真・女神転生Ⅲ NOCTURNE HD REMASTER 本日発売!!
発売されて東京が滅びました。
ついに!!!発売です!!!!みんなで東京受胎!!!!!
購入したソフト自体は届いてないですが、DL版をHARDでプレイし始めました。
YouTubeやTwitchでネタバレに配慮すること、コピーライトの表記をつけること、その他いろいろを守れば配信OKそうなので、久しぶりに配信をしようと思いまして。
アトラス公式の配信ガイドラインに沿って配信することにしました。
ぶっ続けでノーカットですが、今後も続けていくので気が向いた時にコメント残してくれたらうれしいなあと思います。
真Ⅲ自体が久しぶりすぎて経験者とは思えないミスの連発で、最初の戦闘でパトったりてんやわんやですが、プレイ時間5時間でゲーム内時間4時間を迎え、順調に(?)進行してます。
とりあえずマネカタ出てくる辺りまでは進めました。が、合体とか楽しくなってこのままだらだらやるんじゃないかと思ってます。
やはりメガテンのHARDならではの緊張感、一瞬でパトっていく様はとてもテンションが上がりますね。
そしてボイス付き…本当にいいですね、感動しました。
他は本当にPS2版に忠実で、合体は○×押さないといけないし、難易度も据え置き。
本当に、本当にリマスター版としての発売ありがとうございますという感じです。
さて残念なことに…今から仕事なので…帰宅次第再開したいと思います。
スマブラオフ会とアトラスオフ会の比較と紹介
最近肌寒くなってきたので鍋とみかんを食べてるクロマキです。
スマブラにジョーカーが参戦してから、「今までアトラスのゲームはやったことなかったけどペルソナ5をやり始めた」という人を結構みかけてます。
そこで、実はこんなものもあるんだよということで、スマブラ勢に向けて「アトラスのオフ会」を紹介したいと思います。
またスマブラオフについても触れてみたいと思います。
スマブラオフの場合
この記事をスマブラ勢以外の人も読むことを考慮して、まずスマブラのオフというのがどういうものなのか解説したいと思います。
スマブラ勢の方は読み飛ばして大丈夫です。
スマブラで「オフ」と言うと大きく2つに別れます。
多目的ホールや会議室などを借りて行われる大会や対戦会などの「オフ大会」と、誰かの家で遊ぶ「宅オフ」があります。
スマブラオフ大会
スマブラは対戦ゲームですが、他の有名な格ゲーとは違ってゲーセンで戦うことはありません。
オンラインでの対戦というものがない時代、ストリートファイターや鉄拳などの格ゲーは、元々はゲーセンという交流場所がありましたが、スマブラの場合は家でやるしかありませんでした。
そんな中、いにしえのスマブラプレイヤー達は自らブラウン管テレビを会場に持ち込み大会を開いており、それが現在のようなでかいホールや施設を借りて行うトーナメントの元となりました。
「スマブラが好きなプレイヤーたちが集まって、施設を借りてモニタを持ち込んでスマブラの大会を開いている」という状態です。
備え付けのモニタがあるイベントスペースも増えましたが、基本はモニタを自前で用意して持ち込む形が多いと思います。
また、数年前と比較して最近は中小規模のオフイベントが増えました。
スマブラSPが発売されてからめちゃくちゃ増えたように感じています。まあWiiUがあまりにも売れなさすぎたしSPで増えたのは当然な気も
地方でも小規模イベントが行われているので、Twitterでハッシュタグ「#スマブラSP_オフ会」を使って検索すると色々出てくると思います。
もしスマブラのオフ会に興味があるという方は、神奈川周辺であれば自分がクロブラ(@Kurobra_SSB)の主催をしていますので、声かけていただければと思います。
基本的にスマブラSPのオフ会が主流ですが、クロブラでは小規模ながらスマブラDXのトーナメントも行っています。
宅オフ
スマブラ界隈以外ではあまり盛んではないと思いますが、Twitterなどで知り合った人を家に上げてスマブラを対戦するというなかなかクレイジーな文化があります。(スマブラ勢的には普通になってしまっているのであんまり気にしないですが)
割と初めましての人でも家に呼んでスマブラをする感じなので、行く側も呼ぶ側も初めてであれば少しリスクある感じではあります。
ただし大会よりは人数少なく、交流しやすいのでスマブラ強くなるのであれば宅オフは大事かなとも思っています。
アトラスオフの場合
アトラスのゲームは基本的にジャンルがRPGであるため、 ゲームを持ち寄って遊ぶのではなく、アトラスのゲームについて話したりする交流の場というのが主軸になっています。
P4UやBBTAGで格ゲーとしてペルソナキャラが登場していますが、格ゲージャンルのオフ会は方向性的にスマブラやその他の格ゲーと同様かと思いますので割愛します。
眼鏡祭
眼鏡祭(めがねまつり)はペルソナ4のオフ会として誕生したアトラスのオフ会で、現在ではペルソナに限らずアトラスのゲーム全般のオフ会として行われています。
交流がメインなので、ゲームを持ち込んで何かするというものはなく、立食スタイルでお酒を飲み、軽食をつまみながら好きな作品やキャラクターについて語るという感じです。
自分も対戦することで参加者と意思疎通を図る対戦ゲーム出身者なので、こういうスタイルのオフ会は眼鏡祭が初めてでした。
初参加時の記事
chromakeybullet.hatenablog.com
参加者は200人前後と、オフのイベントとしてはかなり大きな規模だと言えます。
内容としては、参加者をペルソナにちなんだコープ*1ごとに分けて
- 全体で会の説明とか
- 各コープごとで自己紹介+会話
- コープを離れて自由行動
- コスプレの皆さんの全体集合記念撮影
という流れになっています。
スマブラの大会には文化として無いですが、コスプレ参加というものがあります。
全体の半分以上はコスプレ参加の方々で、主人公格のキャラ(ジョーカーや番長とか)はもちろん、ペルソナ5の蛭田(生物の教師)や真4のタヤマ(阿修羅会会長)など、「そこをついてくるか~~~~」みたいなキャラのコスプレも見れるので、メガテンやペルソナを知っている人ほど楽しめるのではと思います。
という話をすると「アトラスにめっちゃ詳しくないと入りづらいのでは…?」と思われるかもしれませんが、あくまでも「アトラスのゲーム繋がりでいろんな人と知り合うきっかけが作れる」場であって、会話内容はソシャゲの話だったり映画の話だったり何でもありですし、なんならずっとFGOの話題で盛り上がってメガテンもペルソナも出てこない時もありました。
また初めて(2回目)参加する人が名札の色で分かるように配慮されているので、知り合いを作りやすい環境だと思います。
自分も眼鏡祭経由でTwitterの知り合いが多くできましたし、(アトラス勢と交流するときはアカウント@kiba_atlusで行ってます)イベントスタッフの方には感謝しています。
眼鏡祭の主催者はマソーさん(@muscle_bomber)。
イベントの情報はマソーさん経由で展開されるので、今後参加しようかな、という人はフォローしておくとよいかと思います。
ただ、現在はコロナの関係で開催できていない状態になります。
眼鏡祭、忘れられないように告知イラスト集流しておきますね。
— 媽祖(まそ) (@muscle_bomber) May 29, 2020
また開催できるといいなぁ。。。#眼鏡祭
#眼鏡祭告知イラスト集 https://t.co/pefYFBmfdk
次回開催がいつになるかはわかりませんが、復活した時はまた参加したいと思います。
もしスマブラ勢の方で、「アトラスの界隈に知り合いがいない…でも参加してみたい」という方がいれば、自分に声をかけてもらえれば最初のグループ分けで同じにしてもらえるようお願いもできますので是非来ていただければと思います。
終わりに
眼鏡祭が現在開催できない状況ではありますが、スマブラを通してアトラスのゲームに興味を持ってくれた人には参加してほしいなと思って記事にしました。
年2回ペースのイベントなので、自分も3,4回ぐらい?しか参加できてないんですが、自分もコミュ障ながら同じ趣味を持った人と話ができたし、推しキャラ(直斗)のコスしてる人に声かけたりと楽しめてるので復活したらまた行く予定です。
逆にスマブラにジョーカー参戦とか、またSwitchで真Ⅴが発売ということでswitchも買ったとかでちょっとスマブラに興味あり!というアトラス勢もいる(かも)ということで、興味持ってる人をお互いに繋げられたらなーと思いました。
スマブラに関しては自分がイベント主催も行っているので、興味があればいつでもお声がけください。
*1:愚者、戦車、恋愛、隠者等々…。タロットのアルカナになっています
10/10(土)のクロブラは台風のため中止します
台風、襲来
いつか来るだろうなとは思ってましたが、ついに来てしまいました。
大会と台風が噛み合ってしまいました。
クロブラは今年で5年目ですが、開催と台風が噛み合ったのはクロブラ史上初です。
主催的には開催可否の判断はなるべく早めに参加者に周知しなければならないため、数日前から台風の進路ばかり見てました。
はじめ九州あたり上陸するのかなーみたいな予報だったので、なんとか開催できるかなと期待はしていましたが、関東上陸しないまでもまっすぐ東に向かい始めて前日から雨が続いてるので危なそうだなと思って昼頃中止として判断しました。
直撃しなくても影響はかなり受けるようなルートですね。
仮に明日になってから「そんな影響なかったし開けばよかったじゃん」ってなるかもですが、関東圏とはいえ色んなところから人が来ますし、規模も普段の半分とはいえ60人近くいますので、無理に開かないほうがいいなと。
特にちょうど終わるかなぐらいの時間帯が最接近タイミングで、電車での移動途中とかで何かあってからでは遅いので安全をとって仕方なく中止としました。
楽しみにしていた方、参加申請日に申請画面に張り付いて申請時間に備えてくれた方々には申し訳ないですが、11月のクロブラをお待ちいただければと思います。
減らない、赤字
ギリギリのキャンセルなので今回の会場費の返金がなしになるのは仕方ないとして(とても痛いけども)、コロナでイベントが開けなくなった3月頃から倉庫とかWi-Fi代がただただ消えていくのが続いてるのでなかなかカバーできないのがちょっと痛いです。
7月9月となんとかイベントは開けるようにはなりましたが、規模半分の制限があるので、会場費とその月の固定費支払いができるぐらいに留まりました。
かなーり前の記事で「大会運営やるなら参加費をギリギリの設定にするのはNG,プール金作れるレベルにしないと何かあったら死ぬ」みたいなことを書いたと思うんですが、まさに今年の惨状がその「何かあった時」ですね。かと言って大会費用は今すぐは上げないですが…来年は会場費も値上げするらしいので検討します…。
その他の選択を
11月は、また台風が来るとか、会場が爆発とかしない限りは開催予定ですが、コロナや今回の件でわかった通り、今後も急に中止になることはありえます。
よって、何かしらの事情で動けない時にも少しでも倉庫代の足しに出来るような活動ができないかなーと考えている所存です。
クロブラYouTubeも登録者が1000人を超えたのでできること増えたってのはあるんですが、そもそもオフ大会出来なければアップする内容も少ないし、YouTubeである程度の額を稼ぐのはかなり難しいかなと思ってます。
(オンの大会やっても人が集まらず中止、みたいな事例もありましたし、クロブラとしてはもうオン大会はやらないと思います…)
コロナの件での文化庁の助成金も、一応法人でなくても良さそうなので通るかわかんないけどぶっぱで申請してみようかなとも思ってます。
あとはあまり大々的にやるのはどうなんだ感はあるけど募金とか…?
まごころを、君に
とりあえず今回の件は自然現象で仕方がないので次のことを考えるとして、そもそもコロナの制限からイベントがいつ開放されるのかというでかい問題があります。
制限受けてる状態だと、どうしても「開催しても赤字」になるので大規模大会の開催は絶望的だと思います。
tumbling down tumbling down tumbling downな感じです。
クロブラはなんとか開催ができる状態なので微妙な規模ながら続けていますが、海外見てると世界的にもでかい大会は来年以降もまだまだ厳しそうです。ウメブラもまだ厳しいと思います。
クロブラ以外にも、自分がスタッフとして協力しているえふすまなど小規模のイベントは再開しつつあるので、大規模大会復活に備えてそちらの方にも参加していただけると嬉しいです。
小さいことかもしれませんが、小規模イベントでも継続して参加していくことができればオフイベントに活気を持たせることになりますし、満を持して大規模開催です!となった時に人が埋まらない、みたいなことはなくなるのかなと思います。
特にでかい大会は1回赤字出ちゃうと継続して同規模はやりづらいです。埋まらなければ規模を縮小されると考えてもいいと思います。
イベントも人が来なければ終了なので、開催した時はタイミングがあえば是非参加してほしいなと思ってます。
また、11月のクロブラも今後募集ページを作りますので、今月できない分来月会場で楽しみましょう。
クロブラ常連の注目すべきスマブラDXプレイヤーを紹介するぜ!
クロブラのDX部門はコロナ禍になってから長いことトーナメントの開催ができていないんですが、特にスマブラSPからスマブラの界隈に入った方、「国内のスマブラDXのプレイヤー」って知っていますか?
クロブラは全国でも少ない「スマブラDXとSPの同時開催のオフイベント」です。
折角クロブラに参加するのであれば、「他界隈だから…」「スマブラDX知らないから…」で大会に参加するのはちょっと勿体ないかなと思います。
普段は関わりがないかもしれませんが、プレイヤーのことを少しでも知っていたら大会が少しでも楽しくなるのでは?と思い、特にクロブラによく参加してくれる注目のプレイヤーを勝手に紹介しようと思います。
Natsu
最近話題のなつ選手です。
スマブラSPもやっており、両方で成績を残している数少ないプレイヤーです。国内スマブラDXランキング(2019)では14位となっています。
また、先日のスマブラSPプレイヤーとして企業からのスポンサードを受けたこともあり、今後の活躍が期待されます。
この度、HANAGUMIに所属させていただく運びとなりました!
— Natsu@HN (@lemon_ROBcf) 2020年9月30日
これからもより強くなるために、変わらず活動していきます!
応援よろしくお願いします!! https://t.co/w82hf3gVrO
DXでのメインキャラはアイスクライマー。過去にはファルコンなども使用していました。
まだ20歳と、DXプレイヤーの平均年齢を考えるとかなり若いので、今後どのように成長していくか、上位陣にどう食らいついていくか、というところに期待が高まります。
クロブラではスタッフも兼任してくれており、DXのトーナメント進行役としても協力してくれています。
ふぁるぱん(falpan)
クロブラDXのGF常連のふぁるぱん選手。国内スマブラDXランキング(2019)では5位の強豪です。
家から遠いにも関わらずクロブラ初期から何度も来てくれており、GFで熱い戦いを見せつけてくれました。
名前的に「メインはファルコンかな」と思わせつつ、使用キャラはフォックス、ファルコ、たまにリンクも使ってトーナメントを勝ち抜きます。
リンクはDXでは強キャラの枠には入っておらず、どちらかと言うと弱い部類ではあります。
なんだよ舐めプか?と思わせつつ、クロブラやマスターハンドなどのトーナメントシーンでもリンクを出して会場を沸かせます。
リンクの対ファルコンボ pic.twitter.com/rA1IfSecpd
— 大竹39 (@falppops) 2018年6月11日
またDXだけでなくスマブラ64もやっているので、64スマブラに興味がある人は声をかけてみてもいいかもしれません。
Sanne
クロブラと言えば忘れてはいけないのがこの男。
国内スマブラDXランキング(2019)2位、クロブラDX最多優勝経験者のSanne選手です。
彼の使うフォックスは操作精度が非常に高く、リフレクターで正確に相手を運んでいく姿は「Sanne運送」と呼ばれています。*1
クロブラ会場で見かけるぐらいで会話したことないスマブラ4勢、SP勢の人からは「ずっと顔を強張らせてる怖そうな人」と思われてるようですが、実際は全然そんなことはなく、ユーモアに富んだ面白い人です。
#クロマキ宅オフ
— クロマキバレット🍗14キロ (@kiba_ssbm) 2018年8月16日
聖霊王「このネームタグどうすか(せい0O)」
Sanne「せいの部分がちょっとダサい」
Sanne「俺も作るか($@Nぬ)」
Sanne「せい0Oよりダサくなった」
また使用キャラがフォックスというところもあるのな遅延にとても敏感で、ブラウン管テレビの1Fレベルの遅延も判断できるそうです。*2
クソ笑った pic.twitter.com/mmgqP8kPAC
— クロマキバレット🍗14キロ (@kiba_ssbm) 2020年9月30日
実力に関しても国内2位(aMSa選手を除いたランキング)であり、DXのトーナメントシーンが復活した時にどのような活躍を見せてくれるのか、楽しみです。
終わりに
界隈外からは「DX勢は奇人変人が多い」、みたいな偏見を持っている人もいるかもしれませんが、それは割とあっています。
そもそも、今もなおスマブラDXという2001年のゲームを続けている時点で一般的には変人扱いされると思います。普通の人は新作が出たら新作をやるんです。わざわざブラウン管を確保して中古屋でコントローラを探してゲームキューブ起動したりしません。
でもこのゲームが楽しいから、好きだから続けているという界隈全体の熱い思いがあるということ、まだまだ盛り上がるトーナメントシーンが存在するということはスマブラSPのプレイヤーやスマブラ界隈外の人にも知っておいてほしいです。
クロブラやBGWなどのスマブラDXトーナメントがいつ開催できるかはわかりませんが、復活した際には是非プレイヤーにも注目して観戦していただければと思います。
*1:Twitter@melee_sanneのヘッダーにも現れています
*2:ブラウン管は理論上遅延がないと言われていますが、個体差はあります。参考 https://midorism64.hatenablog.com/entry/2019/09/14/221810#%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E7%AE%A1%E3%81%A7%E7%99%BA%E7%94%9F%E3%81%99%E3%82%8B%E9%81%85%E5%BB%B6%E3%81%9F%E3%81%A1
トーナメントの基礎知識
スマブラのオフイベントやいろんなゲームでの競技シーンも増えていると思いますので、トーナメントに関する基本的な知識を書いてみます。
自分はスマブラ勢なのでスマブラの大会をベースに書いていますが、他の大会にも流用できる知識だと思います。
競技形式
ひとことにトーナメントと言えど、トーナメント形式はいっぱいあります。
日本では「トーナメント」と言えば勝ち抜き戦のイメージがありますが、英語では勝ち抜き戦に限らず「大会」の意に近いようです。
総当たり形式
全員が全員と対戦する形式。
8人いれば自分以外の7人と全員対戦します。
スマブラ界隈では競技人口爆発するまではほとんど総当りで予選をやっており、現在も使用するところは多いので浸透しているかと思います。
スポーツの例で言うとサッカーのリーグ戦でしょうか。
特徴:ブロック内の全員と対戦できるため対戦数が多いガッツリ型。
メリット:全員と当たるので序盤での番狂わせが起きづらい。
デメリット:全員と対戦することになるので時間がかかる。
スイスドロー形式
スイスドローは全員「○回戦う」*1というのを予め設けておき、勝率に応じて次の対戦相手が決まります。
例えば、1戦目やった後は1勝の人同士、1敗の人同士で2戦目を実施。
その後2勝同士、1勝1敗同士、2敗同士で3戦目を実施…という風に勝率で次の対戦相手が決まります。
厳密には違いますが、相撲も一部はスイスドローのような対戦形式となっています。
スイスドローを本戦とすると、早期敗退がなくなるのでダブルエリミよりも全体の対戦数が増え、総当たりよりも早く終わるという利点があります。
反面、各ラウンドの全試合が終わらないと次のラウンドに進めないため、特にオフ大会では台数の問題から本戦での採用はなかなか難しいと思われます。また結果次第で次の対戦相手が異なるので、「こっちの進行早いから先にやっちゃおう」というのはできません。
あくまでも 対戦→結果報告→入力→次のラウンドへ の流れを崩せないので、スムーズに報告から結果入力ができないと進行が遅れてしまいます。
また、本戦で行う場合は対戦カードの選出が難しいとか、盛り上がりに欠けるなど問題点もあります。
特徴:ダブルエリミネーションより試合数が多く、総当たりより全体の時間が短く済むハイブリッド型。
メリット:総当たりより短く、ダブルエリミより全体の対戦数を稼げる。後半は同等のレベルの人と当たりやすい。
デメリット:全試合が終わるまで次の工程に移れないためある程度の対戦台が必要。GF等はないので外から見ると盛り上がりに欠ける。1回負けると実質優勝を逃すことになる。
シングルエリミネーショントーナメント
一度負けたら終わりの勝ち上がりトーナメント。一般的にはこれが一番馴染みがあるものだと思います。
例を挙げると高校野球などが該当します。
競技者が多数いる中で1プレイに数時間かかるようなタイトルであればこの方式が有力かと思われます。
すぐ終わるのでサブイベントなど軽いトーナメントをするときには便利です。
ちなみに、下記のようなトーナメント表も、表の見せ方が違うだけでシングルエリミネーションです。
特徴:スタンダードな勝ち抜き型。
メリット:トーナメント進行が早く終わる。運営には優しい
デメリット:序盤の組み合わせで大きく左右されてしまう
ダブルエリミネーショントーナメント
勝者側、敗者側の概念があり、勝者側で負けると敗者側のトーナメントを進める方式です。つまり、1回負けても優勝の可能性があるトーナメントです。
スマブラに限らず、格闘ゲームなどでもこの方式が主流となります。
ゲームの界隈では普通ですが、一般的にはあまり根付いていないルールなので、初めてスマブラの大会に来た人がルールを知らずに1回負けて帰ってしまう、というのは割とある話です。
特徴:スマブラや格ゲーなどの対戦ゲームのトーナメントシーンのデファクトスタンダード。
メリット:試合の進行等がわかりやすい。1回負けてもまだ優勝を狙える
デメリット:順序良く進行しないと「あの試合が終わらないから敗者側が進められない」になりがち
トーナメントの組み合わせについて
基本的には後述するトーナメントツールでは自動で並べ変えてくれるところなんですが、強さによって配置する先が変わってきます。
例えばクロブラの予選ブロックの割振りですが、画像右の縦に並んでいるものが過去の成績などを参考に運営が並べたシード順、左の各プールに割当たっているものが強さ順に並べているものを割り振った各ブロックです。
つまり、強さが各ブロック均等になるように、以下のように割振りしてブロックを決めています。
プールA1 ① ⑯ ⑰ …
プールA2 ② ⑮ …
プールA3 ③ ⑭ …
プールA4 ④ ⑬ …
プールB1 ⑤ ⑫ …
プールB2 ⑥ ⑪ …
プールB3 ⑦ ⑩ …
プールB4 ⑧ ⑨ …
1人ずつ配置し終わったら折り返して配置し、全体のバランスを取っています。
ダブルエリミネーションのトーナメントに配置するときも同じ考えで、1位と2位は一番最後に当たるように、強い人は弱い人と当たるようになっています。
予選の総当たりからダブルエリミのトーナメントに配置される場合は、ブロックの1位と4位、2位と3位が当たるように分配されます。
ここは普通はツール側がやってくれることなので自分で考えて配置しないといけないわけではないですが、知識として持っておくといいと思います。
形式ごとの対戦時間の話
トーナメントの形式によって、結構対戦時間というものは変わってきます。
例えば64人で予選を行い半分に人数を絞りたいという場合。
いきなりダブルエリミで上位半分まで、と絞ってやってもいいんですが、それだとあっさり終わってしまうので、時間に過度な制限がない場合は総当たりとかを実施するかと思います。
ただ総当たりにするとちょっと時間が…今回は人数が多いから他の方法は…みたいなことで予選の方針をどうしよう、みたいなのはイベントを開いていると起こりがちです。
対戦時間がどのくらいかかるかな~っていうのを毎回手計算してたんですが、毎回計算をやるのは面倒&自分がどう考えているかイベントスタッフ内に共有する必要があってこれまた面倒なので、計算できるツールが欲しいなと思って作りました。
とりあえず予選でよく使われる総当たりと、それと比較対象になりやすい(と思われる)スイスドローの時間計算をできるようにしてみました。
左の◎ついているところに数字を入れると、総当たりとスイスドローの全工程の時間が産出されます。(計算式間違ってたら教えてください)
どういう計算式で全体の時間計算しているかはスプレッドシートを直接見ていただければ…と思います。
シングルエリミは単純な足し算なのでめちゃくちゃ簡単なんですが、ダブルエリミは勝者側が終わるまで待ってから…とかいろいろ考えないといけないので時間ができた時に作ろうと思います。
ちなみに参考までにこの前のクロブラ22の話。
6人総当たりBO3で実施するつもりだったので、計算上は約2時間となっていました。
実際長引いたブロックでも90分ほどで終わったので、スコアの記入や待ち時間なども含めても大体1試合当たり18分ぐらいで終わっていたということになります。
もちろんBO3なので最初の2戦で終わってしまう場合もあり、使用キャラによっては一瞬で終わったりといろいろあると思いますが、初めてトーナメントを実施する場合にどのくらい時間がかかるかわからないというときは、想定される対戦時間のMAXで考えておくと問題なく進行することができると思います。
トーナメントツール
トーナメントシーンでよく使われるツールです。競技内容や規模によってどれが最適かは変わってくると思います。
challonge
恐らく知名度があり、一番利用されているのがchallongeでしょうか。
2009年から存在するトーナメントが簡単に作成できるサイトです。Logitech(Logicool)が作成しています。
手軽に作れるので、32人程度のトーナメントでサクッと作りたい時などはこれを使ってます。
smash.gg
対して2015年に誕生した比較的新しいのがsmash.gg。その名の通り、海外のスマブラ勢の有志によって作成されました。
元々は スマブラ用に作られていましたが、かなり使えるツールということでEVOなどでスマブラ以外のゲームで活用されることが増えてきました。
smash.ggひとつで参加者の登録、対戦データの蓄積、トーナメント管理など行えます。
またスマブラ等のゲームでは使用ステージ、使用キャラクターの表示、オンライン用の機能もついており、込み入ったトーナメントやるだとか、慣れてきて管理を楽にしたいという場合はおすすめです。
Tonamel
もっと新しいものとして、面白法人カヤックが制作して最近目にするようになったTonamelもあります。
自分は利用したことがないのですが、国産のトーナメントツールということでどのようになるのか今後に期待です。
終わりに
トーナメントに関する基本的な内容を挙げてみましたが、これからトーナメント開こうという方に参考いただければ幸いです。
現在大会を開いているような方には既知の情報だったかもしれませんが、基本的なことってなかなか触れられないことが多いので記事として残しておくべきかなと思ってます。
プレイヤーというよりは運営側の人間なので、新規のオフイベントが増えている今こそこういう情報はアウトプットしてなるべく共有していきたいですね。
箱根へ旅行に行きました
去年のこの時期もスマ勢と旅行で別府へ行ってたんですが、今年も思い付きで旅行することにしました。
ということで先日のクロブラ後、箱根へ旅行に行きました。
その前日のクロブラ当日、鳥貴族後にピザを食べに行きました。
オダピザさんより場所を提供していただけるとのことなので、ゲームをしつつピザが食べれる空間として利用させていただきました。
10人ちょっとなら入れそうですね。
今後飲み会の時に利用させていただこうと思います。
で、1時までピザ食べて飲んだあと翌日昼過ぎに出発、小田原に着。
箱根と言えばエヴァの第3新東京市があるところ、ということで現在イベント期間らしく、駅降りてすぐのバス停にはアスカがいました。
なんか色んなところにスタンプラリーするとことかあったみたいですが、全部回るまで体力持ちませんでした。
到着後、温泉に入り、身体を休めたあとに晩ごはん。
すき焼き、美味しゅうございました。
その後、ひたすらみんなでボドゲをしながら酒を飲み、悪酔いしてめっちゃ絡んでくるようになったやまだんさんの対応をしつつFGOの周回をして(イベントやる時期が悪すぎる)夜を明かしました。
自分は飲んでもそんなに変わらないか、どちらかというと眠くなるタイプなので多分周りに迷惑かけてることはないと思うんですが(多分)、飲み過ぎには気をつけようと思いました。
一度10時間ぐらい飲んでて小田急登戸駅でトイレに駆け込んで動けなくなったことはありましたが、記憶にある限り酒飲んでやばかったのはその時ぐらいですね。
6時過ぎまで騒いでいましたが、朝飯も近いので30分程度仮眠をとって朝ごはん。
朝までドンチャンやってた組は、ぶっ倒れたままで声かけても反応がなかったので代わりに朝ごはん食べておきました。
夜と朝のご飯がついてて12,000円だったので値段もお手頃で良かったですね。
さあ帰るかという時に箱根の厳しい坂を登って駅まで向かってたんですが、数時間しか寝てないやまだんさんが駅まで辿り着けず倒れてしまったので保護して1時間ほどトイレ休憩することに。
待ってる間に蝶が靴に止まってきて、写真を撮ったんですが、
その後直接スマホに止まってきて「うおっすげえ!止まったぞ!」ってテンション上がってました。
写真を撮ろうと思ったけどスマホにくっついてるので決定的瞬間を撮影できんやないかい、というもどかしさがありましたが、その後スマホを触れずいつ飛び立つんだろうなーと眺めてました。20分くらい。
早く振り払えば良かったんですが、久々に自然を感じたので触覚とか観察してました。
待ってる間にきみさん以外の旅行メンツとは別れてしまったのでそのまま帰宅したんですが、満足行くまで遊べたので久しぶりに楽しいオフになりました。
いやーコロナで出禁食らってましたがやはり旅行は楽しいですね。
次は北海道に行きたいです。
クロブラ22 お疲れさまでした
9月19日(土)、クロブラ22を開催しました。お疲れさまでした。
予選
今回は「総当たりBO3」で実施しました。
前回48名でのトーナメント時は予選もトーナメント形式で行ったんですが、17時ぐらいに全工程が終了してあっさりした大会になってしまいました。
そこで今回は、全体の試合数が少ないのを補うため、予選にて試合数を増やすことにしました。
大会ルールを変える際は、試合時間の計算をします。
6人×8ブロックの総当たりのため、各ブロックの試合数は((6*6)-6)/2=で15試合。
3モニタで行うため時間としては5試合。
1試合はキーコン作成1分、ステージ選択等で1分、対戦時間が7分で1+(8*3)=25分。
25分×5試合で125分。約2時間。
2Waveで4時間かかりますが、前回は13時トナメ始めの17時終わりだったので、15時に始めれば19時には終わる計算でした。
そのため11時トナメ開始で2Waveなら全然間に合うなーということで試しに総当たりBO3で実施することにしました。
計算は最大まで試合が伸びた時の計算ですが、実際は1戦の試合時間7分をフルに使うことはないので、1Wave辺り90分ほどで終えることができました。
次回以降のクロブラでは90分換算で組もうと思います。
配信
配信に関しては今までスタッフの1人に任せていましたが、今回は参加できないということと、1人に役割が集中して誰かが欠けた場合にイベントができなくなる状態だと今後の進行に影響が出るだろうということで、
ひとまずはトーナメントに参加しないクロマキが個人で配信をできるように準備しました。
ただ、トーナメントを行うにあたり、主催が配信に付きっきりになるのは問題が起きた時に対応しづらいので今後の方針は要検討かなとも思ってますが。
今回はいつもより試合進行が順調だったので、配信カードを多く設定しました。
具体的には勝者側はWQF以降、敗者側はLQF以降を全配信としました。
動画化も終わっているので見返したい人は以下のプレイリストからどうぞ。
リザルト
今回の優勝はじゃがいもさん。敗者側からの逆転劇でした!
#クロブラ22 お疲れさまでした!
— クロブラ/神奈川スマブラ対戦会クロブラ (@Kurobra_SSB) 2020年9月21日
今回の優勝はじゃがいもさん(@smabran)でした!
おめでとうございます!
1st @smabran
2nd @twinkle_ssb
3rd @yuzzyuzz04
結果https://t.co/5uo8WTEggQ
(続く) pic.twitter.com/e1juKi23BN
詳細
予選を含めた大会結果はこちら。
KurobraPowerRanking
今回の大会結果をKPRに反映しました。
ランキングとしては上位はだいぶ固定されてきたように思います。
1月の大規模クロブラの比重が高くなっているため、1月のみ参加した人は順位が高くなっています。
今後も予選から総当たりを行うため、予選トーナメントより多くの直接対決の結果が記録として残ることになります。
自分が誰に勝っているのか、何のキャラのプレイヤーに負け越しているのかなど参考にしていただければと思います。
弁当
今回も唐揚げ弁当を作りました。
次回以降も作成予定なので食べたい人は参加申請時に申し込みください。
今日の弁当 pic.twitter.com/igQq9H6SFx
— クロマキバレット🍗10キロ (@kiba_ssbm) 2020年9月18日
次回予告
3週間後の10月10日(土)、第23回クロブラを行います。
早い!と思うかもしれませんがもう1年前に会場の予約は取っていて、当時取れるところを取ってるので大会間のスパンはそれほど考慮するにできなかったんです。
ということで今週末にも10月の大会の募集を開始しようと思います。
詳しくはクロブラのTwitterアカウントで告知しますのでお待ちください。