Necromakeycon-ネクロマキコン-

唐揚げを揚げつつ横スマを振ります。

スマブラの大会をより良いものにするために取り組みたいこと

「神奈川スマブラ対戦会黒ブラ」というスマブラをメインにしたイベントを主催しています、クロマキバレットです。

 

スマブラSPECIALの発売を控え、今後の国内の大会がより良いものになればいいなと思っていろいろ挙げてみます。

スマブラ最新作だけでなく、64、DX、X、for、PMの大会を続けていきたいという方も参考にしていただけたらと思います。

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 写真提供:だりもこさん(@darimoko)

 

 

大会の告知の仕方について

 一言に「大会」といっても規模は様々です。
個人が主催するユーザ大会でも30人程度の規模のものから、300人以上の規模のものがありますし、大学の学祭大会など年に1回しかないような大会もあります。

 

大会の様式によって違いがあるかもしれませんが、基本開催する側は
「初心者や大会初めての人にも来て欲しい」
と思っているのではないでしょうか。

 

オフ大会初めての人に来てもらうには

スマブラのオフで活動する界隈についてちょっとでも知っている人に対しては、SNS等で繋がりができるので呼び込むのが比較的簡単です。
ですが「オフ大会を全く知らない人」を呼び込むとなると、Twitterのみの宣伝、Twiplaなどで募集をかけていくだけでは、難しいのではないかと思います。

 

Twitterは一見RTさえされれば色んな人に伝わるような印象がありますが、界隈内のRTのみであれば、いくらRTされても「界隈外に広く情報が伝わっていく」というのは難しいです。
おおっぴらに告知されていても閉鎖的にしかなりません。

 

少しでも検索にヒットしやすい単語を

ではどうすれば色んな人に来てもらえるかと言うと、Google」「YouTube」を味方につけます。

具体的にはサイトを1つ作って、スマブラの検索でヒットするようにします。

 

例えば、大会名だけサイトに書いていても、何やってるものかわかんないですよね。

 

「黒ブラ」って書いてても、普通はスマブラのサイトじゃなくてブラジャー売ってるサイトとかえっちなサイトだと勘違いされますよね。そっちからの閲覧者増やしてどうするんだよと。

 

そういう意味も込めて、クロブラの正式名称は「神奈川スマブラ対戦会黒ブラ」にしています。

この正式名称さえ書いておけば「どこで」「なにを」やってるのかわかりますよね。

(ただ「黒ブラ」が検索で違うものでてきちゃうので、正式名称以外は「クロブラ」表記で書くことが多いです)


また動画を投稿する際にも大会名だけでなく、「スマブラ」の単語は入れておくといいと思います。
動画の詳細には大会のURLをリンクとして貼っておけば、動画を見た人が大会に来てくれる可能性も増えます。

 

作ったサイトで、大会の情報やTwitterの情報を展開しておき、大会情報の多いTwitterを知ってもらう、という流れが適切ではないかと思います。
Twitterを知らない側からしたら、大会募集ページが毎回URLの変わるものだと追えなくなりますから。

 

クロブラでも「大会公式サイトで情報を展開する」というのができていなかったので、Switch版に向けて作成中です。

 

クロブラ公式サイト(編集中)

神奈川スマブラ対戦会黒ブラ

 

もちろん「サイトを作る」ことは定期的に開く大会に言えることなので、学祭大会などではサイトを作るのが難しいかもしれません。
ただ、学祭大会では学内の人をターゲットにしやすいので、学内で興味のある人に来てもらうよう掲示等で宣伝するとか、別のアプローチは必要かなと思います。

 

ルールの記載について

 大会には大会ごとでルールがあります。使用ステージ、キャラステージ選択方法、ポート決め、タイムアップ時の方針などなど。

定期で開いている大会によっても微妙な違いはありますし、初めての大会の人にはルールなんてもんはわかりません。

「毎回こんな感じだし、周りがカバーすればいいでしょ」みたいな方針だとどうしても参加者は不安になると思います。

 

参加募集ページで展開しておくのももちろんですが、対戦台にはいつでも確認できるルールブックは置いておくべきだと思います。

 

こういう場合はどうするの?という疑問が出た場合、基本的にスタッフ側に質問が飛んでくるので、ルールを作っておくことが当日スタッフ側の負担を減らすことにもなります。

 

またルールが明確でなかったりすると、後から「ここルール違反だから再試合」とか「違反で負けたけど告知されてなかったから知らなかった」みたいな参加者側に不満を与えてしまうことにもなります。
トラブルになる原因はなるべく回避できるように取り組んでおくべきですね。

 

大会の配信について

どのサイトで配信するか?

先程告知のところで「「スマブラ」で検索ヒットするタイトルを付ける」 と記載しました。

 

配信時にはそれ以外にも気にして欲しいところがあります。

配信先をどこにするか、という点です。

 

以前は配信できるサービスと言えばニコニコぐらいのものでしたが、現在はYouTubeLive、Twitch、OPENREC、Periscope、ツイキャスなど様々です。

 

国内大会ではTwitchで配信することが多いです。
が、ゲーマー以外にとって、国内ではTwitchの知名度が高いかと聞かれると微妙です。

 

「新規を呼びたい!!」「でも人が来ない!!」「配信はしているのに!!」

 

みたいに思っているのであれば、「どこの層に向けて配信しているのか」というのを意識する必要があると思ってます。

 

配信サイトと視聴者層

全世界のゲーマーとか「スマブラプレイヤー」に向けての配信であるなら、Twitchで十分だと思います。
しかし「新規プレイヤーの獲得」とか、「国内の人に見てもらいたい」のであれば、Twitchで配信するよりもより国内人口の多いYouTubeLiveで配信すべきだと思います。

 

 

「タミスマ」というスマブラの配信で、国内スマ4勢には知らない人はいないんじゃないかというほど知名度のある鮫木さんが、YouTubeLiveで配信をしたところ、「あんた誰?強いの?」というコメントが飛んでいたという話を聞いています。

 

TwitchとYouTubeLiveでは視聴者層が全く違うんです。
もちろん視聴者層が違って変なコメントが飛んでくるのは嫌だから、場合によってはTwitchで、という選択肢もありだとは思いますが。

 

同時配信で色んな人に見てもらう

勘違いしてほしくないのは、人口の多いYouTubeLiveで配信してほしいからTwitchの配信をやめろ、というわけではありません

 

広く色んな人に見てもらいたいのであれば、ゲーマーや海外向けにTwitch、ライトユーザーと国内向けにYouTubeLiveを同時配信するのが一番いい配信形態かなと思っています。

 

いやいや、同時配信なんてパソコンのスペックが低くてやってられねえよ、なんて思うかもしれませんが、あまりパソコンに負担をかけず配信できる方法があるとのことです。

www18.atwiki.jp

 

実際自分では同時配信をやったことがないですが、配信魔人の鮫木さんが激推ししているので、大会の配信では可能であれば同時配信していくといいと思います。

 

備考:TwitchパートナーになっているSHIGなどでは、Twitch+YouTubeLiveみたいな同時配信は規約上NGになっているようです。個人的にはSHIGで同時配信してもらえたら一番いいなと思ってただけに少し残念ですが…。

 

 

アンケートについて

クロブラでは、大会後には必ず参加者アンケートを取っています。

何故アンケートを書いてもらっているかと言うと、参加者の声がちゃんとスタッフ側に届くからです。

 

大会側としては、問題点があれば次回以降に改善していくことが必要です。
もちろん実現不可能なものもありますが、実現不可能なものでも「意見のひとつとしてこういう物がある」というのはスタッフ間で共有しておくべきだと思います。

 

例えば参加者が不快に思うことがあったとして、Twitterでそのことに対して意見を述べていても、大会のスタッフにその意見は届きません。
そのため次回以降改善もされません。

 

このようなことを減らすために、参加者もしくは配信視聴者に向けたアンケートを作成し、回答してもらうことが大会を良くするためには手っ取り早いです。

 

また、紙のアンケートはデメリットとして

  • 印刷費用がかかる
  • 集計が大変
  • 大会当日、会場に来てもらわないと書けない

などがありますので、Googleフォームにてアンケートを作成することをお勧めします。

 

www.google.com

 

大会をよりよくするために取り組むべきことまとめ

  • 大会のサイトを作る
  • サイトは大会名だけでなく「スマブラ」の単語で検索にヒットするようにする
  • YouTubeで動画を上げるときも「スマブラ」の単語で検索ヒットするようにする
  • 大会ルールは対戦台に設置する
  • 可能であれば配信はTwitch+YouTubeLiveで
  • アンケートは誰でもいつでも回答できる形式で展開

 

以上がパッと思いついたことです。

基本的には「界隈の人以外にもわかりやすくすること」「参加者に不満を与えないこと」「改善はしっかりやること」を念頭に置いておけば、いい大会になるし、参加しやすくなると思っています。

 

すぐに全部取り組むのは難しいと思いますが、少しずつでも進めていければいいですね。