スマブラ界隈の文化として自分の家に人を入れて対戦を行う「宅オフ」がありますが、スマブラSPが発売されて以降、宅オフを開催したい、という人も多いのではないでしょうか。
基本的に募集はTwitterで行うことが多いですが、開催したての頃は募集していることすら気がついてもらえないみたいな事が多いのでは?と思います。
今回は「Twitterで募集をかける」ことを前提として、人集めたいならとりあえずこれやっとけ、的なことをまとめてみました。
宅オフ用のTwitterアカウントを作る
宅オフ用アカウント、というか別アカ作るのがそもそもめんどい、という人はいるかと思います。
ですが、利用者側からすると例え募集していてもタイムラインに流されます。
特にフォロー数が多い人は情報がすぐ流れるので数回募集を掛けたとしても気が付かない場合が多いです。
また、募集掛けている本人のツイート数が多すぎると募集ツイートに辿り着けない可能性が高いです。
家主のアカウントをフォローしていたとしても、ガチャ当たり報告ツイートで募集が埋もれていたらどうしょうもないですし。
専用アカを設けることで、絶対逃したくない人は「このアカウントがツイートしたら通知する」みたいな設定したりできますし、募集に特化しているのでツイートから情報を追いやすいのが利点です。
基本的な情報を書く
自分が普段テンプレにしているのは下記です。
【日時】
【最寄駅】
【環境】
【募集】
【備考】
宅オフルールのURL
ハッシュタグ
実際に書いてみると次のようになります。
クロマキ宅スマブラ唐揚げオフ
【日時】20XX年12月1日-31日
【最寄駅】神奈川県 小田急相模原駅
【環境】BenQ30台、ブラウン管4台
【募集】10人くらい 宿泊6人まで
【備考】唐揚げ食べ放題1000円
クロマキ宅オフルール - Google ドキュメント
#スマブラSP_オフ会 #スマブラDX_オフ会
ここで重要なのが、下記の4点です。
都道府県、最寄駅または特定しやすい地名まで書くこと
都道府県、最寄り駅を入れた方が良いと思う理由は、「地名だけだと場所が特定できないため」「検索するときに引っかかりやすくするため」です。
例えば「中津でスマブラやってます」とだけ書いていたとしましょう。
あぁ!中津ね!唐揚げの聖地!いけるやん!と思っても
全国に同じ地名はいっぱいあります。
細かく指定しないと特定できません。
以前「庄内でスマブラ」と聞いて、庄内でやるんだ、ふーんと思ってたら大分県でなくて山形県でした。
実際「東神奈川」とか国内で間違えられる要素のない地名でない限り、すれ違いが起きても仕方がないと思います。
また、検索する側の立場に立って考えてみてください。
とりあえず情報がない状態で検索しようとした場合、ピンポイントで「座間」「小田原」とかで検索するより先に、「神奈川」「横浜」みたいに都道府県など広範囲で検索すると思います。
都道府県は認識齟齬を避けるため、とりあえず書いときましょう。
人数情報などはなるべく書くこと
環境や募集人数については何台で出来るのかとか、泊まれるのかとか、その辺を見て誰か誘っていこうとか考えやすくなるので記載しておくべきだと思います。
初めてだから人が多いところで知り合いを増やしたい、みたいな人もいると思いますし、ニーズに合ったオフかどうか判断しやすくなるかと。
「スマブラ」のワードは入れておくこと
これも検索にヒットしやすくする工夫です。
「SPオフ」みたいな書かれていた場合、ツイートを見ればスマブラオフのことだとわかるけど検索にヒットしない場合効果ありません。
前述の地名の件も含めますが、特に界隈について何もわからない人がイベントを探すときに検索するであろうキーワードは
辺りだと思ってます。このワードは広く募集をかける場合必要だと思います。
※ちなみに、クロブラもこれを狙って正式名称を「神奈川スマブラ対戦会クロブラ」としています。
ハッシュタグをつけること
これは先人の知恵なのですが、スマブラDX界隈では、「#スマブラDX_オフ会」というハッシュタグをつけて宅オフの募集を行っています。
下記は「スマブラDX対戦攻略指南」という、とあるスマブラDXガチ勢が運営しているサイトで、国内でスマブラDXをやる上では避けて通れない、国内で1番知名度の高いサイトです。
DX勢の中では広く募集をかける際に必須のタグとして愛用されています。
この「ハッシュタグをつける文化」は、X以降あまり見られないこともあり浸透していませんでした。
それだと勿体ないので、SP発売前に「みんなこれSPでも使おう!!お願い!!」と記事を書きました。
chromakeybullet.hatenablog.com
みなさんの拡散の協力もあって、現在かなり浸透してきていると思ってます。
このタグを知っているだけで宅オフがかなり探しやすくなると思うので、積極的につけていきましょう。
ハッシュタグをつける際の注意
タグの有用性を説いたところで気にしてほしい点があります。
タグを付ける際にはTwitterの仕様にも注意すべきだと思っています。
例えば #スマブラSPオフ会 と書かれたツイートがあるとします。検索します。
[ #スマブラSP_オフ会 ]
ikewaさんのツイートが出てきたのでこれで試します。
[#スマブラSP_オフ会 佐賀] で検索します。
ハッシュタグとタグ以外の「佐賀」という単語にヒットして検索されていることがわかります。
続いて
ハッシュタグに「佐賀駅」はありませんが、タグ化していないワードに「佐賀駅」が含まれるのでヒットします。
次に
検索にヒットしなくなります。
また、大量にあった「#スマブラSP_オフ会」のハッシュタグの一部
[ #スマブラSP_オ ]で検索してみます。
「#スマブラSP_オフ会」ではヒットしましたが、この場合検索にヒットしません。
つまり、ハッシュタグを使って検索する際は、タグ化した単語が完全一致で検索されていて、部分的に合っていても検索結果に上がらないというわけですね。
逆に、ハッシュタグにしか含まれない文字列をタグ化せずに検索してみます。
検索にヒットします。
そのような経緯を含めると、
・ハッシュタグは正確に書かないと意味がない
・ハッシュタグ化しようがしまいが、タグを使わない文字列の検索でもタグのワードにはヒットするので、「よく使われるであろう単語」をハッシュタグにする
という点に気をつける必要があると思います。
ただ、あまり対象が広すぎる単語(#スマブラ とか)をハッシュタグ化しても、あまりにもツイート量が多すぎるので、宅オフを求めてる人がタグを追ってこのツイートに行き着くのか?という点で微妙かと思いますが…。
タグ化しない状態で宅オフを検索しようとすると、結構不要なツイートもヒットします。
そこで固定化された単語として「#スマブラSP_オフ会」で絞り込みされるのが活きてきて、募集かける側も検索する側も便利になる、というわけです。
オフ大会や他の宅オフなどで知り合いを増やす
自分を知ってもらうには、やはり知り合いは多いほうが有利です。
何回も会って顔見知りになった人や、今まで知らなかったけど実際話してみたら家がめっちゃ近かったなど結構あります。
そういういろんな縁から宅オフの常連ができたり、そこから派生して更に知り合いが増えたり…というのはあります。
まずはオフ大会や宅オフに参加して、そこで「自分も宅オフやってるんで是非来てください!」みたいな宣伝もしつつで知り合い増やせればいいのかなーと思ってます。
まとめ
・宅オフアカウントを作ったほうが便利
・募集ツイートには検索されやすい単語を入れる[スマブラ + 都道府県]
・#スマブラSP_オフ会 ハッシュタグを有効活用する
今回宅オフを基準に書きましたが、オフ大会を開きたいという場合も同じで、Twitterという開かれたところで募集をかける都合上、「検索されやすいワードに引っかかるような工夫」というのはかなり大事になってきます。
固定のハッシュタグをつけるだけでも、探す側に立ってみると目に止まりやすくなりますので、そこからやってみるといいかもしれません。