取したら勝ち」なので、日本語で言うと「3本先取(3先)」となります。

 

WAVE(ウェーブ)

主に予選で使われる用語で対戦する際の区切りのことです。

参加者が多い場合、予選の時間を分けて「WaveA」「WaveB」…とわけて予選を実施します。

 

例えばクロブラの場合、参加者が80人います。

1ブロック辺り10人に分けると、予選が全8ブロック完成します。

80人全員で一度に予選を行うと機材も足りず大変なので、2つに分けて午前にブロック1〜4の人たちの予選、午後にブロック5〜8の人たちの予選を行います。

この午前予選をWaveA、午後予選をWaveBなどと呼んでいます。

 

 

同期台

プロコンの対戦台からの同期解除を行うための台です。

プロコンを使用したプレイヤーが台を離れたあと、ホームボタンを押したりすると対戦中に先程対戦した台がホームに戻ってしまいます。

これを防ぐため、プロコン(無線コン)使用者には台を離れる際には必ず同期台のSwitchにプロコンを接続してもらっています。

こうすることでプロコンを間違えて触ってしまっても同期台が動いてしまうだけなので、対戦台への影響を防げます。

プロコンを利用する方は注意してください。

 

以下の記事も参考にしてください。

 

chromakeybullet.hatenablog.com

 

 

シークレットオーダー

キャラクター選択時に被せ合いを防ぐための手段です。

 

  1. Aさんがマルスを出したのを見て、Bさんがシークを出しました。
  2. それを見たAさんはマルスを引っ込めてフォックスを出しました。
  3. それを見たBさんはシークを引っ込めてマルスを出しました。
  4. それを見たAさんがフォックスを引っ込めてシークを出しました。

というようにキャラの被せ合いになってキャラが決まらない場合に使用します。

 

方法としては、

  1. プレイヤー2名がスタッフなど第三者に相手プレイヤーにわからないよう使用キャラを伝える
  2. 三者が先程伝えられたキャラを宣告し、そのキャラで対戦を実施する

 

という流れです。基本的に「キャラの被せ合いになった時」に使用します。

※別の界隈では「シークレットオーダー」ではなく、「ダブルブラインド」とかで呼ばれてたりもしますが内容はほぼ同じです。

 

スターターステージ/カウンターステージ

スターターステージは初戦から選択可能なステージ

カウンターステージは2戦目以降に選択可能なステージ

のことです。

 

例えば、BO3時の1戦目ではスターターステージしか選べず、2、3戦目はカウンターステージを含む全ての対戦可能ステージからステージ選択できます。

 

 

BAN(バン)ステージ/拒否ステージ

ステージの選択時における「対戦したくないステージ」のことです。

スマブラでは数ステージから対戦ステージを決める際に対戦したくないステージをBAN(拒否)していき、最終的に残ったステージから対戦ステージを決定します。

 

ポート

スマブラにおける1P、2P…のことをポートと呼びます。

そんなのどこでも同じでしょと思うかもしれませんが、ゲームはプログラムなので、一度に同時に行えない処理には、処理される優先順序というものがあります。

全く同時に複数プレイヤーが崖を掴んだ時、全く同時に掴みになったとき(SPでは掴み判定も相殺されますが…)、など

 

ステージ選択権/ポート選択権

対戦時にステージ、ポートを決めるためのじゃんけんをした後で得られる権利です。

ステージ選択権を取ると対戦ステージを決めるのに有利になり、ポート選択権を取ると好きなポートで対戦することができます。

 

直接対決

予選総当りで勝数が同率だった場合などに順位をつけるためのものです。

 

例えば、予選で5勝4敗の人が2人いて、どちらか1名が予選抜けとなるとします。

その場合に予選時の2人の対戦結果を確認し、勝っていた方を勝ちとするのが「直接対決」と呼ばれる決め方の方針です。

3人など奇数人数で勝敗数が並んだ場合は直接対決で決めきれないですが、偶数人数ではこの方針で対応が可能です。

 

DQ

Disqualificationの略で「失格」の意味です。

 

遅刻や不正等でトーナメント参加できなくなった場合はDQとなります。

smash.ggでも試合結果入力欄にDQが存在します。

 

Aクラス/Bクラストーナメント

Aクラストーナメント→予選抜けた人のトーナメント
Bクラストーナメント→予選落ちした人のトーナメント

スマブライベントでは基本的に勝者を決めるためにトーナメント方式で対戦を行います。

その際人数が多い状態でトーナメントをやると混乱してしまうので、「予選」を設けてある程度候補者を絞ります。

予選で勝った人はもちろんトーナメントに参加となりますが、予選で負けてしまった場合、負けた人はそこで終了となります。

 

基本的には予選で落ちたらそこで終わりなのですが、イベントによってはBクラストーナメントとして予選抜けれなかった人たちでトーナメントを行う場合もあります。

クロブラでは毎回行っていますが、実施しているイベントとしていないイベントはあるので確認しておきましょう。

 

フリー台

フリー対戦可能な対戦台のことです。

トーナメントの進行によって不要な台が増えてくると、今までトーナメントで使用していた対戦台をフリー台として開放されます。

基本的にトーナメントのルール以外の対戦でもなんでもしてもらっても構いませんが、フリー対戦をしたい人は複数いますので、数戦して必ず交代するようにしましょう。(イベントルールとして原則〇戦交代を設けているところも多いです)

 

 

サイト名

Twitch

https://www.twitch.tv/

海外のゲーマー向け動画配信サイトです。

ゲームの配信サイトとして世界的に有名です。

 

challonge

https://challonge.com/ja

トーナメントが作成できるサイトです。
トーナメント作成者がプレイヤーの名前を入力することでトーナメントを作成できます。
簡単なトーナメントを作成したい場合におすすめです。

 

smash.gg

https://smash.gg/

大会のイベント登録、トーナメント管理、試合戦績の記録など、ゲームのイベント向けに作られたサイトです。

スマブラユーザー用に作成されていましたが、ゲーマー向けイベントに特化しているため、現在ではEVOなどでスマブラ以外のゲームにも使用されています。

プレイヤーがサイトにユーザー登録を行い、希望のイベントに参加申請することでトーナメントに参加できます。

 

 

大会の流れについて

イベント前日まで

参加申請

smash.ggなど、イベント参加申請ページから参加申請を行います。

イベントによって参加制限がある場合もあるので、あらかじめ確認しましょう。

 

募集の開始や開催日時は各大会のTwitterアカウントやDiscordサーバーで展開されるので参考にしましょう。

 

参考までにクロブラのDiscordサーバーはこちら。
誰でも加入可能で、ユーザーからの質問やキャンセル遅刻連絡、運営からのお知らせの展開用に使用しています。

discord.gg

 

 

Twitterアカウントについては、自分が把握しているイベントに関してはリスト化していますので良ければ参考にしてください。
この大会のアカウントが載ってないよ、という場合は声をかけていただければ追加いたします。

twitter.com

 

 

また、smash.ggを使用した申請手順はこちらに記載しているので参考に。
(これを見ても申請方法がわからない場合は、イベントのアカウントやスタッフに質問しましょう)

docs.google.com

 

持参枠/一般枠/見学枠

参加の際は、持参、一般、見学など、どの枠で参加するか確認しましょう。

 

持参枠とは、Switch等機材を持参する代わりに参加費が安くなったり、優先して申請が可能になる参加枠です。

ただし、大会開催のため必要な機材の持参協力をお願いしているため、非正規品の持参はNGです。

 

また、ケーブルやソフトの持参忘れ、許可されていない非正規品の持参などがあると、参加費割引が適応されなくなる場合もあるので、必ず機材のチェックをしましょう。

 

キャンセル対応/参加繰り上がり

参加募集が埋まっても、当日までキャンセルが発生する場合があります。

大会にもよりますが、参加枠が埋まった場合は「キャンセル待ち」として登録でき、キャンセル者が出た場合は自動で繰り上がり参加が可能になります。

 

予選ブロック発表

大会前日辺りに予選ブロックが公開されます。

smash.ggの場合は大会ページから確認でき、それ以外はTwitter等で公開されます。

午前/午後どちらに割り振られているか、自分のブロック番号等を事前に確認しましょう。

 

イベント当日

設営

機材を倉庫から会場に運び込み、設営をします。

スタッフがメインになってやりますが、手伝ってくれる人がいたら嬉しいです。

 

受付

参加費を払って「名札」を貰います。

名札は参加受付をした証明にもなるので、必ず1人1枚です。

また、参加費は事前に確認してお釣りの出ないようにしましょう。

 

名札イメージ 

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遅刻・キャンセル連絡

急な体調不良でのキャンセル、電車遅延等で遅刻する場合もありますが、まずはTwitterやDiscordで大会アカウントやスタッフに連絡を取りましょう。

連絡なしでの遅刻は棄権とみなされ、基本的に予選に参加できません。

また、連絡なしでのキャンセルも、今後イベントに参加できなくなる場合があります。

 

現状スマブラのイベントはとても人気で需要が高く、参加枠がすぐ埋まることが多いです。
無断欠席、無断遅刻は、「もしかしたら他の参加できた人が入れていた枠」を潰してしまうことになります。気を付けましょう。

 

キャンセル繰り上がり

当日のDQやキャンセルが発生した場合、「キャンセル待ち」に登録していた人を空いた予選ブロックに補填します。

予選ブロックのメンバーが変わる可能性もあるので運営からのアナウンスは聞きましょう。

 

開会式

大会のルールや会場の案内等の説明をします。
重要なので、後で「聞いていなかった」ということがないように、前に立つ人の発言を聞けるよう静かにしましょう。

当然のことのようですが、大会に慣れてくるほど守らなくなる人が増える傾向にあります。大事なこともお知らせしているので、協力をお願いします。

 

予選開始

各WAVEごとに、ブロックに分かれて予選を行います。
予選では1番シード(予選ブロック内で強い人)や予選ブロック内のスタッフにスコアを入力してもらいます。

紙媒体や、スマホなどからsmash.ggに入力などの方式があります。

 

本戦開始

予選を抜けた場合、また落ちてしまってもBクラストーナメントがある場合は本戦としてトーナメントに参加します。

本戦の流れです。

  1. 受付で対戦台と名前を呼ばれる(〇番台で○○vs××です)
  2. 対戦の組み合わせ、対戦台を把握する(受付で対戦台番号が書かれた番号札を貰う)
  3. 対戦台で試合実施
  4. 勝者が試合結果を報告(受付に番号札を返却)

イベントによっては(これもクロブラの話なのですが)、受付で対戦台の番号が書かれた札を呼び出し時にプレイヤーに渡しています。

これを渡すことで、スタッフ側では「〇番台は、現在試合中/空き状態」を認識しています。

番号札を渡された場合は結果報告時に番号札も返却するようにお願いします。

 

また、4の試合結果報告時は「○○vs××(対戦者名)、2-1で○○の勝ちです」みたいな報告をしてもらえると助かります。
トーナメント表には勝利数まで記載するようになっているので「○○勝ちです」だけ言われると、再度聞き直すことになります。

 

トーナメントの結果はchallonge、smash.ggどちらも個人のスマホから確認ができます。

次の試合は誰と当たるだとかを事前に把握して備えましょう。

 

自分が本戦に残っている場合、いつ呼び出されるかわかりません。
一旦会場を抜けてトイレなどに行く場合、次の対戦相手や、呼出しを行っているスタッフまで席を立つことを伝えましょう。
呼出しで何度も呼んでいるけどプレイヤーがいない場合、遅延行為とみなされてそのまま失格になる場合もあります。

 

フリー対戦

トーナメントが進み、トーナメント進行に不要な空き台が増えてくるとフリー対戦可能な「フリー台」が解放されます。

数戦で交代することを意識しながら、色んな人と対戦してみましょう。

 

サブイベント

これもクロブラではよくやるのですが、トーナメントがすべて終わった後、サブイベントとして乱闘トーナメントやチームイベント、特殊ルールイベントなどを行います。

基本的に「時間が余ったらやる」という位置付けなので、できない場合もありますが。

 

片付け

イベントが全て終わったら片づけを行います。机や椅子、モニタの解体などを行います。
公式の大会とは違って、スマブラのイベントはほとんどが一般のスマブラが好きなユーザーが大会を開いています。

スタッフではない参加者の方も、設営や片付けをなるべく手伝うように意識してみてください。

 

イベント後 

アンケート

これも大会にもよりますが、大会後に参加者に向けたアンケートを取っています。

「ここを改善してほしい」「これは良かったから続けてほしい」という意見は、必ずアンケートを通して上げてください。

 

Twitterで空中リプライな感じの意見を垂れ流すだけでは「ただ文句言ってる人」で、運営側の耳には届きません。

改善を望むのであれば、アンケートに回答しましょう。

 

最後に

主にイベントで混乱しそうなところをまとめました。
大会によってはここに記載した方針やイベントの流れとは異なるものもあると思いますが、基本的な流れはほとんど同じです。

 

この記事を読んでもイベントのことについてわからないとか、不安だとかあれば、早めに大会アカウントやスタッフまで問い合わせをしましょう。

 

GCコン、GCコン接続タップのオンライン署名終了について #スマブラSP

以前、品薄になっているゲームキューブコントローラと接続タップについて、「再販を求めるオンライン署名」を行いました。

 

www.change.org

 

皆さんの拡散の協力もあり、500名以上の方に賛同いただきました。
本当にありがとうございます!

 

本日、任天堂公式からGCコンとGCコン接続タップの再販が発表されました。

GCコントローラ

https://store.nintendo.co.jp/item/HAC_A_GCCKE.html

 

GCコントローラ接続タップ

https://store.nintendo.co.jp/item/HAC_A_GGGKA.html

 

 

再販が決定しましたので、オンライン署名の方も終了いたしました。

皆さま、ご協力ありがとうございました。

 

 

#スマブラSP オフライン大会で使用している機材まとめ(2019年夏ver)

神奈川スマブラ対戦会クロブラと、横浜で開催しているハマブラの主催のクロマキバレットです。

 

以前スマブラ大会で使用する機材で「これ使ってるよ!」というのを紹介する記事を書いたんですが、記事書いた当時はスマブラWiiUの大会で、追加した機材も多いため再度まとめようと思います。

 

モニタ

GL2460BH

低遅延モニタはBenQ以外にも様々ありますが、スマブラではBenQモニタでほとんど統一されています。
BenQモニタの中でも、オフ大会では24インチ程度のものが主流となっています。
 

BenQモニタの商品説明に記載されている「応答速度1ms」などの記載ですが、設定を正しく行わないと最大のパフォーマンスが発揮されない場合があります。

 

BenQの型番によってAMAの設定までのメニュー内容が違ったりとかあるかもしれませんが、設定する項目はあるので確認しておきましょう。

 

RL2460S

大会利用の場合は、余計な機能がない、BenQの中でも安価なモニタが使用されていますが、個人利用の場合はモニタからHDMIのアウトが付いている(HDMIパススルー)もの、HDMIの入力が2つあるものがおすすめです。  

パススルー付きで、
Switch→モニタ→キャプチャボード→PC

と接続することができるので、「キャプチャボードを間に挟むことで遅延が発生するのでは?」という心配がなくなります。

HDMIの入力が2つあることも魅力です。SwitchとPS4を常に接続しておけるので、別ハードのゲームやるときでもケーブルの切り替えの必要がなくなります。

 

スピーカー

スマブラ勢が一番使っているスピーカー。

BenQモニタの音声出力は弱く、大会会場ではゲーム音が聞こえないということもよくあるのでスピーカーを使用します。

USB給電なので、コンセントで場所を取らないというメリットがあります。

 

 

 

なお、このスピーカーですが、BenQモニタとの相性はよいためクロブラ含むオフラインのイベントでは正常に動作していますが、ハマブラで使用したモニタとは相性が悪かったらしく、音声にかなりノイズが入っていました。

USB給電ということもあり、電力が足りない、ということも考えられますが、大会で使用しているBenQでは今のところ問題は起きていません。
BenQ以外のモニタを使用する場合は、音声がそこそこ出ておけばスピーカーいらないんじゃね?とも思いますが、音量が微妙そうならもしかしたら使えないかもしれません。

 

USBハブ

WiiUの頃はハブは不要でしたが、SPからは必須アイテムとなりました。

クロブラでは2タイプを使用しています。

 

エレコム U3H-A411BBK

 

エレコム U3H-T405BBK

USBハブがなぜ必要かについてピンときていない人もいると思うので解説。

SwitchにはUSBポートが3つありますが、有線でプロコンを接続したり、ホリコンを使用する場合に増設が必要になります。

Switch┬側面 GCコン接続タップ(黒)

        ├側面 GCコン接続タップ(灰・振動)

        └背面 USBハブ┬スピーカー

                         ├空き(プロコン、ホリコン用)

                         └空き(プロコン、ホリコン用)

ホリコン同士の対戦を考慮した場合、USBハブは最低3ポートは必要です。

また、Switchのドックの背面のUSBはUSB3.0が有効になっています。USBハブは3.0対応のもので、背面のポートを使用しましょう。

 

名札ケース・名札紐

紐とケースが一緒に売ってるものもあるんですが、「封ができるもの」が個人的に使いたいのでクロブラではこれを使用しています。

 

zipロック付きなのは、名札以外に何か入れておいて落ちないようにできるし、片付けやら作業とかで動くときもあると良いかなー程度に思ってます。

 

 

 

 

 

正直名札ケースに関しては名前さえわかればいいと思ってるので、こだわりがないのであれば100均の100円で数人分のやつを買うより、大量に入ってる安いやつでも良いかなと思ってます。

 

名札台紙

みんな大好きA-oneの名刺用シート。

家庭のプリンターで名札が印刷できます。

 

 

A-ONEの名札はかなり便利になっていて、公式がWeb上で印刷テンプレート等を用意してくれているので、画像とか埋め込んで印刷するだけです。
Wordでもプリセットみたいなのがあったんですが、Wordで設定するより公式のWebから印刷したほうが確実でした。

www.labelyasan.com

 

用紙については、両面用のものも最近採用し始めました。

表面は名札イラスト、裏はQRコードみたいな感じで裏面もなにかの用途に利用できるので両面使えるものが便利です。

QRコードを名札に印刷することで、ルールを紙に印刷するのを廃止して各自スマホで確認できるようにしています。

 

ルールを紙に毎回印刷すると、印刷したルールが古かったり 、印刷するの自体を忘れていたり、印刷したけど大会当日家に置いてきてしまったり、という問題が起きかねないので対応策という面も兼ねています。

 

結束バンド(盗難防止策)

Switchの盗難防止策として、他の大会でも策は様々実行されていますが、クロブラでは100均のカゴを2つ重ねてSwitchを入れといて結束バンドで封印するという方式でやってます。

chromakeybullet.hatenablog.com

 

Switch自体はドックに差すだけで、実際一瞬で持ち去ることが可能です。
果たしてこれがベストな対策法かと言われると微妙ですが、 大会としてはトラブルが起きる前に対策しようということですね。

 

 

 

 

 

まさかカゴ作ってるメーカー側も、1人の一般人からカゴ60個も購入してもらえるとは思ってなかったでしょうが…。

 

電源タップ

電源タップですが、色々種類はあるのでどういうの買えばいいかという点で候補は多いです。

基本的にコンセント口を増やせればそれでいいんですが、1つの電源タップに2台くらいのSwitchを使用するとして、Switch2台、モニタ2台と、延長として別の電源タップを差す想定で5口はあるのが望ましいです。

 

また、Switchの電源ケーブルは横幅を取るので、コンセント口の間隔が狭いタイプのものは差せなくなる場合があります。

特にコンセント口が「( )」みたいになっててひねって差すタイプのものは、抜く時に横のケーブルまで抜く必要が出てきたりするので微妙でした。

WiiUまでは、

電源が抜けてしまう=ゲームが落ちる

でしたが、Switchは電源が抜けると携帯モードに切り替わるので中断後も試合状況等確認が可能です。

以前はひねって差し込むタイプの電源タップの方が抜けにくく事故を防ぎやすいかなと思ってたんですが、トータルで考えるとSwitchでイベントを運営するなら差込口は「=」みたいな形の方が良さそうです。

 

 

 

 

コンテナ

電源タップ、スピーカー、配信用機材を入れておくための箱です。

入れ物としての機能を果たせれば何でもいいと思いますが、複数買って倉庫に保管みたいな想定であれば同じものを買う方がピッタリ重ねられて便利かと思います。

 

また、クロブラで使ってる大きいコンテナ(Astage NTボックス #75)は、Logicoolのスピーカーが20個ピッタリ入るのでサイズ感とても良いです。

 

Astage(アステージ) NTボックス #45

 

 

 

Astage(アステージ) NTボックス #75

  

台車

モニタやコンテナを運ぶときに使ってます。 
運ぶ距離とかにも寄ると思いますが、クロブラではこのぐらいの大きさのもので十分かなと思っています。

あまり大きいものになると、1人で台車押して運ぶと危ないみたいになりかねないですし。 

 

  

ゴム紐

台車で運搬するときの備品として使用します。 

 

使い始めたのは最近なんですが、めちゃくちゃ便利です。

特にモニタを積み上げて運搬するときは、段差等で車輪が引っかかってモニタが雪崩れたりしていたのでかなり危険でした。

 

少しの負担でモニタ破損のリスクを減らせるのでいいですね。

 

HORIテーブルモード用スタンド

Switchをテーブルモードで遊べて充電ができるスタンド。
これの良い点は、USBが使用できること。 

つまりGCコン接続タップが使用できるんですね。

 

 

クロブラではフリー対戦会のときに、「モニタはないけど対戦はできるスペース」として設置したり、受付のスタッフが対戦する台プロコン用の同期台として使っています。

  

 

以下公式の商品説明ページ。

hori.jp

タブレット

smash.gg入力用のタブレットです。

smash.ggを使うようになったのは良いものの、タブレットが必要になったのでやっすいものを当初使ってました。

が、性能的にゴミすぎて入力もままならないという状態だったので、モニタよりも高価になってしまいましたがタブレットを購入しました。

 

ポケットWi-Fiしか使わないのでWi-Fi版を。大きさも操作性に影響するので10.1インチにしました。
使用した感じだとsmash.ggの入力も特に問題ありませんでした。

具体的に言うならFGOやっても問題ないぐらいのスペック」です。周回も問題ないです。

 

smash.ggのスコアの入力方法とかはこちら

chromakeybullet.hatenablog.com

 

 

ちなみにAndroid端末ということもあるので、「機材が足りずにプロコン用の同期台がなくなってしまった」という場合でも、Switch本体を置かなくても同期解除台として使用できたりもします。

chromakeybullet.hatenablog.com

 

プロジェクタ

プロジェクタに関しては「これほしいな」ってやつです。 
現在はBenQのプロジェクタを使っているんですが(現在型落ちのため取扱なし)、焦点距離が長く、プロジェクタとスクリーンまでの距離をある程度離さないと映像が大きく投影できない問題があります。

会場のスペース的に配信台からスクリーンの位置を広くすることは難しいので、「短焦点のプロジェクタがほしいな」と思っているというわけです。

 

値段を見るとわかるかと思いますが、「短焦点」というだけで値段がかなり上がります。
クロブラでは現在のプロジェクタでも試合の進行に影響するわけではないので購入の優先度は低く考えていますが、「プロジェクタは短焦点のものであれば会場スペースを広く使える」ということは知っておくと良いと思います。

 

そもそも「会場備え付けのプロジェクタ使うから大会で購入する必要ない」 というところが大半だと思いますが、クロブラの会場はプロジェクタはあれどかなり古いタイプのもので、機材との相性が悪く投影すらできないという大事故があったので大会としてプロジェクタを買っています。

プロジェクタレンタル代がかかるのであれば、「長期的に見れば借りるより買った方が安いんじゃね?」という考えで購入してもいいかもしれません。

 

配信機材 ミキサー/ヘッドセット

配信機材としてのミキサーとヘッドホンです。

会場のマイク音声を配信に乗せたりとかもできるし、個人の持ち物を毎回持ってきてもらうのも大変なのでミキサー購入したい、という意見をもらって購入しました。

 

www.soundhouse.co.jp

 

www.soundhouse.co.jp

 

クロブラとしてはスタッフの負担をなるべく減らすとか、大会開くに当たって快適な環境を整えていきたいと思っているので、配信機材については今後も増やしていくかなーと思っています。

 

その他

HORIコン

 大会では連射機能の使用はNGですが、コンラ不足の現状の問題点も考慮してHORIコンも使用可能にしています。

 

クロブラでは大会中はカゴでSwitchを覆っているため、機材トラブルが起きたときにGCコンだけではホーム画面に戻れないという欠点があります。

HORIコンはUSB接続でホームボタンもあるので、パパっと有線接続して対応するために1台用意しています。

 

GCコン接続タップ

純正品です。WiiUのロゴ、もしくはNintendoのロゴが入っているものが純正品です。
オフ大会では基本的に純正品のみの使用となっているため、たまに持参者が純正品でないものを持ってきて使用できません、となったときに大会が所持しているものを使うという流れでやっています。

 

公式がちゃんと再販してくれれば「純正品がないから持参ができない」みたいにはならなかったんですが…。 

 

 

Switch Proコン用 USB充電ケーブル

プロコンの利用者も多いので、受付横には同期台としてSwitchを置いておき、プロコン利用者が同期台に接続するという流れになります。
プレイヤーが毎回自分で持ってきたケーブルをSwitchドックのUSBに抜き差しして~ってやると、1日トータルで見ると相当な回数抜き差しすることになります。
ドックの端子に負担がかかるので、できるだけ避けたいというのが設置する側の心境でもあります。(気にしない人もいるかと思いますが…)

 

ということで、同期台にはケーブルを差しっぱにしておいて、そのケーブルにプロコンを接続をしてもらうのが望ましいと思っています。

onlineshop.nintendo.co.jp

 

ちなみにこれも相性かと思いますが、ケーブルによっては接続しても認識されないみたいなことがありました。
接続してSwitch側で認識さえできればいいので、純正だなんだと言う必要はないですが、何かあったときのためにプロコンを買ったときに入ってるケーブルとかが1本あればいいかなと思います。

 

 

第02回ハマブラ 横浜・関内でスマブラSPトーナメント開催します

参加者が少ないため、告知です。

 

横浜・関内でスマブラSPのトーナメントを開催しています。

重要なのでもう一度。

横浜・関内でスマブラSPのトーナメントを開催しています。

 

次回開催は8/30(金)~8/31(土)の2日間。どちらも2部構成です。

8/30(金) 平日トーナメント&深夜対戦会
8/31(土) 昼の部/夜の部

 

横浜開催とあって望んでいた人も多いであろうと思われたハマブラですが、やはり知名度が低いのか募集はかけてはいるんですが、参加者が少ないです。

 

ということでぜひ皆さん参加してください。今からでも全然間に合います。

 

2019年8月30日(金)
平日トーナメント 18:30 ~ 23:00
申請はこちら:https://www.kokuchpro.com/event/hamaburaw01/787698/

2019年8月30日(金)~31(土)
深夜対戦会 23
:00 ~ 05:00
申請はこちら:https://www.kokuchpro.com/event/hamaburaw01/787710/

2019年8月31日(土)
昼の部 11:00 ~ 16:00
申請はこちら:https://www.kokuchpro.com/event/hamabura02/787329/
夜の部 15:30 ~ 20:30
申請はこちら:https://www.kokuchpro.com/event/hamabura02/787680/

 

公式Twitterはこちら。

twitter.com

 

#クロブラ17 大会結果とスタッフとしての反省点、参加者へのお願い

クロブラ17、改めてお疲れさまでした。

クロブラ初の2日間開催ということで、トラブル続きでしたがなんとか終わらせることができました。

 

 

大会結果

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SPシングルス 優勝:ProtoBanham
https://smash.gg/tournament/17/events/super-smash-bros-ultimate-singles/brackets/600139/996282/standings

 

DXシングルス 優勝:CJE|Sanne
https://smash.gg/tournament/17/events/ssbm-1on1-tournament/standings

 

SPダブルス 優勝:らきバナム(古戸らき ProtoBanham)
https://smash.gg/tournament/17/events/sp-doubles/standings

 

 

今回はプロトさんとらきさんが、チーム力を見せつけてくれました。
個人的に2人とはWiiUの頃のルキナ窓で知り合って窓内で対戦したり話してたりもあったので、今回の2人の優勝、プロトさんに至っては敗者側からルーザーランでシングルス優勝は嬉しい限りです。

DXの方はSanneさんが今回も強すぎて優勝、Sanneさんには新しくスポンサーが付いたのでいいスタートを切れたかと思います。クロブラ初期の頃から参加してくれているので、今後も活躍して欲しいです。

 

クロブラオリジナルキャラクターの名前について

 本来であればクロブラの時に告知したかったのですが、3連休の最終日ということもあってか最後まで残っている人があまりにも居なかったのでツイートで公開させていただきました。

 

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命名

黒い子→黒丸
白い子→ブラン

 

ブランはフランス語で「白」の意で、二羽合わせると「クロブラ」になります。
八咫烏モチーフなので脚は3本あります。

 

今後展開させていきたいと思っているのでよろしくお願いします!

 

 

さて、ここからはクロブラの運営サイドの話。

反省点1:運搬

今回は3年以上クロブラをやってきて初めて、運搬時にまとまった雨が降りまして、1日目の設営が遅れてしまいました。

一応雨が降った時用に、台車に被せるブルーシートは買っていたんですが、台車分は用意できなかったというのもあって倉庫前で運ぶに運べない…という状態でした。追加購入必要そうです。

 

ただ、今回導入したゴム紐がいい感じだったので、モニタの運搬自体は以前より短縮できると思ってます。


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モニタやスピーカー等の機材も、初回と比べると倍以上に増えて、倉庫もかなりいっぱいになってきました。もちろん運搬に必要な人手も必要なのですが足りていない状況です。

 

反省点2:2日開催のリスク考慮不足

おださがプラザでは会場すべて借りてやっていますが、機材が増えたとはいえ、今以上の規模ではできないので、試しに2日開催で規模を拡大、という形でやってみました。

 

結論から言うと、2日開催はかなりキツいです。

2日目の初めは機材置いたままなので改めて設営しなくていい点は楽なんですが、スタッフの疲労度とかを考えると今後は難しいかなと思っています。

 

まず、「両日参加できないと申請できない」というハードルの高さから、キャンセル者がとても多くなってしまい、持参者が足りなくなるのではという状態になりました。

幸い、持参申請してないけど持参してくれた人も多く、数が足りない状況にはなりませんでしたが、運営としては危ない綱渡りは避けたいところです。台が足りなくなると進行ができず、イベント自体終わらないリスクが出てきますので。

 

また、今回1日目の予選は4Wave16ブロックで進行し、

Wave2の人はWave1の試合が終わるまでに受付、

Wave3の人は……とやっていたんですが、持参申請していたけど後半Waveだったため後から来た、という人がいました。

これは完全に自分が失念してたところで、こちらもなるべくWave調整するとか、予め持参者は早めに会場入りするよう連絡するとか考慮すべき点でした。申し訳ありませんでした。

 

反省点3:smash.ggのスコア入力

予選時に関しては、smash.ggの入力について、入力がわからないという意見も複数受けています。

スタッフ全員がsmash.ggの使い方を完璧に把握しているわけでもないので、何か問題が起きたら自分に質問が集中してしまい全体に気を配れない状態になっていました。

スタッフが毎回教えるのも限界があり、今後も参加者の方にスコア入力など手伝ってもらう予定なので、入力の手順など書いたマニュアルも作ろうと思います。

 

反省点4:ルールの告知不足

また、予選のルールについて1本先取だと知らなかった、何人抜けかわからなかったなど意見を頂いています。

 

一応smash.ggに記載はあったんですが、ggの仕様上かなりわかりにくいところにルールが書いてあるので改善できないか聞いてみようと思ってます。


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ホームの一番下に書いてるんですが、このルールの項目は上の方に持ってこれない仕様みたいです。

ここも一応書いてるとはいえ、多分気が付かない人がほとんどだと思うので念を押して展開すべきでした。

 

反省点6:スタッフからの誤情報の伝達

1日目の予選が終わり、2日目は1日目の予選を抜けた人が2次予選へ、というところだったんですが、「スタッフに予選抜けた人が2日目キャンセルして繰り上がったと言われたので来た」という方がいました。

 

そのような繰り上がり措置については全く発言しておらず、かつ人が来なかったらDQにする予定だったので、そのような措置を行う予定もありませんでした。


また、仮に順位を変えるとしてもsmash.ggの1次予選の結果入力をした結果を再度操作する必要があり、別途2次予選の組み合わせ入れ替えをしなければならない状態では、更に混乱してしまい対応ができないと判断しました。
そのため、申し訳ありませんが今回は対応できませんということで謝罪し、参加費を返金しました。

 

当人から言われるまで自分もそんな話が広がっていることを知らなかったのですが、

  1. 1日目の予選が終わった時点で予選を抜けた人が2日目キャンセルの連絡を入れに来る
  2. スタッフの1人が「出ないなら枠を譲ってみては」とキャンセルした人に提案する
  3. 参加者同士のDMのやり取りで、予選落ちした人に「繰り上がり出来る」という連絡が伝わる
  4. 対応したスタッフからの共有がされず、参加者側からも連絡がなかったため主催に連絡が行き届かない状態で2日目を迎える

という流れのようです。

イレギュラーだったのは確かですが、今回のミスは色んな所で発生する前に止めれる内容でした。

スタッフ側としては、そもそも枠を譲る行為を提案すべきではなかったし、そのようなことが主催含む他のスタッフにも共有されていなかった点は問題です。

いろんなことが重なり合った結果とはいえ、一部の参加者が不快に思ったのは事実ですので、今後同様の問題が発生しないようにスタッフ一同努めてまいります。ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。

以前も「参加できると思っていたのに会場に来てみたら参加できなかった」というトラブルはスタッフと参加者の間で発生したことがありますが、お互いに気持ちいいものではないですし、個人的にも1番起きて欲しくないトラブルだと思っています。

 

今回の件はもちろんスタッフも悪かったことは承知の上で言わせていただくと、「2日開催で2日目にキャンセルすることが確定しているのに、予選に参加するのはどうなのか?」という点が気になりました。当日来ていた参加者からも数人に指摘を受けました。 

2日目キャンセルした人は数人いましたが、正直突然の用事で仕方なくのキャンセルなのか、2日目にキャンセルする予定で1日目参加したのかはわかりません。
ですが「2日間に渡ってトーナメントをする」ということを明言しているわけなので、2日目に参加できないのがわかっていたのなら、キャンセルして見学参加に変更してほしかったです。
1日目は出れるからと言って、2日目がDQだらけになってしまうのはトーナメント開催する側としても参加者側としても不本意ですから。
 

反省点7:スタッフ業務が個人に高負荷をかかてしまう

スタッフとはいえ、スマブラの対戦をしたいプレイヤー達の集まりですので、「スタッフやってみたい」ぐらいの人は居るにしても、「スタッフだけ集中してやりたい」と思っている人は全体の1%もいないんじゃないかと思っています。

そんな中で特に配信席周りでは喋らなくてはならないため、率先してやりたいという人は多くないです。フリーもしたいであろう状態でずっと配信席に縛り付けるのは申し訳なく思いました。

自分も配信席で何試合か喋りましたがまともに喋れなかったので精進します…。

 

 

反省点8:ツイートが流れて追えない

以前の記事でも記載しましたが、告知ツイートが多すぎてツイートを追えないと指摘を受けました。

今回はTwitter側の対策としてモーメントを作ってそこに重要事項をまとめる、という方式をとってみたんですが、これも展開不足だったようであまり認知されていませんでした。

 

一応今回のクロブラのちょっと前から「クロブラのDiscordサーバー」を作成しておりまして、そこで情報共有を行うことにしています。

chromakeybullet.hatenablog.com

 

Twitterは誰でも閲覧できる環境にありますので、あくまでも情報をガンガン流すことを主として、Discordの方で重要な情報を追いやすくしたいと思っています。

また、キャンセルの連絡についてもTwitterよりもDiscordで連絡をしてもらうほうが一度に確認できる人が多くなるので確認漏れが減ると思っています。

 

もし今後クロブラへ参加する予定の方はクロブラのDiscordサーバーへ入って頂ければと思います。

 

クロブラDiscordの参加はこちら

discord.gg

 

最後に

今回もいろいろ問題が起きました。

スマブラに限らず、このようなイベントは事前準備が8割、残り2割が当日の動きだと思っています。

実際告知や参加者への情報展開など、今回の問題の多くは事前準備です。
クロブラは3年以上やっています。それでも告知すること、やらないといけないことが多くて、(慣れていない形式のイベントだと特に)漏れはどこかで発生します。また、イレギュラーな事項に対して全てのスタッフが対応できるわけでもありません。

 

実際規模を大きくしてわかったことが、細かいところまで目が行かなくなったり、やることが多すぎてパンクして物事の整理がつかなくなったり、共有がうまくできなかったりすることが増えてきます。

スタッフだって人間なんですから、多少問題が起きるのは仕方のないことだと思っています。ミスが有ったとしても、どうか強い言葉で責めないであげてください。

 

スマブラのイベントに参加する人はたくさんいますが、そのほとんどが運営を経験していない人です。
自ら時間を削って準備して、お金を削って機材を揃え、当日は朝早く起きて機材を運んで、フリーをやる時間を削って、それでも運営をやりたい人なんてごく僅かです。でも運営がいないとイベントが成り立ちません。

 

立場が違うので、参加者だけの人と運営に回ったことがある人とでは意識が全然違います。そこはわかってもらえなかったとしても仕方がないと思います。

ですが特に大会慣れしている人、「大会が開かれるのが当たり前」と思っているなら考えを改めてほしいです。


現在はいろんなスマブラのイベントが各地で開かれています。そのほとんどがユーザーの開く大会ですが、ユーザー大会は公式の大会と違って、主催がやる気なくしたらすぐにでも消滅します。仮に主催はいても、スタッフがいなくなったらほぼほぼ開催できません。


参加者が運搬や片付けを手伝ってくれないとか、開会式で話を聞いてくれないとか、本当に些細な内容の積み重ねが本当にストレスになってきます。細かいところですが、本当に影響が出てくるところだと思っています。

もちろんすべての参加者が非協力的というわけではありません。家が遠いのに残ってくれる人、朝早く来て協力してくれる人もいますし、倉庫まで機材運搬を手伝ってくれて毎回感謝しています。しかし、人間は負の要素には敏感ですので、どうしても何か問題があるとマイナス思考になってしまいます。

 

「最初から参加者頼みだなんて」とか言う人もいるかもしれませんが、個人がやってるゲームのイベントは利益のためにやってるわけじゃないです。
自分たちが楽しみたいから、みんなに楽しんでほしいからやっているんです。
金銭の取引がある以上、勘違いしている人もいるかと思いますが、参加者はお客様ではありません、イベントを盛り上げる協力者です。

 

 

クロブラは今後も会場を予約しています。まだ2019年の夏ですが、とりあえず2020年7月までは会場を確保しましたので今後も開き続けていく予定です。

 

クロブラに限らず、個人が主催しているイベント全てに言えることですが、スタッフの原動力はモチベーションです。そこに水を差されるとやる気を無くしてスタッフをやめるなんてこともあり得ます。

 

参加者の皆さん、どうかスタッフのことを褒めてやってください。スタッフは褒めて伸びます。褒めれば褒めるほどパフォーマンスが上がります。
そして、最初は簡単なことからで良いので、スタッフのことを意識して手伝ったり、イベントに協力してくれないでしょうか。

どうかよろしくお願いいたします。

 

クロブラの情報共有用Discordサーバーを作成しました

クロブラのDiscordサーバーを作成しました。

クロブラの大会日や情報共有、 キャンセル、遅刻連絡先として使用します。

誰でも参加可能ですので、下記URLより参加いただければと思います。

discord.gg

 

「なんで大会のサーバーを??」「何をするの??」という方が多いと思うので、大会のサーバーを作成した目的とかを書いてみます。

 

 

従来の方法について

従来の情報展開の方法は、

  1. Twitterで大会の日付や情報を告知・共有する
  2. Twitterでキャンセル連絡してもらう

という流れで行っていました。

 

ここで問題なのはTwitterの運用方針です。

 

宣伝の仕方をどうするか

「TLにツイートを流して、より多くの人の目につくようにする」ことを意識するとツイート数を増やす必要があります。
しかし、Twitterのクロブラのページまでアクセスしてくれる人にとっては、ツイートが多く情報を遡りにくい状態になるので不便になります。

 

大会前になると参加者側へ展開したい情報が多いので、情報展開して参加者に届くように何度も共有しつつツイート数は少なめ、という状態をTwitter上では両立するのは難しく、今後の課題となっていました。

 

質問への個別回答

また、宣伝面以外でもリプライやDMにて質問がバラバラなタイミングで上がってくるため、対応が遅れたり、同じ質問に何度も返さないといけなかったりとTwitterを全担当しているクロマキバレット自身の負担がとても大きく、質問内容によっては主催以外が判断できないこともあって他の人に頼むことも難しいという状態でした。

 

当日の連絡

当日のキャンセルや遅刻の連絡についても、TwitterのリプライまたはDMで対応していましたが、問題が多発していました。

Twitterアカウントをスタッフ内で共有していても、誰かがリプライを確認すると通知が消えてわかりづらかったり、DM通知の誰がキャンセルで誰が遅刻で、誰が対応済みで誰が対応前で…となって受付周りがとても慌ただしくなってしまうという問題もあり、運用方法に悩んでいました。

 

Discordサーバーの運用について

Discordを使うことで先ほど挙げた「参加者への情報共有」「質問回答」「当日の連絡対応」についてクリアできます。

 

参加者に必ず展開しなければいけない内容(参加申請先のURLとか)は、Discordで手軽に閲覧できる場所に配置し、Twitterでも同時にツイートして展開する。

参加者からの質問には質問用チャンネルで回答、後から同じ質問をしたかった人もそこの質問を見て二度手間が防げる。

当日の連絡は、一か所にまとめて報告してもらうことで運営も管理が楽、参加者側も報告先が明確。

 

運営側からすると、この辺が一気にクリアできるので手間が掛からなくなるのは嬉しいです。
ぶっちゃけ大会運営で一番手間が掛かるのは、イベント当日の設営とかトーナメント進行とかではなく、事前準備だと思っていますので。

 

ただこれが楽だからと言って、参加者全員にDiscordサーバーへ入ることを強制する予定はないですし、「(特に参加率が高い常連は)入ってくれたら嬉しいなあ」ぐらいの感じです。

入らないという方も、今まで通りTwitterでの情報展開は続けるので安心してください。

 

「運営が楽になる」メリットが大きいので運営目線で書いてきましたが、参加者側にもメリットになる点としては「参加申請開始」をサーバー内のメンバー全員に通知送れるところでしょうか。

他にも大会時の呼び出しが楽になるとか、トーナメントのURLはここ!とかできることが増えるのはあると思います。

 

勿論Discordグループ内は雑談チャット等もあるので自由に発言してもらって構いませんが、迷惑行為があれば、Discord出禁だけでなく大会出禁もありうるということは念頭に置いてもらえればと思います。

入退場も自由なので、通知うるせーなとかなったら自由に抜けてもらっても構いません。

 

まとめ

Discord利用でスタッフ⇔参加者間の情報共有を楽にしたい

質問やキャンセル連絡に対するスタッフの手間を減らしたい

参加申請忘れてた&飲み会申請忘れてた防止になるはず

 

 

そんな感じです。よろしくお願いします。

 

横浜/関内 スマブラSPの新イベント #ハマブラ 開催します

横浜、関内にてスマブラSPのイベントを開催します。

大会名称は「ハマブラ」としました。

 

 

場所は大きいところではないので、一度に多くの人数が入りません。
そこで2部制として、昼の部、夜の部でトーナメント2回実施するという構成で試験的に行ってみます。

日曜なので、夜の部は人が来るか心配なところではありますが、参加可能という方がいれば参加いただきたいと思います。

 

昼の部

https://www.kokuchpro.com/event/hamabura01/740535/

夜の部

https://www.kokuchpro.com/event/hamabura01/746888/

 

※昼の部は埋まりました。ありがとうございます。
キャンセル待ちも受け付けているので興味のある方は登録お願いします。

 

 

場所は関内、ということで横浜からのアクセスも良いです。

 

会場として、ヨコハマスリーエスさんをお借りしています。
HP:https://r.goope.jp/three-s

 

今後も開催予定ですので、よろしくお願いします。