九州での256規模スマブラオフ大会「九龍」にスタッフとして参加してきました。
参加前の記事
chromakeybullet.hatenablog.com
自分は神奈川で「クロブラ」という大会を開催しているんですが、大学時代に福岡に住んでいたこともあって福岡の「修羅ブラ」が創設される辺りで福岡の大会に参加していました。
今回はそういう縁もあって福岡スマブラ大会主宰のちゃん山さんから声をかけてもらい、スペシャルスタッフとして九龍を手伝うこととなりました。
自分は関東圏で主催や他大会のスタッフの手伝いをやっているわけですが、九州では256人規模で大会、また大規模でのstart.gg運用が初めてということもあって、開催前からアドバイス的なことをする役として手伝っていました。
九州圏の大会は第1回修羅ブラの時以来内部で関わっていなかったので、九州の大会がどんな感じで行われているのか把握できていなかったのですが、当時の第1回修羅ブラは参加者32人規模、今回はその8倍にもなるわけなので、成長したんだなあと感慨深くなりました。
設営
朝7時から設営を開始しました。
ここでびっくりするのは使用するモニタが九州各地から集っているという点でした。
#スマブラ九龍
— クロマキバレット🍗🐔 (@kiba_ssbm) 2022年6月24日
設営中 pic.twitter.com/Pvl3OOrZqU
#スマブラ九龍 pic.twitter.com/8GILTrDDh5
— クロマキバレット🍗🐔 (@kiba_ssbm) 2022年6月24日
関東圏は大会に使用するモニタを大会主宰が全部所有するケースが多いかと思いますが、九州では大会同士の繋がりが強く、県を跨いでモニタを共有しあうのが割と多いとのこと。プレイヤーも比較的九州内で遠征して参加することが多いのでそこも影響あるかなと思っています。
実際てげブラ(宮崎)のモニタをわざわざ福岡まで持ってきていただいて使用していたとのことでしたが、九州外の人間になってしまった自分にとっては驚きしかなく、九州は九州で独自の文化を築いてきてるんだなと思いました。
ちなみに「宮崎から福岡」と言われてもあまりピンと来ないかもしれませんが、距離で比較すると「横浜から長野ぐらいの距離」とほぼ同等でした。
そんな距離をモニタ運送するのは相当な重労働ですし、自分も長野のスマブラーからモニターを貸してと言われてもすぐに「はい」とは言えないです。
これができてしまうのが「九州」という地域で主催やプレイヤーが団結しているという強みなのかなと思います。
オープニング
そんなこんなでOP映像が流れ、最高の盛り上がりの中で大会がスタート。
この辺の演出はめちゃくちゃ良かったと思います。特に今回は招待選手を呼んでいたり、大規模大会というのもあって大会初参加という人も多かったと思います。
普段から大会に参加している人はトーナメントそのものに興味があって参加を決めることが多いかと思いますが、初参加や見学で来ている人にとって演出面が豪華であることは結構重要で、自身のトーナメントの結果に関わらず強く印象に残るのでリピートしたい大会として認識されると思っています。
クロブラもこういうのはやってみたい気持ちはあるんですが、規模や対応する要員を考えると動画編集やってみたいという人が現れない限りは難しいかなと思います。*1
予選開始
初のこの規模の大会だけあって大きめのトラブルもありましたが、スタッフ側が試行回数重ねることで防いでいける問題かなあとも思っています。
まあ複数人のスタッフが動く以上、失敗は起きてナンボなところはあると思うので、うまくPDCA回してほしいなと思います。
本選開始
128人トナメを基本1人で割り当てられていたのですが1人で全ては流石に回らず、手の空いたスタッフに手伝ってもらいつつ何とかこなしました。
進行がワンマンだったり俗人化してしまうと、特定のスタッフの休憩時間が無くなってしまうので、この辺はクロブラでも気を付けたいところだなと思っています。
ただスタッフの人員も限られておりスタッフ兼プレイヤーなところも多いので、なかなか固定で人を割り当てるのは難しいんですよね。
また今回は対戦そのものが多く、全モニタをABCクラスダブルエリミで共有するという超絶特殊進行だったため、自分も目の前のスコア入力と呼出しをこなすのに精いっぱいで、呼び出した後に長時間対戦が行われていない場合の再呼出しなどのケアが遅れてしまったのが若干の遅延を招きました。
何とかうまいこと取り繕ったつもりですが途中まで予定から1試合程度の遅れで敗者側を進めていました。正直上位に残ったキャラが試合展開が早いキャラばかり(まさかドクマリリュウみたいなカードが見れるとは思ってなかったです)でなかったら運営的には結構やばかったかなーとも思っています。
元々BクラスとCクラスのGFも配信台、という話も挙がってましたが、クロブラでBクラスBO5のGF配信しててリセットかつフルセットで1時間みたいなことも実際にありましたし、BクラスのGFを1台配信で採用する場合は相当時間に余裕がないと難しいですね。
また配信でいうと優勝候補プレイヤーを配信内に表示しておいて、負けたら黒く非表示にするという面白い取り組みもやっていていいなと思いました。
(記載している人が上位に残らなかったらちょっと怖いなとも思いましたが)
GF
全員で試合を観戦する形になりましたが、ガヤがとても良かったです。
ここも関東では全員が叫ぶことはあれど、みんなでコンボに「はい!はい!はい!」って声合わせたりとか「3!2!1!Go~シュート!」とか叫ぶのはあまりない光景だったので(なぜベイブレードになってしまったのか)本当に団結力を感じました。クロブラのサブイベでガヤで叫んでるようなやつをAクラスのGFでやってるので、ほんと観客側も楽しそうなんですよね。大会の一つの理想形だなーと思いました。
エンディング
大会の参加者全員をクレジットに出して動画にするのはめちゃくちゃいいなと思いました。マジで演出が良い。
自分の身内で参加してくれていた人もスマブラモチベ上がってくれたようで、やっぱこういうイベントにちょっとでも興味ある人は参加させていかないと体感できないよなあと思いました。
飲み会
スポンサーのもつ鍋屋で飲み会となりました。自分は九龍の参加前から知っている人はもう修羅ブラ創設した頃からいたちゃん山さんとわっくすさんぐらいしか知らなかったので、いろんな人と交流ができてよかったです。
特にめちゃくちゃいろんな大会の主宰が集まる卓になっていたので、運営サイドの苦労話なども共有できて面白かったですね。*2
感想
軽い気持ちでスタッフ参加のオファーを受けたんですが、受けておいて本当に良かったと思います。
ちゃん山さん、わっくすさんをはじめ、ごきぶりんさん、さ(ひともんじ)さん、ヤギ兄(トラ兄)など以前あったことある人たちにも挨拶できましたし、スマブラやってるリア友や大学時代のサークルの人たちをオフ大会に送り込め、スタッフをやることで新しく福岡の知り合いも増やせました。
とても有意義な大会で、ここの所落ちていた自分の大会主宰のモチベーションにもいい刺激になったかなと思います。
自分の今のホームはクロブラで神奈川ですが、また機会があれば九州の大会にも顔を出したいなと思います。
運営陣の皆さん、プレイヤーとして参加した皆さん、本当にありがとうございました。