クロブラ7周年を明日に控えております。
今年もチロルチョコとトロフィーを用意し、準備万端です。
おださがで第一回を開催してからもう7年も経つのかと思うと、良い思い出も嫌な思い出もあり、いろんなことがあったなぁとしみじみ思います。
大会を始める前のスマブラ4の時代、関東には大会といえば「ウメブラ」しかありませんでした。
自分は社会人になってから関東に来たものの、申請レースに勝てずウメブラに参加できないでいたため、「そもそも参加者オーバーするなら大会が足りてないんじゃね?」ということで大会を開くことにしました。
ウメブラのような大きな大会*1と規模で争っても仕方ないので、ルールもアンケートを取って頻繁に変えたり(BAN Lylatとか)、会場に唐揚げを持ってきたりとか、参加者全員で記念写真撮ったり、隣の部屋でボドゲやってたりといろんなことをしてました。
スマブラDXをするためにブラウン管テレビを第1回の大会の頃から配置していました。*2
自分のスマブラオフ大会の源流は、初期の修羅ブラ(第一回しか参加してない)と、修羅ブラが開催されるより前の福岡のスマブラDX(PMも含む)の大会だったので、いずれ合同大会にしたいとは思ってはいました。
自分自身がスマブラDXからスマブラオフに参加した人間でDXも盛り上げたいという思いが強いので、新作のスマブラをする人にもスマブラDXを知ってほしいという思いが強く、ブラウン管を大量に集めて合同開催するに至りました。
今はGCHDを使うことでブラウン管は使ってないですが、全国的にも少なくなったDXの大会をなんとか残していきたいという思いはあるので(コロナで一時休止していましたが…)、今後も開いていければと思っています。
7年間大会を開き続けてよかったと思うことはもちろんあるのですが、ここ数年は「開くのが辛い」というマイナスの感情の方がそれを上回るレベルで多くありました。
コロナのせいで大会が開けなくなったのは、もう3年も前です。
直前にはクロブラとして初のスマブラSP196人規模トーナメント+DX32名のトーナメント、その後EVO JAPAN 2020が開催されるというとても盛り上がっているタイミングで、4月の周年大会がコロナで会場が使えなくなりました。
会場は1年分ぐらい先を取っていたのですが、直近は全て会場都合でキャンセル、かなり先の日程はどうなるかわからないから…と確保していたものの、継続は困難と判断してキャンセル。
何もしなくても嵩んでいく倉庫費やWi-Fi端末の料金もあり、一時黒字になっていたものも一気に赤字に戻りました。
規模を縮小せざるを得なくなり、会場収容人数の半分を律儀に守っていると、どう見ても赤字になってしまう。
あれほど面白い大会にしようという思いのもと、いろんな馬鹿な企画をやってプレイヤーも自分自身も楽しんでいたのに、大会を運営するモチベーションがここで一気に落ちてしまったのは傍から見ても感じ取れたのではないかと思います。
大会を継続するにはお金が必要です。会場もそうですが、倉庫を借りるだけのモニタがある以上、維持費は馬鹿になりません。
収支をなんとか黒字にしないといけないという思いが先行し(実際コロナで大変ではあったので仕方ないとは思うのですが)、義務的になってしまっていたことで自分自身が本心から楽しめていなかったように思えます。
いま大量に増えたスマブラオフ大会のTOが全員自分の大会で楽しめているのかはわかりませんが、自分の大会はやはり楽しんで開くべきです。*3
クロブラもここ数年は大会開催を辞め、クロブラを終わらせようかどうしようかと悩んでいました。
ただそれは自分がクロブラを前より楽しめなくなったからで、それが義務的に大会開いてたからだったんだな、と気付かされました。
積み上げてきたものを否定されたコロナ禍で、クロブラがどれだけ自分の生活に溶け込んでいたかを実感しておきながら、そのまま終わらせるなんてありえなくて。
どうなろうとも大会は開き続けたい、コロナ禍で失った情熱をこれから取り戻していこう。
そう誓う7周年前日でした。
それはそうと、お金の管理には気をつけようね!