Necromakeycon-ネクロマキコン-

唐揚げを揚げつつ横スマを振ります。

【大会運営向け】start.ggの使い方:序 -ページ作成から参加申請まで-

神奈川でスマブラの大会の主宰をしているクロマキバレットです。

 

以前「smash.gg」に関する記事を書いたのですが、

・名称がsmash.ggからstart.ggに変更になったこと

・記事が古くUI等が変化していること

もあるので、改めて記事にしておこうと思います。

 

 

過去記事

smash.ggをオフラインのゲーム大会で使用すべき理由と、イベント登録方法についてまとめ - Necromakeycon-ネクロマキコン-

smash.ggの当日の操作方法と注意点まとめ - Necromakeycon-ネクロマキコン-

 

 

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#クロブラ30 おつかれさまでした

3連休の中日、無事にクロブラ30を終えることができました。

参加者の皆さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。

 

記憶に残っているうちにまとめです。

 

スタッフ目線のクロブラ振り返り

今大会、参加者目線では感じなかったかもですが、懸念事項が複数ありました。

 

スタッフ不足問題

まず、今回は大会直前に関東圏で感染者が急増したということもあり、COCOAの通知が来た方や、様子見で参加自粛という方、体調不良でキャンセルという方が多数発生してしまい、大きく定員が割れて追加募集するも埋まらない事態となりました。

 

スタッフも同上の理由で今回は不参加で、と参加できない人が増えてしまったため、規模はそれほどでないにしろ大会を回せるかが不安なところがありました。

 

大会をこなすだけであれば、64人程度の規模なら自分1人でも進行面は問題なく進められると思います。

ただ、配信には人員を割かないといけないので、人手が足りなくなると配信込みでは厳しいところです。

配信可能なPCは一応2台持っていきましたが、管理が手一杯になるとミスが起きがちだし、今回はチャレンジするのやめとこう…ということで1配信、2スクリーンにしました。

 

最近はクロブラの常連スタッフも、仕事が忙しいとか資格試験等で大会に来れないことも増えてきて、現行スタッフのみで続けるのは限界を感じていました。

そこで大会アカウントにて募集をかけて、新規スタッフとして何人か加わったので、教えられることは教えつつ作業をやっていました。

 

ほんと今回で複数スタッフが増えてくれたので、設営、運搬等やりやすかったなと思います。

ご協力本当にありがとうございました。

 

また他にもスタッフ希望の方がいれば是非来ていただきたいので、大会アカウントへDMいただければと思います。

 

64人トナメBO5進行

そんな感じでセッティングして予選の直前、予選トーナメントの確定後に多数のDQ報告を受けていたため、既に予選も何もしなくてAに抜ける人が複数出ておりました。

流石にこの状態でトナメをやっても、対戦数が少なくてプレイヤー的にも不満かな…というのは感じていたので、予選とAクラスのトーナメントは全てBO5で進行することにしました。*1

これは事前には決めてなかったことなのですが、流石に予選を総当りに急に変えることもできず(あまりにも試合数が増えてしまうので予定時間変更の必要がある)、今回はマッチングは変えずに試合数を増やしてみました。

 

プレイヤー目線のクロブラ振り返り

今回は30回もクロブラをやってきていて今更感があるんですが、クロブラSPにプレイヤーとして初参加してきました。

 

多分スマブラSPの大会は、ウメブラSP1の時(シングルエリミネーションだったやつ)以来なので、3年半ぶりですね。

クロブラDXは1度出たことがありましたが(ねぐさんにはクソステを拒否られてしまったけど基本クソステで挑んでボコられてた)、今までスタッフとして大会回していたため、WiiUもSPもプレイヤーでは出てなかったんですね。

 

なんでスタッフ少ないのにこのタイミングで?というところなんですが、じゃくさんのランキングがプレイヤー数61人以上でないと集計されないシステムで、折角遠征勢も多数来てくれてるのに反映されないのは流石に悲しい…という思いがありまして。

 

smashrating.web.app

 

元々参加希望80人くらいだったのが、20人近くキャンセル発生していて、トーナメント確定直前で参加者が60人だったんです!!!

あとひとり!あとひとり来れば!!!というとこでツイートしてRTなりして募集かけたんですが、結局来なかったので、最終手段として主宰が参加することにしました。

 

流石に力技すぎるとは思いましたが、ランキングを気にしてクロブラに来てくれるという人も増えてる以上、こういうところで無下にはできないなと思った次第です。

ただ、先に書いたように自分がトナメに出ることで運営が回らなくなる…ということになる可能性もあり(今までクロマキは常にフリーでスタッフからの質問も対応していたため)、やや不安なところもありました。

 

なお、スマブラは64の頃から長くやってるとはいえ、友人と宅オフかオンラインで対戦するレベルなので、トーナメントで勝ち進んだ経験は殆ど無いです。

今回はふたきわさん(毎度参加していただいて、かつ毎回スタッフに差入れまでいただいていて本当にありがとうございます)が初戦でした。

 

もちろん一般人に毛が生えた程度の実力では何もできず、0-3で対戦終了。

対戦後、「ナナの対処が上手いですね!」と褒めていただきました。

「アイクラに掴まれたら試合終了」という意識がスマブラDXで魂に刻み込まれているので、そんな感じの立ち回りはしていたかと思います。

 

続いて敗者側ニシャクさん。

1戦目 G&Wにルキナ出して勝利

2戦目 ディディーにルキナ出して負け

3戦目 ディディーにルキナ出して負け

4戦目 ディディーに勇者出して勝ち

5戦目 ヨッシーに勇者出して負け

2-3で負けました。

 

4戦目は会心刺さってザラキ刺さってで勇者のいやらしいところ出せたんですが(とても気まずい雰囲気)、ヨッシーは以前から苦手意識強かったのでやっちまったなぁという感じでした。

 

かなり接戦だったので悔しいところだったんですが、まあ妥当なところでしょう。

 

お二方、対戦ありがとうございました。

 

 

ギリギリまでBクラスを出るかどうか迷っていたんですが、(B側の選手としても相手がDQばかりで試合したいだろうなという気持ちもあるでしょうし…)、配信の作業や慣れてるスタッフが不足していて手が空かないのもあったので泣く泣くDQとしました。

Bクラスで自分と当たるはずだった方、わざわざ来ていただいているのに本当に申し訳ないです…。

 

配信周りはクロマキが管理しているとはいえ、属人化してしまっているのがあるので、最低限の配信周りのことは他スタッフにも共有しないといけないな…と思いました。

マニュアル作ろうね……。

 

 

大会結果振り返り

 

今回は圧倒的な強さを見せつけてMASAさんが優勝でした!おめでとうございます!!

 

なんと予選本戦通して1本しか取られてない、という安定感を見せてくれました。

 

MASAさんは以前のおださがで開催していた時のクロブラで来てくれていたんですが、優勝とまではいかなかったので、久々の参加で優勝してくれたのが個人的に嬉しいですね!

 

今回のリザルトがこちら

 

MASAさんが圧倒的な強さを見せつけたというのもそうなんですが、2位のsssrさんも3位のれぽさんを2回とも3-0で下しており、3位のれぽさんも4位のなつを3-0で…という状態だったので、プレイヤー同士の壁を感じることになった結果となりました。

れぽさんのロックマン「え!そんなやばい動きするん???」みたいなのを配信しながら目の当たりにしてたわけですが、それでもsssrさんが3-0でれぽさんを2回も完封しているのを見ると、もう強すぎてわけわかんねえなという感じでした。

いやーいいものを見させてもらいました。

 

そして今回のリザルトでツイッターでも話題になってましたが、今回滅茶苦茶ファルコが大量発生してたんですよね。

残念ながらキャンセルしてしまった人の中に、もつなべさん、にちさんもいたので、もしかするととんでもないリザルトになっていたかもしれません。

 

上位ランクインしたファルコ使い3名は大会終了後も熱心に検証をしていました。

こういうのが見れるのもオフ大会ならではなので、開催している身としては大会を通して交流してもらっているのを見るとやはり嬉しいですねー。

 

 

…隣でけんけんレースとかもやってましたが、クロブラなのでそういうのもありです。

 

 

配信動画のプレイリストはこちら

www.youtube.com

 

 

以上、クロブラ30でした。

 

次回開催について

次回開催ですが、今のところ未定です。

というのも、コロナ感染者数がまた増加傾向になっています。

 

緊急事態宣言等は出さないような雰囲気があるため、イベントとして開催しようと思えばできなくはないのですが、開催したとしても参加者が来ない…という事態にもなりかねないですし(今回も参加者埋まらなかったし)、感染者が爆発的に増える中での開催は選手にも被害が及びかねないということで、またしばらく様子見になりそうです。

 

数か月前から会場をとって、準備をして…とやらないといけない中で、いつコロナで開催できるかなんてもう読めない状態です。

規模が大きな大会ほど大きな会場が必要で会場費もかかるので、ものすごい賭けみたいになってしまってるところがあります。

自由に大会が開ける環境がまた戻ってきてほしいですね。

 

 

*1:予選トナメは本戦Aクラスのトナメと地続きなので、要は64人トナメを全部BO5で実施という形です

スマブラ大会もいろいろ変わってきたなという思い

スマブラfor3DSの時代からスマブラの大会は開いてるんですが、以前とはだいぶ変わってしまったなというのがあるので書き出してみます。

 

 

大会数の急増

自分が関東に住み始めた時の頃(2015年頃)ですが、関東のスマブラトーナメントといえば「ウメブラ」が代表格としてありました。

が、それに続くような規模の大会は理科大がイベントやっていたぐらいで、今のように定期的に開催されているようなユーザー大会というものはありませんでした。(多分なかった)

 

そこで「じゃあ無いなら開くかー」と、クロブラが開き始め、平日大会として闘龍門が始まり、レッドブルゲーミングスフィアの参入によりスマパが始まっていった…と記憶しています。

 

スマブラSPになり、トーナメントの数は爆発的に増えました。

ウメブラはコロナ禍でなくなってしまいましたが、置き換わる形で篝火ができ、西武撃など都内でも篝火に次ぐ規模の大会が開催されるようになり、小規模大会はもはやカウントできないレベルまでになりました。

 

大会が増えたことで参加者も地域は同じでも規模によって違う…というのが増えてきたという実感があります。

これは篝火などの超大型大会では認知できないかもしれないですが、「クロブラレベルの中堅大会では全く見かけないが、小規模の対戦会レベルではよく参加している層」というのはいるんだなというのが他の大会の参加者を見てて思いました。

 

以前は大会が少なかった上、わざわざ新しく大会開く人もそこまで出なかったため、大会に出る人は開かれてるものにとりあえず参加し、残りは宅オフで補う形だったと思います。

今はもう大会だらけになったので、あえて新規の人が宅オフに参加する理由もなくなったのかなと思います。

公募してる宅オフも「知り合い前提」のところが増えましたね。

 

知らない人を家に招くのは…危なかったりしますしね。

 

chromakeybullet.hatenablog.com

 

 

配信の位置付け

スマ4時代の大会の配信は基本的に「プレイヤーの対戦記録を残す」ことがメインに考えられていたと思っています。

しかしスマブラSP以降はYouTubeで収益が入ってくる時代となり、個人でスマブラの配信をする人、見る人が増えたことことも影響し、「大会に参加はしないけど観戦する人」が爆発的に増えました。

以前は配信したところで見てくれる人は3桁行くなんてあるわけがなく、数人〜十数人程度の同接でしたし、大会にもよく参加するプレイヤー層が見てくれていただけだった印象です。

 

そもそも、クロブラは初期の頃は配信してませんでした。

有線もWi-Fiもなかったですし、配信の余力もなかったので、配信は二の次、「参加してくれた人が楽しめれば良い」という考え方でした。

 

それが昨今は配信に「演出」が求められたり、配信でちょっとしたミスをするとチャット欄で鬼のように怒る人が出てきたり、特定のプレイヤーの中傷を書き込む人への対応としてコメント欄を常に確認しないといけなかったり…。

 

前よりも求められること、やらなくてはならないことは確実に増えたかなと思います。

 

ちなみに配信ではないですが、毎回「リザルト画像を作らないといけない」と言う強迫観念に駆られてしまっています。

Twitterで「まだリザルトでないのかな?」みたいなツイートを見かけると、リザルト画像を出すのが当たり前の文化になってしまったんだなあと感じるのと、あれ作るの確認作業入るため、リソース足りてないときは特に運営泣かせだったりします。

(決してリザルト画像そのものや、リザルト画像を求める視聴者を批判するとかそういう意図はないです)

 

 

超大型大会の存在

前もウメブラは開かれてはいましたが、篝火、マエスマTOPなどの500名を超える規模の超大型大会が各地で開かれるようになりました。

先日は九州でも256名規模で九龍が開催されましたし、マエスマの協力で香川でも150名オーバーの規模の大会が開かれました。

 

全国的に大会開催数と参加者上限の母数がインフレしている感じがしています。

以前のスマ4の環境や、スマブラDX界隈、その他のゲームタイトルのオフ大会の界隈のことを知っていると、ちょっとここまで来ると恐ろしいですね…。

 

本当に個人的な感想ですが、以前の環境を知ってるのもあるので、ペルソナ5の怪盗団的な異常な持ち上げられ方をしてるように感じています。

大衆の認知が一気に変わってしまったので、何かあると「いや今までお前興味なかっただろ」的な方向からも一気に叩かれるんだろうな、という若干の怖さがあります。

 

startggの存在

正直、現在はいろんなツールが出てますので、トーナメントを進行するだけであればstart.gg(旧smash.gg)を使う必要もないなとは思っています。

 

しかし、SWTのポイントが加算される点、超大型大会のシードを決める際にstartggのトーナメント結果で集計されたものが使用されているという観点から「startggを使用している大会だから参加しよう」という人がそれなりに増えたというのが結構衝撃的です。

 

自分は主宰だけあってクロブラが大好きなので、クロブラがどう思われているかというのはとても気になっています。

好き放題したいのがクロブラの信念ですが、好き放題して人が来なくなるのも困るので、いい塩梅を保ちたいとは思っています。

当然良い意見も悪い意見も見かけるんですが、プレイヤー目線で、大会の使ってるツールで参加するかどうかを判断しているという時代がくるとは思っていなくて。

 

若干のカルチャーショックを受けましたが、前述の通り大会の数はめちゃくちゃ増えてるわけで。

その上startggは運用がわからないとか、めんどくさいからとかいう理由(推測)で中小規模の大会では導入していないところが多いです。

そういう理由からじゃあクロブラ行くってなることもあるんだなーと参考になりました。

 

大きな大会が増えてる以上、クロブラとしてもそういう層の受皿にならないと定員割れるんだろうなーという危機感はあります。(対戦会にしたところすこぶる参加者減って定員割れたこともありましたしね)

 

 

まとめ

まとめです。

以前と同レベルの規模の大会を開き続けてる身としては、文化的な面であれこれ変わったのは、SPの人気がすごい点、コロナで大会が一度消えてしまった点もあったし大きく変わってしまうのも仕方ないなーという感じです。

 

あとは運営サイドとしてのやること、気にしないといけないこと、求められていることが増えたなーというのが大きいです。

 

もちろん便利になったところもあって楽になったところもあるにはあるんですが、大会当日の動きとしては基本的に運営への負担は大きくなったのかなと思います。

 

大会運営が長い人は特に、運営に慣れすぎてありとあらゆる作業をこなせる身体になってしまっていると思います。徐々に規模拡大とかしてるので、化け物みたいな動きができる運営も増えていて、無理矢理やれることも増えてはいるんですが、流石にこのままの運用はちょっと…というのは感じています。

 

自分もクロブラの前準備は全部やってますし、進行*1も配信*2周りも一通りできるので、全部一人でやろうと思えば64人トナメぐらいはできると思います。

 

出来るとはいえ、このままだと属人化してしまいますし、前からいるスタッフも年齢を重ねて体力持たないとか、仕事がやばいとか増えてきてるので、個人に過度に負担がかかってしまうので避けたいです。

クロブラでも今回より新規スタッフ募集をかけて人数を増やしてみましたので、内容を覚えてもらって負荷分散できればいいなあと思っています。

 

*1:初期の篝火でも進行全部やってたし、九龍でも128人トナメ回してたので大抵のトナメはこなせるはず

*2:高い配信PC買っちゃったから元取るぐらいは配信しないとね…

読書する習慣

親や学校の先生、上司などから「本を読め!」って言われた経験はないでしょうか

 

本に触れることは生活を豊かにする上で重要だとは思ってます。思ってますが、正直普段から本を読む習慣のない人に「本を読め」とだけ言ってもいきなりは無理です。

なんの本を?なんのために?読んでなにかあるの?活字?漫画と攻略本も活字だよね、読んでるけど?みたいな反応が返ってくることが多いかと思います。

 

ただ「本を読め」だけ指示されても戸惑うのは当然で、すぐ飽きてしまうとか続かないとかになるので、「本を読む動機付け」も大事です。

 

本を読む動機付け

手っ取り早く、趣味と関連付けられた書籍があれば手にとってみるといいと思います。

 

例えば、自分の例。

 

涼宮ハルヒの憂鬱」というライトノベルをご存知でしょうか。

若い方には「聞いたことがある」「知らない」レベルの認知度になってるかもしれませんが、アニメ放送当時中二病発動していた自分にはドストライクに刺さるものでした。

 

今回は別に読書で「好きなアニメの原作のライトノベルを読め!」と言いたいのではなく(ライトノベルからそれ以外の種類の本にも派生すればいいですが)、登場人物である長門有希が選んだ(というていで角川が選んだ)、長門有希の100冊』という本の一覧があります。

 

dic.nicovideo.jp

 

長門有希が選んだなら俺も読まなヤバい!」ということで、当時全部ではないにしろ読めそうなやつを読んでおりました。(存在しない書籍もあるので実質100冊ないのですが)

 

当時自分は中学生だったので、ハリーポッターと親が置いてた赤川次郎三毛猫ホームズシリーズぐらいしか読んでおらずでした。

そのため、どの人が有名な著者だとか、この人はあの著作の人の本だとか、この本は有名なヤバいやつだとか、全く知識ない状態でした。

 

まあ難しそうな本も含めて読んでみたけど「おもしろい!」と感じるところまで解釈できたものは少なく、深い理解ができなかった…というのが本音なのですが、今となっては錚々たる著者陣だなぁ…読み直してみるか…と思わされます。

 

折角なので何冊か紹介します。

 

十角館の殺人 綾辻行人

十角館の殺人〈新装改訂版〉 「館」シリーズ (講談社文庫) | 綾辻行人 | 日本の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon

 

当時読んで一番衝撃的で記憶に残っているのがこの十角館の殺人

高校の放送部の朗読部門で十角館の殺人が選ばれて再度読み直したり、後にアニメで「Another」を見たときに「あの時の作者の…!!」となったのはとても覚えています。

最近は漫画版なども出ているのでそちらで知っている方もいるかもしれませんね。

 

 

暗号解読 サイモン・シン

 

暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで | サイモン シン, Singh,Simon, 薫, 青木 |本 | 通販 | Amazon

 

サイモン・シンの名は大人になってから数学とか物理学の方面や暗号の話が出てくると話に挙がることもあるため、「どこかで聞いたことあるな…」と何度もなってたんですが、まさか長門有希の100冊から来てたとは…とあとになって気が付きました。

情報系の人は、暗号の歴史について知れるのでなるほどなぁというところがあるかもしれません。

 

 

魍魎の匣 京極夏彦

文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫) | 京極 夏彦 |本 | 通販 | Amazon

 

妖怪の話が出てくると挙がってくるのが「水木しげる」「荒俣宏」「京極夏彦」あたりだと思われますが、真・女神転生をよくプレイしている自分にとって「妖怪の話」というのはめちゃくちゃ興味惹かれるものがありまして。

よくパーティに入れてたこの悪魔、原作()ではこんななのかーとか、妖怪ってこういう理由付けがあって誕生したのかー、なるほどなーと、学ぶことは多いです。

魍魎の匣の「魍魎」という妖怪も、メガテンに登場してますね。

 

 

長門有希の100冊はもう10年以上前のリストで、更新もされないのですが、今読んでも面白いものばかりなので、読書のキッカケの一つとしてみてもいいかもしれません。

 

 

本を読んでいる人の話から参考文献を教えてもらう

前も記事にしたかもですが最近はpodcastでラジオを聴くことが増えまして。*1

そこで話の途中で紹介された本を読む、という機会も増えました。

 

なんのラジオ?というところですが、

・超相対性理論

・コテンラジオ

・ゆる言語学ラジオ

をよく聴いています。

 

ここに出ている人たち、本当に本を相当な数読んでいるので、知識の引き出しが深い深い。

1投げれば「それ知ってる!」で10返ってくるような人たちで、見てて(聞いてて)純粋にすごいなーと思います。

 

また、自分が情報系だからと得意分野の知識に偏って読書するより、他の分野を知るきっかけにもなると思います。

実際初めて聞くことも多く「おっ、それ仕事に活かしてみよ!」とか「なるほどなぁ〜そういう考えがあるのか」みたいな興味を引く話題が多いです。

純粋にラジオのリスナーなんですが、そこから興味を持ってこの本読んでみよ、みたいなのは増えたかなと思います。

自分は本をサーチする能力がまだないので、こういう人たちから面白そうな本を教えてもらうのが一番かなーと思います。

 

そんなpodcastで挙がってくる書籍ですが、まとめてくれている方がいるので、ありがたく参考にさせてもらっています。

 

つみぼん

www.tsumibon.tamari-b.com

 

個人的に聞いているラジオで先ほど挙げたものを全部載せてくれてるので助かりますね。

多分podcastから読書に興味持つような人って、同じような番組聴いて辿ってるんだろうなーという感想です。

 

本を読み始めて思ったこと

中学高校の学生時代、強制で「読書タイム」みたいなのを朝の時間にやらされていた記憶があります。

また学生時代は読書感想文とか、なにか強制で読まないといけない状態を作り出されていたので、「率先して本を買って読みたい」という読書に対するモチベーションはなかったと思っています(ラノベは読んでました)。

 

それが今は「この本のこんなところが良くて」とか「こういう本だからこういう時に参考になるよ」と本の面白さを語られると、「お、面白そうだし読んでみるか」になるじゃないですか。

この対比って北風と太陽の話に見えてくるんですよね。

 

そういうのもあって、なんの指定もなく「読め」という指示は、義務教育時代に時間を作らされて無理やり読まされていたあの頃と大差ない、ということに気が付きました。*2

自分の意識で読みたいと思う本を読まないと次に繋がらないので、やはり外部から刺激を受けて読みたい本を探していくのが最初はいいのかなあと思いました。

 

 

大人になった今、本を読んでて思うことは「なるほどだからあれはそういう意味だったのか」というような知識が更新されることの面白さ、そしていろんな事柄が繋がっていくところの面白さにあると思います。

特に今後は会社で上の方に立たないといけない身としては、本を読んで知識を深めたり、専門外の分野を知って何が繋がるか、というのは考えていきたいですね。

 

また、折角なので読んだ本の感想も今後書いていきたいなーとは思ってます。

 

*1:AmazonPrimeMusicのアプリから聴けるので、なんか作業の合間に流しとこ、で聞き始めたのがキッカケです

*2:子供の頃に、「この本面白いよ!」と先生から言われてもなかなか読まないだろうし、特定の書籍紹介するよりは読書タイムを設けて好きなもの読ませるのがいいのかもしれません。そういう意味では教育ってやっぱり難しいですね

思考の整理 新人教育

ここのところ仕事が忙しくてなかなか落ち着かないのですが、忙しいことを理由に(忙しい以外に理由はあったりするんですが)思考をアウトプットすることを放棄しがちなので、これではいけないと最近思い直しています。

ツイッターではぼそぼそつぶやいていますが、あとから見返すことを考慮すると、ツイッターという媒体で行うには無理があるためブログで記事にしていくことにします。

 

思考を吐き出すだけというのと、壮大な文章を書き始めて億劫になって続かなくなってしまうと意味がないので、短文でまとめていこうと思います。

 

 

最近のこと

7月より、役職が与えられ社内で部下を持つようになりました。(部下がついたのは実質4月からなのですが)

 

責任とかも付きまとうようになって、社内のあれこれの管理、部下の仕事の把握と指示出しなども増えてきたので、忙しい忙しいと言っているのはこの辺が原因です。

 

で、何故忙しいかというと、急な社内の組織変更で大きく働き方が変わり、IT系未経験や新卒も入社するようになったため、社員に教育をしながら自身の業務をこなしていく状態になりました。

 

自分は大学も情報系、(覚えられているかはさておき)がっつりシステム周りのことを学んで社会に出ています。

そのため新出単語が出てきた際に理解できてなくても文脈やらシステム構成やらで、なんとなく「あの辺のことなんだなー」とか、「知らんけどそういうものあるんやなー」みたいな感覚でいます。

自分はそういう感覚なのですが、それが新人にはなかなか通用せず。

何度か教えていることも、なかなか覚えてもらえないので、どう教えるべきかなーみたいなとこで詰まったりしています。

 

例えば、

「多分それが動かないのはエラーメッセージ見る限りは権限の問題だから、このディレクトリにシェル本体があるのでパーミッションを755にしといてくれる?」

みたいな指示を出そうもんならもう大騒ぎです。

 

パーミッション変えるにはどうすればいいですか?」ぐらいなら想定内の質問ですが、返ってきたのは

「まず何を起動すればいいですか?」

だったので、teratermを起動するよう伝えました(あー!これはここで使うんですね!と言われた)。

 

そんなこんななので、教育って大変なんだなーと改めて思いました。

今までの人生、上から教わる時間の方が多かったので、「相手のスキルレベルに合わせて教えるスキル」がいかに大事か思い知らされました。

 

ここは今後ずっと悩んでいくんだろうなぁ…というとこではありますが、上手く教えられさえすれば簡単な作業は割り振れる=自分の作業が楽できるに繋がるので、少し力入れていきたいところですね。

 

#少女病ラストライブ ライブ視聴後感想ぶちまけ

そもそも少女病とは?って感じの方もいるかと思うんですが、公式曰く「シンフォニックロックを中心としたファンタジックな楽曲を紡ぐサウンドプロジェクト」です。

 

物語、キャラクターを表現した曲が特徴で、独特の世界観を歌で表現してくれるのがとても好きで聞いておりました。

 

今回ラストアルバムの発売とラストライブをクラウドファンディングで実施するということで、ライブの方を視聴してきました。

 

クラファンに支援したけどまだ観ていないという方は、是非観ていただきたいと思います。

 

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