「鈍器」の異名で知られるゲームキューブも発売から約17年となり、ディスクを読み込まなくなったり、コントローラを差しても反応しなくなったりと、スマブラDX界隈では大会用の機材に影響が出始めています。
スマブラDXはゲームハードとしては何世代も前になりますが、現役でEVO(格ゲーの世界大会)にも選ばれている種目であり、今もなお熱いゲームです。
国内では各地でユーザ大会も開かれていますが、やはり使えなくなるゲームキューブはそこそこあります。
大会運営していくにあたって今後も廃棄するGCは増えるのが見込まれるので、ガワだけでも何かに利用できないかなと。
そして思い当たったのが
「植木鉢にすればいいんじゃね?」
という結論でした。
通風孔もあるし、接続端子のところを引っこ抜けば穴は空くから水はけもよく、頑丈で、取っ手が付いていて持ちやすく、グッドデザイン賞も取っていてインテリアとしても優秀。
なるほど、植木鉢にピッタリですね。
ということで壊れたゲームキューブを解体してみることにしました。
ゲームキューブを分解するのに必要なもの
・プラスドライバー
・プラスドライバー(小)
・特殊ドライバー
特殊ドライバーは下記の画像みたいな感じのものです。
スーパーファミコン、64などの分解にも同じものを使うようですね。
この辺りの時期の任天堂のハードは、コンポジットケーブルも同じケーブルで使えるので、その他のネジとかの規格も統一していたのかもしれません。
GCを分解する
まず最初にGCを裏返して、4隅のネジを特殊ドライバーで外します
外した直後はこんな感じ。外装と、下面に基盤や排熱ファンなどが固定されています。
基板側の方ですが、ディスク読み取り部が上にあり、その下に基盤があってコントローラや各種ケーブルの端子と接続するようになっています。
横に排熱ファンがありますが、これはケーブルで固定しているだけなので取り外します。
その下にネジがあるのでプラスドライバーで取り外します。(赤丸部分以外に、反対側にもネジがあります)
また、ディスク読み取り部とコントローラを接続する前面の基盤との間に小さいネジがあるので、プラスドライバー(小)で取り外します。
ネジを全部外したら、ディスクの読み取り部分が取り外せます。
今度は真ん中のわかりやすいところにネジがあるので取り外します。
またネジが出てきますのでこれも取っ払います。
今度は最下層の「GCの下に付けるアレ」の接続部が見えてきました。
これも取っちゃいましょう。
これでとりあえず分解ができました。
GCのフタ部分の分解
GCのフタ(下の画像の左側)部分ですが、取っ手を固定しているところ、フタを固定しているところがあるので、フタを外したい場合、または取っ手を外したい場合は対象部分のネジを外せばそれぞれ分解できます。
フタの部分は「GAMECUBE」のロゴが入った黒い部分、開閉部のフタで分離できます。植木鉢として利用するには、開閉フタを完全に外すか、開閉フタに穴を開けるかしないといけません。
GC前面のコントローラのポート部分の分解
コントローラを差す部分です。
基盤にネジがあるので外します。
こんな感じで分けられます。
この部分はWiiUのGCコン接続タップにも流用してるんでしょうか…?
分解完了
GCの分解が終わりました。
慣れると10分もしないぐらいでGCのガワだけ取り出せると思います。意外と簡単ですね。
また、ボタンを押してフタを開閉させたい!!
という方もいると思うので(自分がそうだったので)、以前やってみたものを貼ってみます。
本当に破壊する感じで荒療治なので、ここをキレイに穴を開けるには結構大変な気がします。
ちなみに自分はアイスピック的なもので穴を開けたあと、ニッパー的なものでフタだったものをちぎりちぎりやっていきました。
いやもっとなんかやり方あるだろみたいに思いますが、とりあえず穴が開けれたので目的は達成かなと。
これが植木鉢として活躍するということで、次回は何か植えたいと思います。