Necromakeycon-ネクロマキコン-

唐揚げを揚げつつ横スマを振ります。

スマブラ大会もいろいろ変わってきたなという思い

スマブラfor3DSの時代からスマブラの大会は開いてるんですが、以前とはだいぶ変わってしまったなというのがあるので書き出してみます。

 

 

大会数の急増

自分が関東に住み始めた時の頃(2015年頃)ですが、関東のスマブラトーナメントといえば「ウメブラ」が代表格としてありました。

が、それに続くような規模の大会は理科大がイベントやっていたぐらいで、今のように定期的に開催されているようなユーザー大会というものはありませんでした。(多分なかった)

 

そこで「じゃあ無いなら開くかー」と、クロブラが開き始め、平日大会として闘龍門が始まり、レッドブルゲーミングスフィアの参入によりスマパが始まっていった…と記憶しています。

 

スマブラSPになり、トーナメントの数は爆発的に増えました。

ウメブラはコロナ禍でなくなってしまいましたが、置き換わる形で篝火ができ、西武撃など都内でも篝火に次ぐ規模の大会が開催されるようになり、小規模大会はもはやカウントできないレベルまでになりました。

 

大会が増えたことで参加者も地域は同じでも規模によって違う…というのが増えてきたという実感があります。

これは篝火などの超大型大会では認知できないかもしれないですが、「クロブラレベルの中堅大会では全く見かけないが、小規模の対戦会レベルではよく参加している層」というのはいるんだなというのが他の大会の参加者を見てて思いました。

 

以前は大会が少なかった上、わざわざ新しく大会開く人もそこまで出なかったため、大会に出る人は開かれてるものにとりあえず参加し、残りは宅オフで補う形だったと思います。

今はもう大会だらけになったので、あえて新規の人が宅オフに参加する理由もなくなったのかなと思います。

公募してる宅オフも「知り合い前提」のところが増えましたね。

 

知らない人を家に招くのは…危なかったりしますしね。

 

chromakeybullet.hatenablog.com

 

 

配信の位置付け

スマ4時代の大会の配信は基本的に「プレイヤーの対戦記録を残す」ことがメインに考えられていたと思っています。

しかしスマブラSP以降はYouTubeで収益が入ってくる時代となり、個人でスマブラの配信をする人、見る人が増えたことことも影響し、「大会に参加はしないけど観戦する人」が爆発的に増えました。

以前は配信したところで見てくれる人は3桁行くなんてあるわけがなく、数人〜十数人程度の同接でしたし、大会にもよく参加するプレイヤー層が見てくれていただけだった印象です。

 

そもそも、クロブラは初期の頃は配信してませんでした。

有線もWi-Fiもなかったですし、配信の余力もなかったので、配信は二の次、「参加してくれた人が楽しめれば良い」という考え方でした。

 

それが昨今は配信に「演出」が求められたり、配信でちょっとしたミスをするとチャット欄で鬼のように怒る人が出てきたり、特定のプレイヤーの中傷を書き込む人への対応としてコメント欄を常に確認しないといけなかったり…。

 

前よりも求められること、やらなくてはならないことは確実に増えたかなと思います。

 

ちなみに配信ではないですが、毎回「リザルト画像を作らないといけない」と言う強迫観念に駆られてしまっています。

Twitterで「まだリザルトでないのかな?」みたいなツイートを見かけると、リザルト画像を出すのが当たり前の文化になってしまったんだなあと感じるのと、あれ作るの確認作業入るため、リソース足りてないときは特に運営泣かせだったりします。

(決してリザルト画像そのものや、リザルト画像を求める視聴者を批判するとかそういう意図はないです)

 

 

超大型大会の存在

前もウメブラは開かれてはいましたが、篝火、マエスマTOPなどの500名を超える規模の超大型大会が各地で開かれるようになりました。

先日は九州でも256名規模で九龍が開催されましたし、マエスマの協力で香川でも150名オーバーの規模の大会が開かれました。

 

全国的に大会開催数と参加者上限の母数がインフレしている感じがしています。

以前のスマ4の環境や、スマブラDX界隈、その他のゲームタイトルのオフ大会の界隈のことを知っていると、ちょっとここまで来ると恐ろしいですね…。

 

本当に個人的な感想ですが、以前の環境を知ってるのもあるので、ペルソナ5の怪盗団的な異常な持ち上げられ方をしてるように感じています。

大衆の認知が一気に変わってしまったので、何かあると「いや今までお前興味なかっただろ」的な方向からも一気に叩かれるんだろうな、という若干の怖さがあります。

 

startggの存在

正直、現在はいろんなツールが出てますので、トーナメントを進行するだけであればstart.gg(旧smash.gg)を使う必要もないなとは思っています。

 

しかし、SWTのポイントが加算される点、超大型大会のシードを決める際にstartggのトーナメント結果で集計されたものが使用されているという観点から「startggを使用している大会だから参加しよう」という人がそれなりに増えたというのが結構衝撃的です。

 

自分は主宰だけあってクロブラが大好きなので、クロブラがどう思われているかというのはとても気になっています。

好き放題したいのがクロブラの信念ですが、好き放題して人が来なくなるのも困るので、いい塩梅を保ちたいとは思っています。

当然良い意見も悪い意見も見かけるんですが、プレイヤー目線で、大会の使ってるツールで参加するかどうかを判断しているという時代がくるとは思っていなくて。

 

若干のカルチャーショックを受けましたが、前述の通り大会の数はめちゃくちゃ増えてるわけで。

その上startggは運用がわからないとか、めんどくさいからとかいう理由(推測)で中小規模の大会では導入していないところが多いです。

そういう理由からじゃあクロブラ行くってなることもあるんだなーと参考になりました。

 

大きな大会が増えてる以上、クロブラとしてもそういう層の受皿にならないと定員割れるんだろうなーという危機感はあります。(対戦会にしたところすこぶる参加者減って定員割れたこともありましたしね)

 

 

まとめ

まとめです。

以前と同レベルの規模の大会を開き続けてる身としては、文化的な面であれこれ変わったのは、SPの人気がすごい点、コロナで大会が一度消えてしまった点もあったし大きく変わってしまうのも仕方ないなーという感じです。

 

あとは運営サイドとしてのやること、気にしないといけないこと、求められていることが増えたなーというのが大きいです。

 

もちろん便利になったところもあって楽になったところもあるにはあるんですが、大会当日の動きとしては基本的に運営への負担は大きくなったのかなと思います。

 

大会運営が長い人は特に、運営に慣れすぎてありとあらゆる作業をこなせる身体になってしまっていると思います。徐々に規模拡大とかしてるので、化け物みたいな動きができる運営も増えていて、無理矢理やれることも増えてはいるんですが、流石にこのままの運用はちょっと…というのは感じています。

 

自分もクロブラの前準備は全部やってますし、進行*1も配信*2周りも一通りできるので、全部一人でやろうと思えば64人トナメぐらいはできると思います。

 

出来るとはいえ、このままだと属人化してしまいますし、前からいるスタッフも年齢を重ねて体力持たないとか、仕事がやばいとか増えてきてるので、個人に過度に負担がかかってしまうので避けたいです。

クロブラでも今回より新規スタッフ募集をかけて人数を増やしてみましたので、内容を覚えてもらって負荷分散できればいいなあと思っています。

 

*1:初期の篝火でも進行全部やってたし、九龍でも128人トナメ回してたので大抵のトナメはこなせるはず

*2:高い配信PC買っちゃったから元取るぐらいは配信しないとね…

読書する習慣

親や学校の先生、上司などから「本を読め!」って言われた経験はないでしょうか

 

本に触れることは生活を豊かにする上で重要だとは思ってます。思ってますが、正直普段から本を読む習慣のない人に「本を読め」とだけ言ってもいきなりは無理です。

なんの本を?なんのために?読んでなにかあるの?活字?漫画と攻略本も活字だよね、読んでるけど?みたいな反応が返ってくることが多いかと思います。

 

ただ「本を読め」だけ指示されても戸惑うのは当然で、すぐ飽きてしまうとか続かないとかになるので、「本を読む動機付け」も大事です。

 

本を読む動機付け

手っ取り早く、趣味と関連付けられた書籍があれば手にとってみるといいと思います。

 

例えば、自分の例。

 

涼宮ハルヒの憂鬱」というライトノベルをご存知でしょうか。

若い方には「聞いたことがある」「知らない」レベルの認知度になってるかもしれませんが、アニメ放送当時中二病発動していた自分にはドストライクに刺さるものでした。

 

今回は別に読書で「好きなアニメの原作のライトノベルを読め!」と言いたいのではなく(ライトノベルからそれ以外の種類の本にも派生すればいいですが)、登場人物である長門有希が選んだ(というていで角川が選んだ)、長門有希の100冊』という本の一覧があります。

 

dic.nicovideo.jp

 

長門有希が選んだなら俺も読まなヤバい!」ということで、当時全部ではないにしろ読めそうなやつを読んでおりました。(存在しない書籍もあるので実質100冊ないのですが)

 

当時自分は中学生だったので、ハリーポッターと親が置いてた赤川次郎三毛猫ホームズシリーズぐらいしか読んでおらずでした。

そのため、どの人が有名な著者だとか、この人はあの著作の人の本だとか、この本は有名なヤバいやつだとか、全く知識ない状態でした。

 

まあ難しそうな本も含めて読んでみたけど「おもしろい!」と感じるところまで解釈できたものは少なく、深い理解ができなかった…というのが本音なのですが、今となっては錚々たる著者陣だなぁ…読み直してみるか…と思わされます。

 

折角なので何冊か紹介します。

 

十角館の殺人 綾辻行人

十角館の殺人〈新装改訂版〉 「館」シリーズ (講談社文庫) | 綾辻行人 | 日本の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon

 

当時読んで一番衝撃的で記憶に残っているのがこの十角館の殺人

高校の放送部の朗読部門で十角館の殺人が選ばれて再度読み直したり、後にアニメで「Another」を見たときに「あの時の作者の…!!」となったのはとても覚えています。

最近は漫画版なども出ているのでそちらで知っている方もいるかもしれませんね。

 

 

暗号解読 サイモン・シン

 

暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで | サイモン シン, Singh,Simon, 薫, 青木 |本 | 通販 | Amazon

 

サイモン・シンの名は大人になってから数学とか物理学の方面や暗号の話が出てくると話に挙がることもあるため、「どこかで聞いたことあるな…」と何度もなってたんですが、まさか長門有希の100冊から来てたとは…とあとになって気が付きました。

情報系の人は、暗号の歴史について知れるのでなるほどなぁというところがあるかもしれません。

 

 

魍魎の匣 京極夏彦

文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫) | 京極 夏彦 |本 | 通販 | Amazon

 

妖怪の話が出てくると挙がってくるのが「水木しげる」「荒俣宏」「京極夏彦」あたりだと思われますが、真・女神転生をよくプレイしている自分にとって「妖怪の話」というのはめちゃくちゃ興味惹かれるものがありまして。

よくパーティに入れてたこの悪魔、原作()ではこんななのかーとか、妖怪ってこういう理由付けがあって誕生したのかー、なるほどなーと、学ぶことは多いです。

魍魎の匣の「魍魎」という妖怪も、メガテンに登場してますね。

 

 

長門有希の100冊はもう10年以上前のリストで、更新もされないのですが、今読んでも面白いものばかりなので、読書のキッカケの一つとしてみてもいいかもしれません。

 

 

本を読んでいる人の話から参考文献を教えてもらう

前も記事にしたかもですが最近はpodcastでラジオを聴くことが増えまして。*1

そこで話の途中で紹介された本を読む、という機会も増えました。

 

なんのラジオ?というところですが、

・超相対性理論

・コテンラジオ

・ゆる言語学ラジオ

をよく聴いています。

 

ここに出ている人たち、本当に本を相当な数読んでいるので、知識の引き出しが深い深い。

1投げれば「それ知ってる!」で10返ってくるような人たちで、見てて(聞いてて)純粋にすごいなーと思います。

 

また、自分が情報系だからと得意分野の知識に偏って読書するより、他の分野を知るきっかけにもなると思います。

実際初めて聞くことも多く「おっ、それ仕事に活かしてみよ!」とか「なるほどなぁ〜そういう考えがあるのか」みたいな興味を引く話題が多いです。

純粋にラジオのリスナーなんですが、そこから興味を持ってこの本読んでみよ、みたいなのは増えたかなと思います。

自分は本をサーチする能力がまだないので、こういう人たちから面白そうな本を教えてもらうのが一番かなーと思います。

 

そんなpodcastで挙がってくる書籍ですが、まとめてくれている方がいるので、ありがたく参考にさせてもらっています。

 

つみぼん

www.tsumibon.tamari-b.com

 

個人的に聞いているラジオで先ほど挙げたものを全部載せてくれてるので助かりますね。

多分podcastから読書に興味持つような人って、同じような番組聴いて辿ってるんだろうなーという感想です。

 

本を読み始めて思ったこと

中学高校の学生時代、強制で「読書タイム」みたいなのを朝の時間にやらされていた記憶があります。

また学生時代は読書感想文とか、なにか強制で読まないといけない状態を作り出されていたので、「率先して本を買って読みたい」という読書に対するモチベーションはなかったと思っています(ラノベは読んでました)。

 

それが今は「この本のこんなところが良くて」とか「こういう本だからこういう時に参考になるよ」と本の面白さを語られると、「お、面白そうだし読んでみるか」になるじゃないですか。

この対比って北風と太陽の話に見えてくるんですよね。

 

そういうのもあって、なんの指定もなく「読め」という指示は、義務教育時代に時間を作らされて無理やり読まされていたあの頃と大差ない、ということに気が付きました。*2

自分の意識で読みたいと思う本を読まないと次に繋がらないので、やはり外部から刺激を受けて読みたい本を探していくのが最初はいいのかなあと思いました。

 

 

大人になった今、本を読んでて思うことは「なるほどだからあれはそういう意味だったのか」というような知識が更新されることの面白さ、そしていろんな事柄が繋がっていくところの面白さにあると思います。

特に今後は会社で上の方に立たないといけない身としては、本を読んで知識を深めたり、専門外の分野を知って何が繋がるか、というのは考えていきたいですね。

 

また、折角なので読んだ本の感想も今後書いていきたいなーとは思ってます。

 

*1:AmazonPrimeMusicのアプリから聴けるので、なんか作業の合間に流しとこ、で聞き始めたのがキッカケです

*2:子供の頃に、「この本面白いよ!」と先生から言われてもなかなか読まないだろうし、特定の書籍紹介するよりは読書タイムを設けて好きなもの読ませるのがいいのかもしれません。そういう意味では教育ってやっぱり難しいですね

思考の整理 新人教育

ここのところ仕事が忙しくてなかなか落ち着かないのですが、忙しいことを理由に(忙しい以外に理由はあったりするんですが)思考をアウトプットすることを放棄しがちなので、これではいけないと最近思い直しています。

ツイッターではぼそぼそつぶやいていますが、あとから見返すことを考慮すると、ツイッターという媒体で行うには無理があるためブログで記事にしていくことにします。

 

思考を吐き出すだけというのと、壮大な文章を書き始めて億劫になって続かなくなってしまうと意味がないので、短文でまとめていこうと思います。

 

 

最近のこと

7月より、役職が与えられ社内で部下を持つようになりました。(部下がついたのは実質4月からなのですが)

 

責任とかも付きまとうようになって、社内のあれこれの管理、部下の仕事の把握と指示出しなども増えてきたので、忙しい忙しいと言っているのはこの辺が原因です。

 

で、何故忙しいかというと、急な社内の組織変更で大きく働き方が変わり、IT系未経験や新卒も入社するようになったため、社員に教育をしながら自身の業務をこなしていく状態になりました。

 

自分は大学も情報系、(覚えられているかはさておき)がっつりシステム周りのことを学んで社会に出ています。

そのため新出単語が出てきた際に理解できてなくても文脈やらシステム構成やらで、なんとなく「あの辺のことなんだなー」とか、「知らんけどそういうものあるんやなー」みたいな感覚でいます。

自分はそういう感覚なのですが、それが新人にはなかなか通用せず。

何度か教えていることも、なかなか覚えてもらえないので、どう教えるべきかなーみたいなとこで詰まったりしています。

 

例えば、

「多分それが動かないのはエラーメッセージ見る限りは権限の問題だから、このディレクトリにシェル本体があるのでパーミッションを755にしといてくれる?」

みたいな指示を出そうもんならもう大騒ぎです。

 

パーミッション変えるにはどうすればいいですか?」ぐらいなら想定内の質問ですが、返ってきたのは

「まず何を起動すればいいですか?」

だったので、teratermを起動するよう伝えました(あー!これはここで使うんですね!と言われた)。

 

そんなこんななので、教育って大変なんだなーと改めて思いました。

今までの人生、上から教わる時間の方が多かったので、「相手のスキルレベルに合わせて教えるスキル」がいかに大事か思い知らされました。

 

ここは今後ずっと悩んでいくんだろうなぁ…というとこではありますが、上手く教えられさえすれば簡単な作業は割り振れる=自分の作業が楽できるに繋がるので、少し力入れていきたいところですね。

 

#少女病ラストライブ ライブ視聴後感想ぶちまけ

そもそも少女病とは?って感じの方もいるかと思うんですが、公式曰く「シンフォニックロックを中心としたファンタジックな楽曲を紡ぐサウンドプロジェクト」です。

 

物語、キャラクターを表現した曲が特徴で、独特の世界観を歌で表現してくれるのがとても好きで聞いておりました。

 

今回ラストアルバムの発売とラストライブをクラウドファンディングで実施するということで、ライブの方を視聴してきました。

 

クラファンに支援したけどまだ観ていないという方は、是非観ていただきたいと思います。

 

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福岡のスマブラ大会「九龍」参加してきました

クロマキバレットです。久々のスマブラ大会オフレポです。

九州での256規模スマブラオフ大会「九龍」にスタッフとして参加してきました。

 

twitter.com

 

参加前の記事

chromakeybullet.hatenablog.com

 

自分は神奈川で「クロブラ」という大会を開催しているんですが、大学時代に福岡に住んでいたこともあって福岡の「修羅ブラ」が創設される辺りで福岡の大会に参加していました。

今回はそういう縁もあって福岡スマブラ大会主宰のちゃん山さんから声をかけてもらい、スペシャルスタッフとして九龍を手伝うこととなりました。

 

自分は関東圏で主催や他大会のスタッフの手伝いをやっているわけですが、九州では256人規模で大会、また大規模でのstart.gg運用が初めてということもあって、開催前からアドバイス的なことをする役として手伝っていました。

 

九州圏の大会は第1回修羅ブラの時以来内部で関わっていなかったので、九州の大会がどんな感じで行われているのか把握できていなかったのですが、当時の第1回修羅ブラは参加者32人規模、今回はその8倍にもなるわけなので、成長したんだなあと感慨深くなりました。

 

 

設営

朝7時から設営を開始しました。

ここでびっくりするのは使用するモニタが九州各地から集っているという点でした。

 

 

関東圏は大会に使用するモニタを大会主宰が全部所有するケースが多いかと思いますが、九州では大会同士の繋がりが強く、県を跨いでモニタを共有しあうのが割と多いとのこと。プレイヤーも比較的九州内で遠征して参加することが多いのでそこも影響あるかなと思っています。

実際てげブラ(宮崎)のモニタをわざわざ福岡まで持ってきていただいて使用していたとのことでしたが、九州外の人間になってしまった自分にとっては驚きしかなく、九州は九州で独自の文化を築いてきてるんだなと思いました。

 

ちなみに「宮崎から福岡」と言われてもあまりピンと来ないかもしれませんが、距離で比較すると「横浜から長野ぐらいの距離」とほぼ同等でした。

 

そんな距離をモニタ運送するのは相当な重労働ですし、自分も長野のスマブラーからモニターを貸してと言われてもすぐに「はい」とは言えないです。

これができてしまうのが「九州」という地域で主催やプレイヤーが団結しているという強みなのかなと思います。

 

オープニング

そんなこんなでOP映像が流れ、最高の盛り上がりの中で大会がスタート。

この辺の演出はめちゃくちゃ良かったと思います。特に今回は招待選手を呼んでいたり、大規模大会というのもあって大会初参加という人も多かったと思います。

普段から大会に参加している人はトーナメントそのものに興味があって参加を決めることが多いかと思いますが、初参加や見学で来ている人にとって演出面が豪華であることは結構重要で、自身のトーナメントの結果に関わらず強く印象に残るのでリピートしたい大会として認識されると思っています。

 

クロブラもこういうのはやってみたい気持ちはあるんですが、規模や対応する要員を考えると動画編集やってみたいという人が現れない限りは難しいかなと思います。*1

 

予選開始

初のこの規模の大会だけあって大きめのトラブルもありましたが、スタッフ側が試行回数重ねることで防いでいける問題かなあとも思っています。

まあ複数人のスタッフが動く以上、失敗は起きてナンボなところはあると思うので、うまくPDCA回してほしいなと思います。

 

本選開始

128人トナメを基本1人で割り当てられていたのですが1人で全ては流石に回らず、手の空いたスタッフに手伝ってもらいつつ何とかこなしました。

進行がワンマンだったり俗人化してしまうと、特定のスタッフの休憩時間が無くなってしまうので、この辺はクロブラでも気を付けたいところだなと思っています。

ただスタッフの人員も限られておりスタッフ兼プレイヤーなところも多いので、なかなか固定で人を割り当てるのは難しいんですよね。

 

また今回は対戦そのものが多く、全モニタをABCクラスダブルエリミで共有するという超絶特殊進行だったため、自分も目の前のスコア入力と呼出しをこなすのに精いっぱいで、呼び出した後に長時間対戦が行われていない場合の再呼出しなどのケアが遅れてしまったのが若干の遅延を招きました。

何とかうまいこと取り繕ったつもりですが途中まで予定から1試合程度の遅れで敗者側を進めていました。正直上位に残ったキャラが試合展開が早いキャラばかり(まさかドクマリリュウみたいなカードが見れるとは思ってなかったです)でなかったら運営的には結構やばかったかなーとも思っています。

 

元々BクラスとCクラスのGFも配信台、という話も挙がってましたが、クロブラでBクラスBO5のGF配信しててリセットかつフルセットで1時間みたいなことも実際にありましたし、BクラスのGFを1台配信で採用する場合は相当時間に余裕がないと難しいですね。

 

また配信でいうと優勝候補プレイヤーを配信内に表示しておいて、負けたら黒く非表示にするという面白い取り組みもやっていていいなと思いました。

(記載している人が上位に残らなかったらちょっと怖いなとも思いましたが)

 

GF

全員で試合を観戦する形になりましたが、ガヤがとても良かったです。

ここも関東では全員が叫ぶことはあれど、みんなでコンボに「はい!はい!はい!」って声合わせたりとか「3!2!1!Go~シュート!」とか叫ぶのはあまりない光景だったので(なぜベイブレードになってしまったのか)本当に団結力を感じました。クロブラのサブイベでガヤで叫んでるようなやつをAクラスのGFでやってるので、ほんと観客側も楽しそうなんですよね。大会の一つの理想形だなーと思いました。

 

エンディング

大会の参加者全員をクレジットに出して動画にするのはめちゃくちゃいいなと思いました。マジで演出が良い。

自分の身内で参加してくれていた人もスマブラモチベ上がってくれたようで、やっぱこういうイベントにちょっとでも興味ある人は参加させていかないと体感できないよなあと思いました。

 

飲み会

スポンサーのもつ鍋屋で飲み会となりました。自分は九龍の参加前から知っている人はもう修羅ブラ創設した頃からいたちゃん山さんとわっくすさんぐらいしか知らなかったので、いろんな人と交流ができてよかったです。

特にめちゃくちゃいろんな大会の主宰が集まる卓になっていたので、運営サイドの苦労話なども共有できて面白かったですね。*2

 

感想

軽い気持ちでスタッフ参加のオファーを受けたんですが、受けておいて本当に良かったと思います。

ちゃん山さん、わっくすさんをはじめ、ごきぶりんさん、さ(ひともんじ)さん、ヤギ兄(トラ兄)など以前あったことある人たちにも挨拶できましたし、スマブラやってるリア友や大学時代のサークルの人たちをオフ大会に送り込め、スタッフをやることで新しく福岡の知り合いも増やせました。

とても有意義な大会で、ここの所落ちていた自分の大会主宰のモチベーションにもいい刺激になったかなと思います。

自分の今のホームはクロブラで神奈川ですが、また機会があれば九州の大会にも顔を出したいなと思います。

 

運営陣の皆さん、プレイヤーとして参加した皆さん、本当にありがとうございました。

 

*1:押し付けて嫌々やってもらうことでもないですし、スキル的に自分はできなくはないのですが主宰がそれをやってしまうと運営まで手が回らなくなるので悩みどころです

*2:ほぼ全員がシラフの状態からめちゃくちゃに騒いでたのは九州勢らしさあったんですが、こんな騒ぐ団体のスポンサーになって本当に大丈夫だったのか?とちょっと不安になりました。みんなでかい仕事終えて疲れてるだろうに元気が良すぎる…

福岡のスマブラ大会「九龍」参加してきます

労働で残業代がエグいことなってるけど、それ以上に税金高すぎてなんでそんなに持ってくん?とキレているクロマキです。

 

自社で役職を得てしまったのでとても忙しくなってしまい、4月以降まともに時間が取れない状態です。

主催の方もなかなか手が回らないのでクロブラの毎月開催も結構しんどい状態です。

 

そんな中、ちょっとしたキッカケで「福岡の大会運営手伝って!」とちゃん山さんに振られてしまったので今週土曜日開催の九龍に参加することになりました。

 

 

関東から九州まで遠征してトナメにも出ずスタッフだけするのはかなりクレイジーだと思いますが、個人的に福岡の大会シーンに約8年ほどは直接触れておらず、もはや福岡にいるプレイヤーもほぼわからないのでいいきっかけだなと思って参加することにしました。

 

ちなみに福岡でスマブラ大会に参加するのは第1回修羅ブラ以来です。懐かしいね。

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ちなみに修羅ブラができる前、3DSの発売日翌日大会の主宰してたのがちゃん山さんだったりします。それよりちょっと前ぐらいに知り合ったので、もうなんだかんだ10年近い付き合いなんですね。

自分も福岡で大会開いたこともあったんですが、大学の学祭の時に会場借りてやった1回きりで、その後就活で関東に飛んだので、福岡残ってたら修羅ブラスタッフにでもなってたか、スタッフすらならなかったかもと思ったりもします。

 

今回の大会、福岡ではsmash.gg(現start.gg)が大きく浸透しておらず、その周りの知識が特にほしいとのことだったので、クロブラで普段やってるgg周りの共有、今回用のトーナメント進行の時間割みたいなのを作成(ABCクラスのダブルエリミは流石にイカれてるやろと思ってたら「まあ行けんじゃない?」みたいなノリだったので、流石にちゃんと予測出さなやばいと焦った)、あとは「こうすればいいんじゃない?これダメじゃない?」みたいに言いたいことを言うだけ言ってきました。(主宰ではないのでとりあえず思ったことを言う役回り)

 

まあ折角誘ってくれたので仕事はしっかりやらないとという傭兵スタッフなんですが、福岡は知り合いが多いのもあるので、「身内でスマブラはやってるけど大会は行かない層」の知り合いにも声掛けまくって参加促してきました。

久々だし顔合わせたいのもあったんですが、これを機に地元の大会シーンにも興味持ってくれるといいなーという感じですね。

 

地元が九州なので声がかかりやすかったというのもあったんですが、いろんな地方大会で旅行兼ねて傭兵スタッフやってみるのも面白いかもなーと思ったので、もし何かあれば九州以外でもお声掛けください。

 

さて、明日は有給取って前日入りなので、shinshinでラーメン食べたいなと思います。

大会当日はまあなるようになるので、クロブラTシャツで自大会の宣伝もしつつ気楽にスタッフ頑張ります。

当日はよろしくお願いします。

 

今月のまとめ

記事書きたいこともあったのですが、あまりにも忙しすぎて月1程度の更新になっております。

 

Twitterではツイートしてるんですが、数カ月経ってから1ヶ月単位のツイートを遡るのも面倒、というかしないので、振り返りの意味でも最低月1ではブログにも書いておかないとなーとは思ってます。

ということで今月あったこと振り返りです。

 

GW前半

平日有給を取って10連休としていたものの、会社の元同期とか、元現場の同僚とかと飲みに行ったりしました。

IT系からいつの間にかドカタになっていた元同期は、話によると「下請け企業のヤンキーから殴られたりして大変だったぜHAHAHA」みたいな軽いノリで結構やばいことを言ってましたが、なんか元気そうだったので何よりでした。

 

また、GWは休みのはずだったんですがなんか気分で(?)出社してレッドロブスター食べに行ったりしました。

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レッドロブスターは行くのが初めてだったので新鮮でした。

エビとかカニとかは食べるの面倒くさくて積極的に食べないんですがたまにはいいですね。

 

GW後半

PCを組みました。元々Steamで鉄拳やら買ってたんですが、デスクトップがかなり前のものでハード的に限界、かつグラボがQuadroなのでゲーム向きでない。という問題があり、「新しいPCを組もう」と今年になったぐらいに思い立ちました。

ただ、一度にグラボやCPUなどをまとめて買うのは生活に影響が出てしまうため、ディアゴスティーニ感覚で「今月のパーツはこれ!」という感じで数パーツずつ買っていきました。

 

1月にCPU,2月にグラボ…みたいな感じで。

早く組み立てたさはありましたが、高騰化してるとはいえ妥協したくないし…ということでいつの間にか5月になってました。

 

PCを組むのは8年ぶり?とかなので、諸々が新しい型になっていたので新鮮味が良かったです。

 

これがm2タイプのSSDか…というのが一番の衝撃でした。めっちゃナナメやん。
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こうやってネジで留めるんですね。

ほえー。SATAで繋がなくていいんだ。
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今回買ったもの

CPU 12世代 corei7 12700 (LGA1700) 43,980

マザボ B660 Pro RS (ATX) 16,140

グラボ GeForce RTX 3050 50,947

m.2 SSD 1TB 12980*2  25,960

メモリ DDR-4 16GB*2 15,480

電源 750W 7,173

ブルーレイドライブ 7,217

ATX 4,980

171,877円

 

20万超えてるかと思ったけど意外と行ってなかったですね。

 

また、

OS 2年ぐらい前に買ってたWin10

メモリ 2年ぐらい前に間違えて買ってたDDR4の8GB*2

旧PCからの移行HDD 3台

これらも積んだので、また10年近く使い倒す気がします。

だいぶマシンが強くなったので、鉄拳もそうですが、ニーアオートマタとかもPCでサクサクできるようになりました。嬉しいね。

 

今回思ったのは、AmazonでDL版のOS買うと、IDがAmazonログインで確認できるので紛失する心配がなくていいなと思いました。

 

 

5/14

シンウルトラマンを観に行きました。

これはまた後で詳しく記事書こうと思ってるんですが、特撮好きで子供の頃からよく見てたのでもうなんか感動でした。

上映中にもう一回ぐらい見に行きたいかも。

 

 

5/19

太閤立志伝V DX発売

豊臣秀吉ベースの歴史シミュレーションゲームなんですが、これめちゃくちゃおもろいです。

信長の野望とかやったことある人はコーエーのシミュレーションなんとなくわかると思うんですが、信長の野望が天下統一目指すゲームなのに対して、太閤立志伝は天下統一以外にも商人だとか忍者等で覇権を握りに行くこともできるようなゲームです。

シヴィライゼーションの戦争で勝利が天下統一だとしたら、文化的勝利とか科学的勝利みたいな感じで商人とか目指せる感じですね。

 

スロットとか(戦国時代なのに?)、ちんちろとか、オイチョカブメインで遊んでいます。3000貫を溶かして信長から怒られました。

 

5/28

クロブラ29を開催しました。

今回96人規模のトーナメントでしたが、SaSamisu選手が優勝となりました。初優勝、おめでとうございます。

 

全体的にパルテナと麺麺が目立っていた大会だったな〜という印象がありました。

また、最近は連続で優勝者が同じ、みたいなことが全く無いので、毎回誰が上位に来るか楽しみなところがありますね。

 

個人的には久々にそうかるくんがクロブラに来てくれて嬉しかったのと、知らない間にすごい髪型になってたのでびっくりでした。

 

今回の動画はアップ済みなので、サムネとか動画タイトル、動画情報等を整理して早めに上げようと思います。

 

 

全般

仕事が忙しい。

社内でも重要なポジションになったので、教育だとか、案件だとかで忙しくなるのはまあ想定内なんですが、土曜も毎週基本出社になっており結構キャパオーバー気味なところがあってここ2ヶ月はメンタルが死んでいました。

平日帰ってからゲームをやるみたいなのもあまり気力がなく、とりあえず目を休めたいというのもあったりするので、眠りながらポッドキャストでラジオを聞く機会が増えました。

 

今までポッドキャストではコテンラジオや超相対性理論を聞いてましたが、聞ける分は聞いてしまったので、ゆる言語学ラジオを最近は聞いています。

 

そのゆる言語学ラジオの派生でゆるコンピュータ学ラジオというのがあるんですが、これが情報系大学出身としては過去に授業でやったようなテーマも出てきて面白いので、聞きながら「それな!」「わかるわ〜」「そうそう!IT系の人じゃないと伝わらんよな!」みたいな感じで相槌うってます。

話題もゆるい感じなのがちょうどいいですね。

 

 

5月はそんな感じでした。

6月はというと、少女病のラストアルバム発売、そしてラストライブがあるのでめちゃくちゃ楽しみにしてます。

大学の時から聞いてたのでもう知ってから10年くらい?ですが、アルバムがずっと出ない中でHPも消滅し、もう発売は無理なのかな…と諦めモードでしたが、クラファンという形でも完結まで持っていってくれたのは報われた気がします。

 

とりあえず、ラストライブまでは死ねないので、忙しいですが頑張って生きたいと思います。