今年の1月から、コロナウイルスの感染者数拡大に伴ってクロブラは活動を休止していました。
10ヶ月間、イベントが何もできない状態でしたが、2021年11月から活動を再開することとなりました。
本当に長いことお待たせしました。
ここまで待ってくれた方々、復活を喜んでくれた方々、本当にありがとうございます。
クロブラ復活
コロナ禍のクロブラへの思い
2020年の1月に大規模大会を開催し、その後EVOJAPAN2020で熱くなって「さあこれからもっと盛り上げていくぞ」と言うところで大会規模を小さくしなくてはならなかったり、中止にせざるを得なかったり(去年は台風直撃で中止にした回もありました)で満足に大会開催ができていませんでした。完全に出鼻をくじかれてしまいました。
今年の始めからは感染者数が更に増えたため、無期限活動停止と言うことで一切の活動を行わずにいました。
このままスマブラのオフ大会がなくなってしまうんじゃないかという不安もあったし、いつまで伸びるかわからない開催不可の期間がずっと赤字になるのなら、もう開催自体をやめてしまおうかと思ったこともありました。
元々クロブラは、自分がスマブラをプレイヤーとして取り組んでいたスマ4時代に、「大会が少ないなら自分で開けばいいじゃない!」というSOS団的精神のもと、勝手にモニタを買って、勝手にやり始めたイベントです。*1
全国的に大会数が増えた昨今では、クロブラが開催をやめたところで代わりの大会は多くありますし、他に任せるという選択肢も十分ありました。
しかし大会を休止していた際、ふと昔のクロブラの話になったりだとか、PC整理してたら見かけた昔の写真からいろんなことを思い出して懐かしく感じたりとか。クロブラをやっていたからこそ楽しかったな、やってて良かったな、と感じることが多くありました。
イベントとしては来年4月で6周年になるのでそこそこ長くやっているわけですが、自分が辞めようと思って幕を閉じるのではなく、コロナウイルスという突然の災害でイベント存続が強制終了させられてしまうのはやはり不本意だなと。
個人開催のゲーム大会なんで、いつかは終わるものなのは承知しています。
ですが、去年の12月のクロブラ24の後、ガチ泣きしそうになりながらお通夜みたいな配信して赤字背負って終わるなんて、こんな歯切れの悪い終わり方って悲しすぎませんか。
少なくとも自分はこんな形で今まで続けてきたクロブラを終わらせたくはないと思い、再開の日を待ち続けていました。
9月頭に2回目のワクチン接種も終え、全国的に感染者数も減り、緊急事態宣言も解除され。
ここでやるしかないでしょうと少し前から動き始めて会場予約やスタッフ内で会議等をやってきました。
コロナ対策について
開催にあたり、コロナ禍が完全に収束したとは言えないという懸念点も依然としてあります。
ワクチン接種が進んでいるとはいえ、「絶対感染しない」という保証はできません。
また、あくまでもワクチン接種は義務ではなく、年齢や体質によっては接種できないという点もあります。
そのため、今後クロブラ含むイベントは全般的に「絶対安全な状態など存在しない」のが前提となる認識でいます。
完璧な安全対策は無理でも、なるべく安全なイベントにするための努力は実施したいと思っています。
そのために、ワクチン接種を推奨し*2、参加前の検温と不織布マスク着用を参加者の方にはお願いの上、開催したいと思います。
お金周りのことについて
参加費について
これに関しては参加者に負担をかけることになってしまい本当に申し訳ないです。
まず参加費が上がってしまう点についてですが、軽く従来の金額で試算してみたところ、
参加費 - 会場費 ≒ 3万くらい
月の倉庫代を引いて1万ちょっとくらい
学割、スタンプカード割など割引等が発生して1万を切るかなぐらいなのですが、スタッフへの交通費や破損した機材の補充のためのお金、名札用紙や印刷にかかる金額などを検討した場合、本当にギリギリな状態になることがわかりました。
長期的に見て、ギリギリの運用だと、1回問題発生して参加者が埋まらなかったり、自然災害等でイベントが中止になってしまった時などは完全に痛手となってしまうため、参加者の方々には申し訳ないところではあるんですが参加費を上げることにしました。
会場の定員ギリギリまで人を入れられるのであれば従来の金額設定でも大丈夫なのですが、当分は会場定員は制限をされてしまうためこのような対応としました。
募金について
もう1点、募金についてです。
【お知らせ】募金について
— クロブラ/神奈川スマブラ対戦会クロブラ (@Kurobra_SSB) 2021年10月10日
クロブラでは開催されなかった期間も倉庫代等の費用が発生していたこともあり、現在30万円近い赤字となっています
大会会場の予約や、機材の新調等で開催前から大きな負担となっているため、不本意ではありますが募金を実施することになりました
つづく
募金の形態としては、大会会場での募金箱の設置、会場へ参加できない方向けにPayPalでの受付を行っております
— クロブラ/神奈川スマブラ対戦会クロブラ (@Kurobra_SSB) 2021年10月10日
参加者へ募金ご協力を依頼するのは恐縮ですが、大会の定期開催や質の向上のため運営費として使用させていただきます
よろしくお願いいたしますhttps://t.co/YVHewlCNT8
度々の連絡となり申し訳ありません
— クロブラ/神奈川スマブラ対戦会クロブラ (@Kurobra_SSB) 2021年10月11日
募金についての再度の連絡です
PayPal送金にはPaypalアカウントが必要です
送金時には「個人間の支払い」になっていることを確認してください
個人間の支払いの場合は手数料が発生しません pic.twitter.com/14jNNkXX95
これも本来であれば参加者にお金のことについて頼るべきではないと思っていたのですが(自分も本当にやばい時でないと募金はしないと過去の記事に書いたのですが)、復活宣言した上でいきなり開催が滞ってしまう可能性があったため、やむを得ずお願いすることにしました。
会場を予約するにはお金が必要で(当たり前ですが)、また早く予約をしないと会場が埋まってしまうという問題があります。
今まではクロブラの参加費をそのまま次の会場予約費用に充てる、またお金ができたら会場予約に突っ込む、を繰り返して、1年先の会場まで確保できていたのであまり気にはならなかったのですが、数回分の会場をまとめて確保するために個人の資産からそれなりの金額を用意するのが大変であることはご理解いただければと思います。
長年使ってきたのでスピーカーやモニター、各種ケーブルなども買い替えが必要となるものもあったため、加えて出費がかさんでしまいそうというのが現状です。
また、4月の6周年に向けて、大規模なクロブラ開催も検討していますが*3、会場確保のためには3ヶ月以上前、会場によっては半年前には申し込みをする必要があります。
「自力でできないならするな」と言われればそれまでなのですが、コロナ禍でクロブラの4周年、5周年大会が潰されてしまった中で、どうしても次こそは大きなイベントを開きたい…という思いと、やれるうちにやらないと、もう二度とできないかもしれない…という不安もあります。
もちろん運営としてできる限りのことはやっているのですが、イベントが大きくなるにつれて個人の資産でできることも限られているため、参加者に協力いただけないかということで募金の実施に至りました。
既に告知をしておりますが、当日イベントに参加頂ける人には募金箱にて、
参加できない方には下記にて募集しておりますので、ご協力お願いいたします。
https://www.paypal.com/paypalme/kurobra
※アカウント作成の上、個人間送金を選択いただくと手数料が発生しません
スマブラDX部門について
クロブラはスマブラDXとスマブラ新作(WiiU→SP)の合同大会として開催してきました。
しかし、コロナ禍で人数制限を行わないといけない状態となり、満足行く規模での大会が開催できなくなり、DXのイベントは休止状態となっていました。
同時に参加できる点、プレイヤー間で交流できる点もあって復活させたいところではあるんですが、現状もう少し待っていただければと思っています。
「クロブラ」として開催するかはわかりませんが、スマブラDXのイベントも開催したいとも思っていますので、そちらも続報お待ちいただければと思います。
最後に
改めて、この1年いろいろありましたが、やっとクロブラが再開できる状態になりました。
復活後も、皆さんの期待を裏切らないようにイベント開催に励んでいきたいと思います。
今後ともクロブラをよろしくお願いいたします。