Necromakeycon-ネクロマキコン-

唐揚げを揚げつつ横スマを振ります。

【ご報告】クロブラの無期限活動休止について

昨日、クロブラの活動を無期限休止とする発表をYouTubeにて行いました。

 

 

クロブラでは基本TwitterとDiscordのみの告知を行っていましたが、クロブラのYouTubeチャンネルの登録者も増えている状態です。
YouTubeユーザーへの告知をするにはTwitterだけでは不十分で告知するにはもちろん「動画を投稿するしかない」ということで、今回は動画媒体で活動報告をさせていただきました。

 

最初はTwitterにて報告だけしようかと考えていたんですが、実際クロブラのメイン活動場所の移転の話とか、なんで4月まで中止にするのかとか多数説明したいこともあって、それを文字にするとえらい分量になってしまうので結果的に動画にしてよかったと思ってます。

 

ブログではたっぷり文字を書けますので、動画見るのがめんどいという人のために書いていきます。
(案の定、気合い入れていっぱい文字を書いてしまったので、文字数多すぎて嫌になるかもです。文字を読むのが嫌な人は動画を見てもらえればと思います)

 

 

4月までのクロブラの中止と無期限活動休止について

まず、1月、2月、4月に予定していたクロブラをすべて中止といたします。

これは「緊急事態宣言が発令されたから」ではなく、国内(特に関東圏)で新型コロナウイルス感染者が大幅増加の傾向にあり、イベントの開催が困難と判断したからです。

よって「緊急事態宣言が解除されれば再開する」というわけではありません

 

今回の緊急事態宣言ではイベント自体は上限が1000人まで、会場規模の半分までで開催と、スマブラの大会やる上では現状と変わらない内容となっており開催自体は問題ないのですが、感染者数が爆発的に増えている点を考慮して中止という結論に至りました。

 

正直4月時点でどうなっているかはわかりませんが、1,2月のキャンセルは確実で、4月までの間に開催できるか悩んでいる間も倉庫費やポケットWi-Fiの費用は固定費としてかかってしまいます

元々4月の5周年大会で相模原のイベントを終了し、横浜へ移転する予定だったので、早めにキャンセルして固定費を削ろうという意図もあります。

 

去年の12月末に新規感染者数が都内だけで1日1000人超え、神奈川も300人ほどでしたが、年明けに都内で2000人超え、神奈川も999人と大台間際で大幅に増えている状態です。

現在も増え続けているため、正直4月も厳しいのでは?と思っています。

 

また、クロブラでは相模原の倉庫と横浜の倉庫2つを借りています。

今回は相模原の倉庫から機材を撤収し、横浜倉庫と機材を統合します。

 

本来であれば長年開催し続けてきたおださがの地で4月の5周年大会を迎えたかったので心残りですが……、現状の情勢だと開催できる状態ではなさそうなので、大人しく開催できる時を待とうと思います。

 

オフ大会の再開予定について

正直再開がいつになるかわかりません。現状「何月頃再開できます」とは言えない状態です。

仮に緊急事態宣言が解除されたとしても、現在のように感染者が大幅に増えていて、参加者の多くがイベントの参加を不安に思う状態であるなら開催はできないかなと思っています。

実際篝火の申請状況を見ている限り、直前のキャンセル多発で定員割れになっていました。(結局篝火についても開催中止となりましたが仕方ないかなと思います)

 

明確に「こうなったら再開する」という指標は今のところないんですが、その時々の状況を見て開催有無を判断したいと思います。

 

会場について

先述の通り、クロブラは今まで開催してきたおださがプラザを離れ、横浜に拠点を移します

 

そもそもおださがで開催していた理由としては、

  • 主宰であるクロマキの家が近いため開催しやすい
  • 100人ほど入る箱でちょうどいい感じのサイズだった

というのが挙げられます。

 

なぜ横浜に移転することになったかというと、おさだがでは近所に他の施設がないため他の会場で開催する選択肢はなく、会場を変えられない、また直近の日程では予約が取れないという問題がありました。
1年先の日程まで予約できるので、早めに取らないと開催自体ができない、でも早めに取るとあとから開催が決まった他の大規模イベントと被ってしまい、スタッフが揃わないので会場を泣く泣くキャンセル…などという問題も過去に起きていました。

 

そういう経緯があったので、メインの活動場所をイベント会場に使える施設の多い横浜に移し、開催場所を選べるようにしたかったわけです。

今回の緊急事態宣言で仮に半年使えなくなるとして毎月会場を取っていたとすると、会場のキャンセル料もかなりエグい感じになってきます。
今までは台風とかで1回分が中止になるとかはあっても、半年中止するとかはなかったんですが、コロナ禍では半年中止とかも全然有り得る話なので、タイミング的には最悪の事態は避けられて良かったのかな…と思います。

 

今後の方針について

今後ですが、まずは相模原の倉庫からクロブラ機材を撤収させます。

関内の倉庫+クロマキの自宅で一時的に機材を管理し、状況が落ち着き次第、横浜近辺で大会を再開させたいと思います。

 

クロブラではスマブラSPとDXのイベントを同時開催で行っておりましたが、コロナ禍では人数制限せざるを得ない状況下であるためイベントを分けて開催する方針としています。

大規模イベントで開催するときは同時開催を予定していますが、現状の人数制限ありきの大会では同時開催というのは難しいため、再開したときもSPとDXの開催は分けて行いたいと思います

 

また、相模原と関内の倉庫のモニター合算数が使用できるようになるため、大規模イベントは開きやすくなるかと思います。(大体50台くらいのモニタ数になります)

ただし大規模イベントはある程度落ち着かないと開催自体無理だと思うので、数か月先か数年先になるかわかりませんが、将来的には大きなイベントを開催したいなと思っています。

 

オフ大会ができないと何もすることがなくなってしまうので、オンラインでも何かしらのイベントができれば…と思っていますが、以前オンラインイベントを開催したときも人が集まらず頓挫したという経緯があります。
クロブラなりになにか特殊な企画とかやれば人が来るのか、継続してやっていけば人が増えていくのか、来ないのかと難しいところではありますが、クロブラとして何も活動しないというのは自分としては生きた心地がしないので、何かしらのことはやってみようとは思っています。

 

もしオンラインでできそうなイベントで「手間かかりすぎるとか需要ないとかで誰もやらないだろうけど、こういう企画どう?」みたいなのがあれば教えて下さい。

スペシャル乱闘がオンラインでできればなあ…。

 

 

KPR2020について

去年1年間の大会のリザルトからクロブラパワーランキング2020(KPR2020)を発表しました

 

 

 本来であれば、1月以降の大会の優先枠として上位に入ったプレイヤーを入れたり、大会のシード決めの際の参考にと思っていました。

大会自体が開けなくなってしまったので、今後この結果をどうするかというのは再開したときに発表したいと思います。

 

 braacketの詳細は下記URLにて

braacket.com

 

「え、この人優勝したのにこの順位なの?」とか、「大会順位は落ちてないのにKPRの順位すごく落ちてるけど?」みたいなのもあると思いますが、レート制になってるので、基本的には「誰vs誰」の戦績でポイントが入ります。そのため上位の人に負けるよりも下位の人に負けるほうがポイントは減ってしまいます。


また、大会の規模によっても重みの付け方を変えているので、大規模大会での優勝と通常時の優勝ではポイントが変わってきます。

 

今回は2020年1月に大規模大会を開いておきながら、後続の大会が1月時点の1/4という規模の大会しか開けていないため、かなり1月の結果が影響していると思われます。

 

また、大会ごとの得点の付け方でやや異なるところはあるかもしれませんが、基本的に直接対決結果を見れば順位にも納得できるのかなと思います。

braacketのいいところは全プレイヤーの全期間の直接対決結果が参照できることですね。
 (braacketの「LEAGUE HEAD 2 HEAD」タブにて確認できます)

 

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ランキング上位の人ほど、自分より下の順位の人の負けが少ないような状態になっているかと思います。

逆にじゃがいもさんやザクレイさんなど、「1回だけクロブラに参加して優勝」してこの位置なのは、クロブラのランク上位のプレイヤーとあまり当たってないため精度が低めになっているものと思われます。

仮にランキング上位同士でぶつかり合う状態があれば、もっと精度の高いランキングになっていたのかなと。

 

昨年トナメが実施できた回数もそう多くはないので仕方がないですが、あくまでも「2020年のクロブラの対戦記録」なので出せるのはここまでです。

 

今後は過去分も含めたクロブラすべてのトーナメントの記録と、年間の記録で別途集計して、精度の高いオールタイム版と年間版の記録を出したいなと思ってます。

 

 

終わりに

正直、去年の今頃はこんなことになるだなんて想像もしていなかったので、(ちょうど大規模クロブラ開いてもうすぐEVOJAPANだーって頃)この1年のやるせなさというか、消失感にはどうやって感情をぶつければいいのか未だにわからない状態です。

 

今年は現状の感染者数の伸び方を見る限り、去年以上に大会が開けなくなると思っています。
そのため何かしら考えて動かないと、今まで5年間築き上げてきた大切なものがなくなってしまうようでとても怖く感じています。

イベントを開く側としては、イベント開催で発生する課題をいかにして解決するかということを念頭に置いて繰り返し試行錯誤しているわけですが、今回の課題はあまりにも大きく、今までの前提が覆された状況下での内容です。

「今まで大丈夫だったから開催してもいけるっしょ」という軽いノリで大会を開ける状態ではなくなってしまったということを意識して、どのタイミングで再開するかを慎重に考えていきたいと思っています。

 

 

長期に渡って開催ができない状況となることは、参加者の方には本当に心配をおかけしてしまい申し訳ないですが、クロブラがオフ大会として存続できるよう励んでまいります。

 

また参加者の皆さんも、また全開で楽しめるオフイベントが復活する時まで、感染症予防に徹底していただきたいと思います。

 

クロブラの開催を諦めるわけではありませんので、今後もクロブラを応援していただければと思います。