Necromakeycon-ネクロマキコン-

唐揚げを揚げつつ横スマを振ります。

プロジェクタを購入するときの選び方

個人でプロジェクタを所有する人がどのぐらいいるかわかりませんが、イベントとかで使う人もいるかもしれないのでメモ的な感じで展開。

 

 

見るべきところは大きく分けて4点ほど

・明るさ

焦点距離

・解像度

・入力端子

 

以上4点を確認したあとに、最終的に値段とかメーカーで判断するのがいいかなと思います。

 

 

明るさ

まずは明るさ。
プロジェクタを使う場所や、用途によってどのぐらいの明るさが必要か、というのは変わってくるかと思います。

 

例えば、自宅で映画鑑賞用として購入し、周りの電気を消して使用する場合はそこまで明るいものは必要ないですし

逆にスマブラの大会会場でスクリーンにゲームの映像を投影する場合、配信中のプレイヤーの顔が暗くて見えなくなるから電気つけたままにしたい、みたいなのであれば明るめの方を買っておくと便利です。

プロジェクターの明るさはルーメン(lm)という単位で表現されています。

 

ではどのぐらいのものがいいのか?というと、十人ぐらいの会議室レベルであれば、3000lmぐらいで充分だと思います。

 

もう少し大きい、数十人集まる多目的ホールのような会場であれば、3200~3500lmぐらい必要なのかなと思います。

本当に大画面と言えるような画面に投影するような場合だと(大体貸し会場であれば備え付けのプロジェクタとかがありそうですが)、4000lmとかそれ以上必要になると思います。

 

クロブラの会場であるおださがプラザは、多目的ホール的な感じのところに該当します。
プロジェクタの明るさは3200lmで、電気をつけていてもまあ見えなくはないかな、という感じです。

 

画像はスマブラDX初心者講習会(講師:bozitomaさん)の様子です。

f:id:chromakeybullet:20180611221715p:plain

(写真提供:だりもこさん)

 

電気つけっぱで、まあ見えなくはないかなレベルです。後述にもありますが、やや投影サイズは小さいです。

 

使用しているのはやや型が古いですが、下記のプロジェクタ。3200lmです。

BenQ DLP プロジェクター スタンダードモデル (SVGA/3200lm/1.9kg) MS524

BenQ DLP プロジェクター スタンダードモデル (SVGA/3200lm/1.9kg) MS524

 

電気をつけたまま、何か見せつつやるのであれば、もう少し明るさがあってもいいのかなとも思います。

 

 

焦点距離

ここはかなり大事です。

実際に投影してみないとわからないかもしれませんが、狭い空間で投影する場合、焦点距離が短い方が良いです。

「もっと大きく写したいけど、近すぎるとピントが合わない」

という事があるので、なるべく焦点距離の項目は見ておいて使用環境に合った物を選んでおくべきだと思います。

 

ただ、焦点距離が短いものはレンズの性能にも影響するので値段は高めになりますので、そこはお財布と相談になるかと思います。

 

「短焦点」というキーワードで検索をかけるとヒットしやすいかと思います。

実際にどのくらいの短距離で投影できるかの目安として、「100インチの画面を投影するのに必要な距離が~m」とか、「1mで何インチの画面を映せる~」とか記載があるので参考にしましょう。

BenQ プロジェクター MW632ST 短焦点モデル (DLP/WXGA/3200lm/2.6kg)

BenQ プロジェクター MW632ST 短焦点モデル (DLP/WXGA/3200lm/2.6kg)

 

 

BenQ DLP プロジェクター 短焦点モデル MW826ST (WXGA/3400lm/2.6kg/電子黒板キット対応)

BenQ DLP プロジェクター 短焦点モデル MW826ST (WXGA/3400lm/2.6kg/電子黒板キット対応)

 

 

 

ちなみにクロブラのプロジェクタは短焦点ではないので、大きく映すために距離を取っていますが、スクリーンとプロジェクタの距離を離すことでデッドスペースができてしまっているのでとても勿体ない感じがありますね。

今後長期的に使用することも考えて、値段高めのものを買ってもいいのかな、とも思います。

 

 

解像度

自宅で映画鑑賞等に使用する場合であれば、やはり解像度はフルHD(1920*1080)ぐらいのものは欲しいですね。

 

 もちろん解像度が上がれば値段も張るので、用途に応じて妥協できるところを選びたいところです。

BenQ プロジェクター MH741 高輝度モデル (DLP/フルHD/4000lm/3.3kg)

BenQ プロジェクター MH741 高輝度モデル (DLP/フルHD/4000lm/3.3kg)

 

 

小さい文字をいっぱい表示するとかでなく、とりあえずゲームの映像を表示できれば、という感じであればSVGA(800*600)とかでも問題ないと思います。(実際クロブラで使用しているのはSVGAサイズです)

 

 

入力端子

特に普通に使うだけであれば深く考えなくてもいいと思いますが、コンポジット端子(3色ケーブル)差したいとか、差し替えが面倒だからHDMIの端子が2つ欲しいとか、事前にそういう具体的な用途が見えているのであれば確認しておくべき項目です。

 

今どきHDMIとD-subがついてないプロジェクタっていうのは無いと思うので(言い切っていいのかわかんないけど)、その他を必要に応じて確認しておくぐらいでしょうか。

 

 

 

まとめ

実際にプロジェクタを個人で買って、色んな場面で2年ぐらい使った結果、一番重要なのは焦点距離だと思いました。

明るさは周り暗くしたりである程度調整できるし、解像度は低くても(800*600)でも見えないことはないのでさほど問題ないし、入力端子は最悪変換すれば投影はできる。
ただ焦点距離は環境に合わないと、折角プロジェクタを購入しても大きく映せないので、とても勿体無いです。

 

ということで、ちょっと安めのものを買ってから後悔しないように、環境に合わせて適切なプロジェクタを購入することをおすすめします。