AWSの認定試験、デベロッパーアソシエイト無事合格しました。
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— クロマキバレット🍗🐔 (@kiba_ssbm) March 6, 2022
720/1000点以上で合格なんですが、743点、なんとか合格という感じでした。
ちなみに前回、AWSの一番基礎の試験であるクラウドプラクティショナーの試験を勉強したときは700/1000点合格で701点という奇跡を起こしました。
chromakeybullet.hatenablog.com
悩んだら申請ぶっぱ
前回より合格点数が上がっているのと、内容も難しくなっていることから、「流石に前よりも勉強せなやばい!」ということでそれなりに勉強はしていました。
ただ、どうしてもAWSのサービス名(めちゃくちゃいっぱいある)を覚えるのも、サービス内部の知識だとかは実際に運用していかないとわからないので1日にちょっとずつやっていても「見たことはあるけどこれなんだっけ」となってなかなか勉強が進みませんでした。この調子だったらまだ試験受けても落ちちゃうな、と問題を先延ばしにし続けてきました。
大学出て以降、試験らしい試験を受けてなかったので勉強する習慣がなかったんでダラダラやってたんですが、流石にこの勉強の仕方では一生資格とか取れんやつや…と思いまして。
まだ参考書のページを全部めくっておらず内容も確認してない状態から、とりあえずあと1ヶ月で資格取ったろ、ということで試験予約をしてしまいました。
このまま勉強ダラダラやって試験料16,500円(モニタ1台買えるじゃん…)を無に消してしまうか、試験終わるまで平日も時間割いて頑張るか、を考えて勉強に取り組みました。
夏休みの宿題は毎日サボってるわけではないけれど、結局追い上げ型の後半ブーストタイプの人間です(提出の期日はちゃんと守る)。
学生時代にはなかった勉強方法
自分が一番勉強していたであろう高校の時の受験期は、各科目の先生から大量に出される課題をこなして…で精一杯だった気がするんですが、常に机と向かっていました。
そのためか机に向かうこと自体にめちゃくちゃ抵抗がありました。
座らないと始まらないので、始まるまでが長いんですよね。
でも勉強も多様化していて、勉強用のアプリがあったり、YouTubeで面白く授業するチャンネルがあったり、ただ机に向かって参考書と戦うだけが勉強ではないのでは?というのを感じて、「自分が一番やりやすい勉強方法とはなんだろう」と考えました。
まあAWSについてはAmazonが公式に説明する動画を出していたり、参考書が出ているぐらいで、YouTuberが面白おかしく教えてくれる!みたいなことはないんですが、「机に向かうだけが勉強じゃない」というのは自分の中で大きな意識改革でした。
机に座るまでが長いならそこを取っ払ってしまえというところから、まずは布団に横になって勉強をはじめました。
参考書は電子書籍でなく、ペーパーの物理本です。電子書籍のほうが安いしいつでも見れて楽、というのもあるんですが、資格試験の参考書は絶対物理本が良いな、と思いました。
電子書籍はスマホを触っていても、電子書籍を普段から見る習慣のない人間にとっては購入した事自体が記憶の彼方に飛んで行ってしまい、買うだけで開かず終わってしまいます。(経験あり)
物理本だと枕元に設置しておくことで寝る前に絶対目に入るので、「とりあえず本を開く」というデイリーミッションを思い出すことでなんとか習慣付けることができました。
習慣付いたところで、ひとまず参考書を読むだけやってましたが、「ふーん、その単語はそういう意味なんだ」程度の理解度でやっていたので、頭に情報が入る前にページを捲って最終的に記憶に残らずよくわからん状態でした。
そこでスマホでメモを取ることにしました。板書をノートにメモするみたいな感じです。
何度も参考書を開いて行くよりも、あとで見返した時に自分が一番わかり易い形でメモ取るほうが良いと思いました。
自分の中で一番わかり易い形のメモ帳がエクセルだったので、スプレッドシートにメモを取っていきました。
メモの取り方も最悪自分がわかればいいので文章も適当に書いてました。
そんな感じでメモった後、参考書に付いている問題を解いていくんですが、問題のページと答えのページって分かれてるじゃないですか。
1問解く→答えのページを見る→間違えて次の問題の答えが目に入ってしまうというのが何度もあって。
学生の頃なら本にマーカーとかで書き込んで~とか、赤い下敷きで文字を隠して~とかしてましたが、寝転がっているのでペンとか使いたくない。赤下敷きも未対応なので、もう答えを全部先にスプレッドシートに書いてしまおうと。
そしてセルに判定式を入れてあげれば…
物理本を読みながらスマホ操作だけで、自分が何を覚えてないのか、何割ぐらいできそうか、という成果が見えるようになりました。
列を隠して複数回同じ問題に取り組めるし、横にメモ書きしとけば後から見直したい単語を見やすくできるしいいのでは?とシートに工夫するのもだんだん面白くなってきました。
今までの机に向かって勉強しないといけないという古き時代の固定概念を破壊することで、勉強へのモチベーションをだいぶ変えることができました。
自分は、RPG(主にメガテンですが)でめちゃくちゃ強いボスに対してパーティ死にまくって考えて対策して再チャレンジするというPDCAブン回し作業は好きなので、本来こういう改善重ねていくことについてはどちらかというと好きな方なんですよ(多分)。
その中の文字の書き取りとか、長時間机に向かうとかの嫌いな工程を消して、得意な方に寄せていくことが良かったのかなと。
自分が高校の頃はまだ世の中にスマホがなかったので(高校の時の自分はそもそも携帯電話を持っていなかった)勉強方法も限られましたが、ツール駆使すれば効率よく勉強できるもんだなと思いました。
資格を取ってやっていくこと
そんな感じで資格は無事取れたわけですが、単に会社から取れと言われたから取ったわけではなく(確かに取れと言われたのは事実だけども)、今後の業務に活かすために取ったので、活かさないと意味ないやろがい、という話です。
今の現場でもAWSを使った開発というのはやってはいるんですが、開発規模がでかすぎてイマイチAWSで何ができるのかとか、本当にこれメリットなのか?がよくわからない状態でいました。
プラクティショナーの試験は「AWSというクラウドのサービス紹介」みたいな感じでAWSの概要という感じだったので、業務でどう活かされるんだというのがあまり見えてこなかったというのが正直なところです。
アソシエイトの試験では「なるほど、そういうニーズにはこういうアプローチで解決できるんだ」「こんな機能があるならAWS使うところが増えてる(AWS落ちたのでソシャゲにログインできないみたいな話もありましたよね)のも確かにそれな一理ある」と理解度が上がったので、今後の業務でも開発なり案件の提案なりで活きてくるんじゃないかと思いました。
終わりに
今回使用した参考書は下記です。おかげで合格できました。ありがとうございます。
ちなみに合格ツイートをしたらこの本の作者の山下光洋さんからふぁぼが飛んできて爆笑しました。(参考書どれ使ってるとかは言ってないのにw)
(そしてこの本、ポケスタって略すんだ…と気が付きました)