Necromakeycon-ネクロマキコン-

唐揚げを揚げつつ横スマを振ります。

零シリーズは今年で20周年

「零シリーズ」みなさんプレイしたことはあるでしょうか。

零と言えばスマブラにも出てますが、「射影機と呼ばれるカメラで霊を撮影し、敵を倒し謎解きをしていく」ホラーゲームです。

 

 

 スマブラアシストフィギュアとして出ている不来方夕莉(こずかたゆうり)はWiiUの「零〜濡鴉ノ巫女〜」の主人公で、自分はスマブラに出るのを知ったときはもうお祭り騒ぎでした。零クラスタTLもお祭りになってました。

 

ゲームでの夕莉さんはこんな感じです。

f:id:chromakeybullet:20210114000433j:plain

 

そんな零シリーズ1作目「零 zero」は2001年発売のPS2のゲームで、今年で20周年を迎えます。

コエテクの人が「なんかお祝いしたい」みたいな発言してたとかで新作出る説が挙がってましたが、前作の濡鴉も2014年発売で今年で7年になるので、そろそろ来てほしいなとファンとしては思ってます。

 

 

 

沼に引き込みたいがハードがネック

現状新作のWiiUは正直ハードが残念すぎた故、プレイしている人は零シリーズが好きな人ぐらいしか買ってないんじゃないかぐらい周りにやってる人がいなくてちょっと悲しかったです。

Switchで出たら一気に沼に引き込むことができるなと期待しています。

 

今から零の過去作をやろうとすると、

 

1作目 PS2 零 zero

 

2作目 PS2 紅い蝶 (リメイク:Wii 眞紅の蝶) 

 

3作目 PS2 刺青ノ聲 

 

4作目 Wii 月蝕の仮面 

 

5作目 WiiU 濡鴉ノ巫女 

 

ご覧のように、もう全部のハードがオワコン最新ハードではなく、かつPSのアーカイブスにもなく、Switchオンライン特典とかにもゲーム仕様的に追加されるのが困難なハードです。*1

 

今から人にやらせるやってもらうには実機とソフト買って渡すアバチュ教みたいなことをするしかないですが*2、今更3色端子差してゲームやる環境なんてない人も多いんじゃないかと思います。

そしてHDMIが使えるようになった最新作もハードはWiiU。もうこの漬物石でやるゲームがなくて捨ててしまった人も多いんじゃないでしょうか。

 

ただでさえ売れなかったWiiUで、売上に貢献したであろう、スマブラスプラトゥーンピクミンも幻影異聞録もベヨネッタマリオカートもSwitchでリメイクや新作として出ましたし、濡鴉のリメイクさえ出ればWiiUを捨てれるのに、と日頃から思ってるぐらいです。

 

そんなこんなで過去作に触れるには割とハードル高い気がしてます。

 

ホラーゲーム怖いからやりたくない問題

「ホラーゲームはやりたくない!」「怖いから実況とかVTuberがやってるやつ見るだけでいい」みたいな意見も聞きますが、そうは言わずできればやってほしいなぁと思ってます。

人がやっているのを見るのと、自分で体験するのとでは全然違うので、特にエンディングをどう感じるかはかなり変わると思います。

 

自分は零は全作やっているのですが、エンディングでマジで泣いたゲームって零が初めてなんですよね。(もちろん怖いから泣いたわけではなく)

「泣いた」って誇張表現(嘘柱)ではなくほんとに涙出ました。*3

 

あとホラーゲーム苦手な方には「絶対嘘だ」と言われそうですが、慣れてくると段々怖くなくなってきて、(主人公の胸とか背中を見ながら一番いい角度を探したり、パンチラするために階段でターンを繰り返したり、いいシーンが撮れないか見るためにわざと霊に掴まれてみたり)霊も怖くなくなって可愛いなぁと思えてきます。*4

 

にゃーん

f:id:chromakeybullet:20210114000608j:plain

 

また、ホラーにも色々あるかと思いますが、バイオ7みたいな直接的なグロ表現みたいなのはないので、その点安心できるかと思います。*5

零の場合は、日本的なホラーというか、ゆっくりじわじわと何かが近づいてくる…みたいな感じの怖さなのでグロいの苦手な人でも安心ですね!!

 

もし過去作をやるなら

あれだけ過去作のハードをディスってましたが、興味を持ってくれたという方のために、個人的な感想を書きます。

参考になるかわかりませんが、なんとなくわかってもらえるかもです。

 

zero

怖さ   ★★★★☆

操作性 ★☆☆☆☆

難易度 ★★★★★

 

初代なのもあってか、かなりギリギリな調整してる感じがあります。フィルムや回復間に合わないみたいなのが多かった印象あります。そもそも操作の難しさが難易度に直結してるところありますが…。

見下ろし画面かつ操作が難しいのもあって、いきなりやるには抵抗あるかも、というのが正直な感想です。

操作でいうと初期のバイオに近いかも?

 

 

紅い蝶(眞紅の蝶)

怖さ    ★★★★☆(★★★★☆)

操作性 ★★☆☆☆(★★★★☆)

難易度 ★★★☆☆(★★★☆☆)

 

今からやるならWiiリメイクの眞紅の蝶の方がいいです。グラが綺麗なのと操作がかなりしやすくなってます。エンディングも増えてます。グラが綺麗になって怖さは減った説あります。

オススメする人が多いのも納得、ストーリーがとても良いです。

 

刺青ノ聲

怖さ    ★★★★★★★

操作性 ★★★☆☆

難易度 ★★★★☆

 

あれほど慣れたら怖くないよと言ってましたが、零シリーズの中で刺青ノ聲は初見で一番怖かったです。

シャワー浴びるのが怖くなります。

今まで古い家とか村にしか出てこなかったのに、そんな身近なとこから出てくるのか?正気か?オイオイマジでやめろってなりました。おすすめです。

 

月蝕の仮面

怖さ    ★★★☆☆

操作性 ★★★★☆

難易度 ★★★☆☆

Wiiリモコンとヌンチャクを使うのですが、操作はかなりしやすいです。

ただ、一部リモコンふざけんなって場面も出てきますが、ほんの一部操作に慣れれば全体通してシリーズで一番操作しやすいと思います。

シリーズ最強武器の除霊ができる懐中電灯「霊石灯」も使います。

致命的なバグがあり、最強の装備が入手できないと言う問題がありますが、アプデ等はないので入手不可となってます。

 

濡鴉ノ巫女

怖さ    ★★★☆☆

操作性 ★★★☆☆

難易度 ★★☆☆☆

WiiUゲームパッドをカメラに見立てて操作します。

正直、WiiUゲームパッドを活かしたゲームとしては最高峰だと思います。

欠点は、WiiUゲームパッドを使わないとプレイできないことです。

全体通して特殊な要素が多いです。外伝的なものにニンジャガイデンとかDEAD or ALIVEのあやねが出てきたりもします。

水に濡れる表現がとても良くて、主人公も増えてて*6、ゲームとしても面白いんですが、ハードがWiiUという致命的な欠点があります。

 

 

おわりに

ここまで期待していてなんですが、まだ今年新作が出るのが決まったわけではないので、今は発表を楽しみに待つこととします。

 

WiiUに関する不満がだだ漏れてしまい、やや批判的な感じになってしまいましたが、濡鴉ノ巫女のゲームとしては面白いのでリメイク来たら嬉しいなあと思ってます。

 

もちろん新作は無限に待つので、出てほしいなあというのと、みんなに買ってほしいなあと思ってます。

 

 

*1:Wii版はWiiリモコンを懐中電灯に見立てており、ヌンチャク装備が必須、WiiUはパッドを射影機替わりにするので戦闘中は重いし長期戦になると特にめんどい

*2:「アバチュはいいぞ」といいながらハードごとソフトを渡してくる

*3:月蝕のHardエンド、紅い蝶の紅い蝶エンドは特に泣きました。(大体つっこの曲が流れてきて泣く)

*4:霊にもよります

*5:グロいの得意ではないので、バイオ7やった時は特に序盤で吐きそうになりながらクリアしました

*6:個人的に累くん推しなのですが残念ながら操作できません