クロブラ参加者のランキングを作成します #KPR2020
作成の経緯
クロブラの大会結果について、「クロブラはJPRに換算されないのか…」って言う参加者からの声が前からあって、「クロブラはルールが全然違うし、関東ではウメブラがあるし別にいいじゃん」とも言われてました。
クロブラのルールは「互いの同意があれば好きなステージで対戦可能」「互いの同意があれば公式ルール(アイテムありチャージ切り札あり)で対戦できる」というもので、仮にそのルールで最強プレイヤーをぶちのめしてしまったらそれが結果としてランキングに反映されるのでどうなんだ?って自分でも思います。
国内ランキングに反映されない事自体は個人的に納得してるので気にしてないんですが、参加者の大会参加のモチベーションに「ランキング」という面があるのなら、そこに協力できてないのは申し訳ないなと思っていました。
そこで「じゃあクロブラだけでランキング作ればいいのでは?」という発想の元、実際に作ってみることにしました。
それが「KurobraPowerRanking」、略してKPRです。
braacketについて
ランキング集計面倒じゃない?って思ってたんですが、やはりこういうのは海外の競技シーンが進んでいるもので、専用のサイトが有りました。
それが「braacket」というサイトです。
どうやらbraacketを知っている海外勢が既に国内大会のものも記録残していたのがわかったので、smash.ggの時もそうだったけど日本はこういうサイトではちょっと遅れてるんだなあってちょっと思いました。まあどういうものなのか認識してもらえれば、いずれ全国的に使用されることでしょう。
英語のみのサイトなので初見じゃちょっと作り方とか細かいところがわかんなかったんですが、Plata氏の協力もあってbraacket完全に理解しました。
簡単に言うと、データ分析大好きな人には最高のサイトです。
braacketでできる事として主なものは下記3つで
- ランキングの集計
- プレイヤー同士の直接対決集計
- 個人成績の確認
となります。
リーグ(ランキング集計先)に各大会のトーナメントを追加していくことで結果を自動算出してくれます。
ランキングの作り方を書いていくと時間かかるので、作成方法に関することは別に記事にしようと思います。
どんな集計内容が見れるのか?ということについてはKPR2020のリーグがあるので、それを参考にしていただければわかりやすいかと思います。
現状のランキング結果。
2020/3/22現在クロブラのランキングは、クロブラ19とクロブラ20の2トーナメント分入っているので、更新時に↑とか↓とか前回との比が表示されるようになってます。
もちろんこれは毎トーナメントごとに集計されるので、1回いい結果残してもその後全く出なかったら他の人に抜かされていきます。なるべく毎回出ていくと良いと思います。
次にものすごく便利なのが、プレイヤーごとの直接対決表。
全プレイヤーの結果が見れます。それもリーグに登録されている大会全てになるので、どんどん入れてくとえらい量になります。
まだ2大会分なので、今後が楽しみ。
そして最後に個人の戦績。
誰に勝った負けたとか、ランキングの順位推移とか、今まで1位とかベスト32とかを何回取ったのかとか、すごい細かく見れます。
ここもまだ2大会分しかやってないので、今後どんな感じになっていくのかが楽しみです。
KurobraPowerRanking
クロブラのランキングとしては、今後スマブラSPに関しては96人規模の大会を開催していくので96人規模の大会の比重を100%とし、大体の人数によって大会の重さを変えていこうと思います。
ちょうどクロブラ19が192人、クロブラ20が64人なので、まだ比重100%の大会は開けてないんですが…。
また、ある程度のスパンを固定したランキングとしたいので、ひとまず2020年のリーグとして作成しています。ということで今作っているのは「KPR2020」。
年間ランキングとは別に、クロブラSP全大会の合計みたいなものも出しても面白いかも?とは思ってます。まだ作ってないですが
また、DXについては今年開催した大会が1回のみなので、来月のクロブラ21をやった後にDXの方のランキングも作成しようと思ってます。KPRM(Melee)2020みたいな。
DXに関してはゲームが変わってない関係上、過去4年分遡って結果入力もできそうなんでちょっと考えておきます。
このランキングを作成することで、
運営的には「この人めちゃくちゃ勝ってるからシードにしちゃお」とか「この組み合わせもう何回も見たな、ブロック入れ替えよ」みたいな基準になりますし、
参加者的には「この前よりランク上がった!」とか「○○さんに勝ち越した!」みたいな自分の成長記録として使うことができます。
運営側にも参加者側にもメリットがあるので、「クロブラにはそういうのがあるよ」っていうことだけ知っておいてほしいです。