1年で10キロ痩せた話
本日、先月の健康診断の結果が返ってきました。
去年の健康診断では、日頃の積み重ねから「経過観察」ではなくついに「要精密検査」と出てしまいました。
いつかこの宣告をされそうとは思っていたものの、このままでは生活を切り詰めながら積み立てているiDeCoや積立NISAを活用することなく死んでしまう、これはなんとかしなければ…と去年の結果を受けて健康に気を使うようになりました。
健康に気を使うといっても、食べ過ぎないとか、野菜をしっかり食べるとか、運動をするとか…もちろんそれが大事ということは、小学生から肥満体型の自分でも理解しています。
理解はしていても、行動に現れていないので変わらずの体型なわけですが、そもそも四半世紀ほぼ同じ体型なので「自分の行動の何が根本的原因で肥満に直結しているのか」がイマイチピンときてない状態です。
そこでまずは有識者に助けを求めました。
助けてあすけんのアネキ
自分の現状を知るため、あすけんの女(未来と書いてミキと読むらしいです)に普通に制限などを全くしない状態で食事情報を投げ込んでいき、数ヶ月データを取ってみました。
なお、データを入れ込んでいく過程で北斗ボクシング(フィットボクシング北斗の拳)が発売されたので、そちらにも毎日取組み始めました。
そしてわかったのは、摂取カロリーの過多というのが判明しました。そうだったのか…ｼﾗﾅｶｯﾀ()。
仕事が完全出社に戻ったのもあって昼は家で料理を作らなくなり、夜も遅くなるので食べて帰ることがほとんどに。
日ごろから筋トレとかで鍛えているわけではないので基礎代謝も高くなく、偏った食生活で元々良くなかったであろう栄養バランスが悪化してしまっていたようでした。
あと自炊する際も、業務スーパーで大量購入して安く好きなもの(唐揚げとか唐揚げとか)を作っているのでそれも大きく影響してますね。
大量の唐揚げを摂取するのは自分が生きている証なので、それを絶つのは考えないものとして、昼の食事が毎日コンビニ弁当になっているのが何よりよろしくない。
量も半端でコスパも悪いクセに、脂質特化型のものが多いので、カロリーが高い。
半端なので量が足りず追加で軽いものを食べたり、夜にいっぱい食べたりしてしまう。
いくら毎日帰宅後にゲームの時間を割いて北斗ボクシングでラオウと戦っていようとも(北斗ボクシングもゲームだが)、消費カロリーを超えるカロリーを摂っていては痩せようがないわけで。
コンビニにもたんぱく質重視のものとか、減量向けの食べ物はあるものの値段が高くなるので、それを毎日買うかというとちょっと気が引ける。
では家で毎日弁当作って持っていくかと言うと、残業の続く中でバランスの取れた昼飯を毎日作って持って行くというのはあまりにもハードルが高い。これについてはやる前から絶対続くわけがないのは見えてますね。
毎日食べるので、続かないと意味がない。
ひとまず、あまり量食べてなくても摂取カロリーが高いので生活を変えないといけない、ということがわかりました。
社畜に消費カロリーを増やすのは難しい
では消費カロリーを増やすのはどうか。
そもそも体重が増えるのは消費カロリーよりも摂取カロリーの方が多いからであって、消費カロリーが摂取カロリーを上回れば問題ないはずである。
それではここで社畜の平日のとある一日を見てみよう。
07:00 起床
07:45 家を出る
09:30 労働を開始
18:30 残業開始
21:30 退勤王～TAIKING～
23:00 帰宅・風呂・休憩
24:30 就寝
社畜に平日適度な運動をさせるには、睡眠時間を犠牲にしなくてはならないというのがお分かりいただけただろうか。
いまは特にポケモンスリープでカビゴンを寝かしつけないといけないのもあるので、睡眠時間をちゃんと確保する必要があるのは当然のこと。
あと睡眠直前で運動するのも就寝に影響が出るので避けたいところ。
あれ？平日は何かするの無理では？
とりあえずせめてもの抵抗として、帰宅時は「最寄りの一駅or二駅手前で降りて、歩いて帰りながら信長の野望出陣(位置情報ゲー)をやる」というのを毎日実行するようにはしています。
(ここでもゲームの力を借りて運動をしようとしている…)
目指すは安上がりかつバランスをなるべく取れて無理のない食生活
個人的に同じものだけ食べ続けるのは苦にならないので、完全栄養食の系統でBASE BREADを試してみるかと思ったんですが
1袋300円ぐらいで1食2袋で～って書いてたので1食600円ぐらいする？という値段の面と、割と頻繁に買わないといけないという点で買う前から諦めました。
最初に手を出したのがカロリーメイトオンリー生活。
最近、サバ缶と一緒に食べるといいみたいなのが話題になってましたがその通りで、カロリーメイトのみだと意外と不足しているものもあり飽和脂肪酸がキャパオーバーで思いっきり振り切ってしまうので、あくまでも他の食べ物と組み合わせて食べないといけないようですね(これもあすけんの女が教えてくれました)。
ただ食い合わせ的な問題でカロリーメイトの付け合わせで、カロリーメイトに不足しているもの、例えばサバ缶を食べるかというと微妙なところで。
オンリー生活をちょっとだけ続けてましたが、別の方法を探ることにしました。
やはり1商品だけで全てを摂取しようというのは難しそう、というのがあったので、なんかいろいろ食材を投入できそうなものがいいなーと思ってたんですがありました
カップヌードルProです。
ラーメンではあるので塩分が高いという欠点はあるものの、これだけで1日の食物繊維が取れて、たんぱく質が15g。
ただいろいろ食材を投下しやすく、バフ食材を追加することで食べ合わせもよさそうというメリットはあります。
ということでここ半年ぐらいは、昼飯を完全に固定して
・カップヌードルプロ(醤油orチリトマト)
・ささみ缶
・乾燥きくらげ
・玄米ご飯
・1日分の野菜
というデッキで1食取るようにしました。
カップヌードルプロとささみ缶、1日分の野菜はAmazon定期便で毎月1月分がまとめて届き、乾燥きくらげは業務スーパーのでかい袋に入ってるやつを買ってちょびちょび入れてます。
1食辺り500円程度でコンビニ弁当並みの料金ですが、適当なコンビニ弁当食べるより満足感も高く、極端に不足してそうな栄養素も無い(足りなければぶち込んで食べればいい)ので1食分の栄養としては十分かなという感じではあります。
なお塩分は高い。
高い塩分を調整するにはカリウムは取った方がいいというので、カリウムを含むきくらげとささみはぶち込むのにはちょうどいいのかなという感じではあります。
半年の成果
食生活を大幅に変えて、気休め程度で運動もするようになり、半年で体重が10キロ落ちました。夏の2か月ぐらいで一気に8㎏ぐらい落ちて(ちょうど残業がヒートアップしてきた辺り)、そこからはゆっくり増えて減ってという感じです。
また、健康診断の血液等の検査では
血液一般 C(要経過観察)→A(異常なし)
脂質 C→B(ほぼ正常)
肝機能 D2(要精密検査)→A
というそれぞれに大幅改善が見られました。
酒はそんなに飲んでなかったので、肝機能が知らぬうちにやられていたのは衝撃的だったんですが、一気に基準値まで回復したのは嬉しい限りです。
なお10キロ落ちても未だに肥満なのには変わりがないので、今後も脂肪とは長い付き合いになりそうです(身体測定的にはC判定でした)。
ただ、過激な運動をするわけでもなく、食べるものを意識するだけで体内の大幅改善ができるというのがわかったので、今後も唐揚げを食べていくためにも日頃食べるものには意識していきたいなと思います。
