顧客が本当に求めているものは顧客にはわからない
業務で案件の打合せとして頻繁にお客さんと会話するんですが、なかなか説明が伝わらず苦悩の日々です。
伝わっているような雰囲気で会話が進むものの、実際は全く違う解釈をされていてあとから「思ってたんと違う!」となるやつです。
ITの現場で働いていればよくあることだと思いますが、特に業種がITとは程遠いお客さんだと想像を絶する勘違いをされてしまって「そんなん聞いてない!」が毎日起きます。
また日常的に使用している専門用語が伝わらなかったりするので、説明も難しい。
「フォルダ」と言えば伝わるところを「ディレクトリ」って呼んでしまうせいで、「Tシャツのことをわざわざカットソーって言い直す奴」みたいな感じで認識されてしまっている可能性があります。怖いですね。
専門外の分野を説明してるので、伝わりにくいことは当然なのですが、お金をもらって仕事している以上、齟齬に気が付かぬままのアンジャッシュ状態で開発はやりたくないですね。
なんとか理解してもらうために、
・定期的な擦り合わせの場を設けて仕様の確認や開発中の機能の意図などを共有する
・フロー図を書いてシステムの操作の流れを説明する
・実際に動かしてもらい反応をもらう
みたいなことはやってますが、この辺は自分の説明スキル不足だったり、伝わってない単語で説明しちゃったりとかで問題起きてる場合もあると思うので、伝わりやすい説明ができるようになりたいなと思っています。
学生の頃とかは「プログラマーはプログラムが書ければコミュニケーションを取れなくても何とかなる」とか思ってましたが、開発者はコミュニケーションが取れないとお話になりません。
あともうプログラマーではなくSEなので、直接お客さんとやり取りしちゃってますし、部下にも状況説明とか作業指示しないといけないし、これが仕事なんだなあという感じですね。うわあ頑張ろう。