Necromakeycon-ネクロマキコン-

唐揚げを揚げつつ横スマを振ります。

smash.ggの当日の操作方法と注意点まとめ

前回、smash.ggの登録準備などをまとめました。

 

前回の記事

chromakeybullet.hatenablog.com

 

その後、実際にイベント当日に大会を回してみることで、smash.ggの操作方法や仕様が把握できた点がいくつかあるので、展開したいと思います。

※今回もsmash.gg上の言語は日本語に設定してスクリーンショットを撮っています。
※2019年4月現在の翻訳状態ですので、今後文言等は変更になる場合があります。

 

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前回やったこと

・大会を作成する
・必須項目を入力する
・フェーズを作成する
・トーナメントパスの設定
・ステーション(対戦台)・ストリーム(配信)の設定
・管理者の追加
・その他

 

 

予選の準備

Waveの設定

そもそもWaveって何?っていう方もいるかもしれないので簡単に説明を。

 

Waveとは、簡単に言うと「予選ブロックの時間帯」のことです。

 

オフライン大会のゲーム大会の予選では、対戦モニタを設置する都合上、「対戦は一度に何台まで」という制限がかかります。

そのため大会によっては、「午前予選・午後予選」などに分けて予選を行う場合があります。
その際に午前予選を「WaveA」(または「Wave1」)、午後予選を「WaveB」(または「Wave2」)という呼び方をします。

 

直訳すると予選の第一波、第二波、みたいな感じです。

 

Waveの設定は[イベント]→[スケジュール]から設定できます。

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Waveは適当な識別子と(今回はABにしました)、開始終了日時を設定するだけです。

この設定はPool(予選)の組み合わせを決める時に使用します。

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Poolの設定

Pool(予選ブロック)の設定は[イベント]→[プールとシード]から設定します。

 

Poolを作成するまでの工程は前回の記事の「フェーズを作成する」を参照にしてください。

 

Pool名の横の歯車マークをクリックでステーション(対戦台)、Waveの指定ができます。

 

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このブロックはこの台で~みたいな指定がある場合は、あらかじめ入力しておくとわかりやすいです。

ただしステーションの設定は各Poolに1つしかできないため、○番台~●番台など複数台で実施する場合は、○(複数台の最初の番号)か●(複数台の最後の番号)どちらか設定しておくのでも良いかと思います。

 

Poolの順番は各ブロックごとに表示して、「この人とこの人を入れ替え~」みたいなこともできますが、「強さ順に並び替えると自動的に各Poolへ割り振ってくれる」ので、

まずは

  1. 強さ順に並べて適当にPoolに割り振ってみる
  2. 1つのPoolに同じキャラが多いとか、スタッフのバランス調整の問題で個別で交換したい場合に入れ替える

という流れでPoolを決めるのがスムーズかと思います。

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受付対応(チェックイン)

登録→参加者の項目に参加者一覧が表示されます。

各プレイヤーの一番左の「︙」のボタンを押すと「チェックイン」が表示されます。

 

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管理者画面から見える「参加者」のページは参加申請順に並んでいるので、「キャンセル待ち」の繰り上がり対応をするときなどはこちらで確認するとよいかと思います。

 

また、上部の「エクスポート」をしておくと、参加者一覧をCSV出力できます。
一覧を外部に展開するときや参加者をまとめて確認したいときは、一度CSV出力してスプレッドシートに貼り付けみたいな感じでもよいかと思います。

 

 

キャンセル対応(当日の予選入替え)

「キャンセル待ち」の枠を作っていて、そこから参加に変更する場合。またはキャンセル者が発生して予選組み合わせを変える場合。

 

既に組んでいる予選が、想定の組み合わせでなくなり、混乱を招く可能性もあるのでかなり重要です。

 

予選ブロックを組んでいてキャンセル待ちの人が発生した場合、「参加者」のリストからキャンセルした人を削除してはいけません。

 

どういうことなのかといいますと、「Poolの設定」の項目でも説明したとおり、smash.ggの仕様上、各ブロックは基本強い順に割り振られています。

 

例えば、ABCDのブロックがあった場合、基本的には強い順に以下のように割り振られます。

 

A 一番強い 八番強い 九番強い

B 二番強い 七番強い 十番強い

C 三番強い 六番強い 十一番強い

D 四番強い 五番強い 十二番強い

 

しかしここで「五番強い」がキャンセル、繰り上がりで「スマブラ星人」が入ってくるとします。

本来であれば一番シードの人より強いスマブラ星人をトップシードに置きたいところですが、ここでキャンセルした「五番強い」を参加者から削除してしまった場合、下記のような予選ブロックになります。

 

A 一番強い 九番強い 十番強い

B 二番強い 八番強い 十一番強い

C 三番強い 七番強い 十二番強い

D 四番強い 六番強い スマブラ星人

 

五番が抜けたところを埋めるように、後ろの番号が全部繰り上がってきてしまいます。

 

こうなると予選を組んで発表済だった場合は予選プール自体が変わってしまうことになり、既に「自分は○ブロック」と覚えてしまっているプレイヤーへ混乱を招いてしまいます。

 

対策としては、「キャンセル者が出ても参加者一覧からプレイヤーを削除しない」のが一番です。

一覧から削除せず、キャンセル繰り上がりの人を追加した場合は、キャンセル繰り上がりのプレイヤーは後ろに追加されます。

 

A 一番強い 八番強い 九番強い

B 二番強い 七番強い 十番強い

C 三番強い 六番強い 十一番強い

D 四番強い 五番強い 十二番強い スマブラ星人

 

一人多い状態で予選を実施し、「五番強い」の人をDQ(失格/Disqualification)とすれば進行上問題ありません。

 

どうしても予選の表示からキャンセルした人を消したい、という場合は、手動で入替えを実施して、

 

A 一番強い 八番強い   九番強い

B 二番強い 七番強い   十番強い

C 三番強い 六番強い   十一番強い

D 四番強い スマブラ星人 十二番強い 五番強い

 

上記の状態にしてからキャンセルした「五番強い」を削除すると、その他のプレイヤーの予選ブロックが変わることはありません。

 

仕様を把握していないとハマってしまうので、注意しましょう。
またここに関しては主催だけでなく、受付を行うスタッフが把握しておかないと発生しうる問題でもあるので、スタッフ全体への周知をしておくべきだと思います。

 

予選結果入力

さて受付も済んだところで予選を開始…と行きたいところですが、各ブロックの結果入力はsmash.gg上で行うため、PCまたはタブレットなどが必要になるため、紙媒体で予選結果入力を実施している際には起きなかった「入力どうすればいいの?」という問題が起きてしまいます。

 

解決策としてはいくつか手段があります

smash.ggの機能を使い、紙媒体で総当たり表を印刷→予選では各ブロックで入力してもらう→スタッフがあとで結果をsmash.ggに手入力
・結果入力用のタブレットを大量に用意して、各予選ブロックに配置する
・参加者の数名に対戦結果を入力可能な権限を付与しておき、各自のスマートフォンから結果を入力してもらう

 

紙媒体で入力する場合

まず1つ目、紙媒体で印刷して、各ブロックで手書きで書いてもらい、最後にスタッフがsmash.ggに手入力するというもの。

 

smash.gg内には印刷機能があります。イベント(トーナメント種目)とフェーズ(Pool、本戦トーナメントなど)等を指定して印刷出力が可能です。

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印刷するとこのような感じで出力されます。

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小規模なイベント等ではよいかもしれませんが、規模が大きくなると手入力する量が多くなり短時間での作業が難しくなったり、集計ミスが出る可能性もあるので推奨しません。

 

タブレットを用意して各ブロックに配置する場合

クロブラで実際にやりました。

午前Poolが4つ、午後も4つなので、各ブロックに1台ずつタブレットを設置し、これで入力してください、という方式です。

 

この方針の欠点としてわかったのは

Amazonが出してる安価なタブレット(7インチ程度)では操作がしづらい
・1ブロック1台では足りない
Wi-Fi環境(会場にないのでポケットWi-Fi)を使うので配信含め同じ回線を使ってしまうと動作が重くなる

 

総当たりで、複数台同時進行で行う関係で、同時に試合が終わって結果入力待ちになるという状況が起きました。結果、時間ロスになります。

また、やっすいタブレットだと元々の処理能力の低さや、同じ帯域を使うため動作が極端に重くなるということもあり、すべてをタブレットで実施するのは困難と分かりました。

 

そこそこの性能のタブレットを複数購入し、各タブレットにSIMつけて個別の回線で実施、またはポケットWi-Fiの環境を増やすなどすれば問題は解決しますが、流石にコスト的に問題があります。

 

参加者に大会結果の入力権限を付与する

一番現実的かつスムーズなやり方だと思い、クロブラでこの方針で採用しました。

 

各予選ブロックのうち「大会慣れしている人」に協力してもらうというやり方です。

 

[設定]→[管理者権限]
から、「管理者を追加」ボタンを押すと下記のような表示になります。

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プレイヤーネームから検索することで権限を付与することができます。
ここで「レポーター」の権限を付与しておくと、予選総当たりのスコア入力ができるようになります。

 

smash.gg上に注釈があるように、権限は下記4種類あります。どれを指定しても予選の結果は入力できるようになります。

結果入力は「レポート」セクションに該当するので、基本的に参加者に協力してもらう場合は「レポーター」、スタッフは「管理者」に設定で問題ありません。

管理者: トーナメントに関連するすべてのページにアクセスでき、エクスポートすることができます。

マネージャー: 権限、公開、お支払い設定を除くすべてのページにアクセスできます。

対戦表マネージャー: イベント&レポート セクション内のすべてのページにアクセスできます。

レポーター: レポート セクション内のすべてのページにアクセスできます。

大会規模を大きくしてスタッフが増える場合には、マネージャー、対戦表マネージャー等にも細かく振り分けた方がいいのかもしれません。
特に「管理者」にしておくと参加者がsmash.ggに登録している情報(メールアドレスなど)をエクスポートしたりできるので、外部から協力してもらう場合は権限を下げて付与した方がいいでしょう。

 

問題としては「参加者がsmash.ggに慣れていない」ことだと思いますが、今後smash.gg主流で開催していけば問題はなくなるかと思うので、何度も開催して慣れてもらいたいと思います。

 

ちなみにクロブラでは各ブロックに入力権限付与した人(スタッフ含む)を2,3名配置+各台に1台タブレットを配置しているので、入力可能な人がすべて対戦中の場合でも、入力できる状態にはしています。

 

予選開始後の変更 

これもクロブラで起きてしまった問題なんですが、予選が開始(スコア入力)された場合、予選開始とみなされロックがかかります。
ロックがかかると、予選メンバーの追加、変更ができなくなります。

 

ロックがかかると予選の一覧にも南京錠のマークがつきます。

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キャンセル者(無断キャンセル者)が発生してキャンセル繰り上がりの人がいる状態で、設定を変えずに試合を始めてしまうとメンバーの操作ができなくなってしまいます。

その場合、キャンセルした人の名前で進めてもらうしかなくなり、結果もその人の記録としては残らなくなってしまいます。
(この辺設定変更等でどうにかなるものなのかはわかっていないので、もし変更方法知っていれば教えてください…)

 

共有ができていないとミスってしまうので、事前にスタッフ内で共有しておきましょう。

 

スコア入力方法

スコアの入力方法は、本戦も予選も表示する場所が違うだけで入力の仕方自体は同じです。

 

まずプールの総当たり表を表示します。

 

管理者は管理画面からも見れます。ブラケット→入力するプールを選択します

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一般ユーザ(管理者ページに入れる人も含め)は下記のように選択手順を踏みます。

  1. smash.ggのページにアクセスし、「イベント」から対象のイベントを選択
  2. 「ブラケット」を選択
  3. Pool(名称は大会ごとに作成時に指定できるので差異があります)を選択します
  4. プール番号が表示されるので、入力するプールを選択します

 

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すると該当のプールの総当たり表(またはトーナメント表)が表示されます。

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総当たり表の各マスの「0-0」と表示されているところを選択すると入力画面へ遷移します。

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ここで「レポート」をタップすると結果入力ができます。撃墜数で入力する場合は「3-2」等で入力します。
数値の大きい方に自動的に「W」マークがつきます。

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スコア入力が終わったら下部の「結果を送信する」ボタンを押してください。

 

また、相手が不在等の理由で不戦敗などが発生する場合は、負けの方を「DQ」としますので、「DQ」を押してください。

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なお、一度入力が終わった後でも「結果を編集する」を押せばスコアの修正が可能です。

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追加情報を入力する

smash.ggでは、事前に対戦ゲームを選んでいること前提になりますが、使用キャラクターやステージなど試合の追加情報を入力できます。

 

スコア入力の画面から「ゲームデータを報告する」を選択します。

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ステージ、キャラクターの入力画面が表示され、一試合ごとの詳細なデータを記載することができます。

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スマブラの場合だと、以下の画像のように

・対戦ステージ

・使用ファイター

・残ストック

を記録として残すことができます。

 

残ストックについては「Report Stocks」のボタンを押すと入力できるようになります。

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ただし、対戦ステージは海外の大きな大会のルールを基にしているため、今回ジョーカー配信直後段階では追加ステージ「メメントス」は表示ができませんでした。

※逆に海外で採用されている攻城戦やヨッシーアイランドなどは選択可能になっていました。

 

この機能はあくまでも対戦状況などを報告できるというだけなので、実際のトーナメントには影響しませんが、進行が配信のみとなった場合などは追加で入力しておくとよいかと思います。

 

本戦

Aクラスについて

予選後のAクラスへの自動割り振りの設定については前回の記事にて紹介しているので割愛。

 

スコアの入力も予選と同じです。

 

本戦はトーナメントなので、総当たり表でなく、トーナメント表の画面から対象の試合をクリックすることでスコア入力ができます。

※下記画像の赤枠内をクリック

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試合を開始すると、画像のように試合開始からの経過時間が表示されます

「試合開始コールで呼び出してから何分経った」というのがわかるので、運営側は「もうこの試合は呼び出ししてるな」とか「この試合すごい時間かかってるな」がわかりますし、参加者は「コールがよく聞こえなかったけど自分はもう呼ばれてたんだな」、みたいなのがわかります。

ボタン押すだけの1手間で、呼び出し有無が明確になるので必ずやっておきましょう。

 

本戦も入力方法自体は同じなんですが、予選と違って本戦はYouTube/Twitch等で配信!というのが多いと思うので補足。

 

前回の記事でステーションとストリームを登録していた場合、ここで配信先のチャンネルと対戦台を指定できます。

特に配信先のチャンネルがわかるとsmash.ggのトーナメント表の画面から配信チャンネルへ飛ぶことができます。便利!

 

レポートのストリームをクリックして

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登録しているチャンネルが表示されるのでクリック。

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するとトーナメントの画面に配信マークが表示されます。

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ダブルエリミネーションの場合、GFで敗者側が勝利した場合、自動的にGFResetが表示されます。GFの入力前はGFResetは表示されませんが、気にせずGFの結果を入力して大丈夫です。

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Bクラス実施時について

Bクラスに関しては「予選落ちした人を自動的にどのフェーズに追加する」、という設定はないので、「手動でBクラスに追加する」または「smash.ggのスタッフにお願いして自動で割り振る設定をしてもらう」という必要があります。

 

現状クロブラでは、手動で対応しています。
自動設定だと予選にDQがいると、それがそのまま降りてきて対処が難しそうと判断して、スタッフがsmash.ggに慣れるまでは手動でいいかなと思っています。

 

手動で入れる場合は、イベント→対戦表の設定

からBクラストーナメントの「参加者の管理」を編集してチェックボックスを入れるだけです。同じトーナメントに参加している人は自動的に一覧に表示されるので、予選全員が表示されることになります。

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これも規模が大きくなった場合を考慮すると、Bクラスをやる場合は自動で設定されるように設定してもらった方が良いかと思います。

 

 

参加者に申請時に気を付けてもらうこと

 

参加者の申請がうまくできなかったことにより、結果運営が困るみたいなことも実際運用してみて起きています。

 

以下の事象以外にもあるかもしれませんが、運営の皆さんは事前に周知を心掛けておいた方が良いかと思います。

smash.ggでアカウントを作ってから申請してもらう

大会の参加募集を開始した際、「参加申請ページはこちらです!!」って表示すると思うんですが、smash.ggの仕様上、アカウントを作らずに「参加者氏名、メールアドレス」などを入力して「仮登録」状態で参加申請もできてしまうんですね。

 

仮登録の場合、下記のようにアイコンの右上に匿名マークがつき、赤で「匿名」と表示されます。

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匿名で申請した場合、下記のようなメールが飛んでいるかと思います。

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匿名状態の場合、参加登録自体は出来ていますが、smash.ggのアカウントはない状態になっています。

アカウントを作った上で、参加申請したメールアドレスとアカウントを紐づけてください。

 

アカウントが作られていない場合、こちらも連絡しようがないですし、複数アカウントで枠だけ確保する不正申請とみなされる場合もあります。

実際、複数アカウントで申請だけして、確保していた枠を知り合いに譲る、という行為が行われていることを認知しております。

不正だと疑われないためにも、アカウントを作成し、申請するようにお願いいたします。

 

smash.ggにログインしてから申請してもらう

アカウント自体は作っているが、上記のようにログインしていない状態で申請を行ってしまい、匿名状態になっている場合もあります。

 

例えば匿名状態でキャンセル待ち(会場費のタイプが競技者ではないためトーナメント参加できない)に申請しており、キャンセル待ちから繰り上がり参加が決まった時に紐づけるアカウントがないため処理が行われず、トーナメントの参加ができません。

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管理者権限でも申請者が対応してくれない限り対応ができません。
事前に確認をしてもらう必要があります。

 

Twitterと連携をして、本人が特定できるようにしてもらう

匿名申請やキャンセル待ちからの繰り上がりなどで、管理者側から参加者へ連絡を送りたいことが多々あります。

 

しかしsmash.ggは全世界のゲーマーがユーザ登録しているサイトです。

同じようなハンドルネーム、全く同じ名前の人というのはどれだけいてもおかしくありません。

 

例えば「Reo」という名前の人を探したい場合。

候補が大量に出てきます。が、登録しているTwitterやTwitch、アイコン、国籍などから誰かが判別できます。

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逆に言うと、「登録しているTwitterやTwitch、アイコン、国籍、(管理者の場合)登録している本名」しか個人を特定できる判断材料がありません。

 

smash.ggでは本名を適当に登録することもできる上、そもそもオフ会では隣でゲームやっている長い付き合いの知り合いの本名すら知らないということも多々あるので、Twitterを連携してもらっていた方が本人を特定しやすく、連絡もしやすいです。

 

実際、クロブラでは「キャンセル待ちから繰り上がって当日トーナメントへ参加が確定しました」という情報をTwitterで連絡しています。

知り合いなら直接連絡もできますが、知らない人であれば連絡手段がありません。

あとからいざこざが起きないようにするためにも、Twitterの連携は最低限やっておいてほしいです。

 

また、連携している人でもTwitterIDを変更している場合、連絡ができない場合がありますので、常に最新のIDを登録することを推奨します。

 

 

まとめ

そんな感じで「smash.ggの操作方法当日編」でした。

また追加でわかったこととかあれば記載しておきます。

 

・入力方法は参加者にも事前に知っておいてもらおう

・予選はちゃんと全員が揃ってから開始しよう

・キャンセル者はリストから消さないようにしよう

・参加者に「ログインしてから参加申請」を周知しておこう

 

 

追記:参加者向けのsmash.gg登録手順

参加者に「ここはこうやって登録しないとうまく申請処理されないよ」って毎度毎度説明するのも大変なので、簡易的なマニュアルを作成しました。

docs.google.com